私は何かと食レポをする。我が味覚は、心底、庶民の平均値のそれだという自負がある。しかし好みによる感想のブレというものは生じるし、何か自覚できない要因で良し悪しが判断できなくなる可能性は常に存在する。
ゆえに私は、各分野で高評価を得ているものをとりあえず食べて、その味を信頼できる “いいもの” の指標として記憶しておくようにしている。つまり、定期的にちゃんと良いものを食って、味覚の精度の維持に努めているわけだ。
今回紹介するのは、私が和菓子関連で指標の1つにしているもの。毎年冬にだけ販売される、虎屋の「虎屋饅頭」だ。これは、本当に丁寧で贅沢な仕上がりの饅頭。





































