「立ちそば放浪記」の記事まとめ (10ページ目)

松崎しげるくらい黒い!『吾妻屋』の暗黒つゆに感じるこの胸のときめきは何? 立ち食いそば放浪記:第198回 埼玉・蕨

関東の立ち食いそばのつゆは黒い。と言うと、マニアから「関西でも黒いつゆあります! 店によります!!」的な意見があがることがあるが、実際大阪出身の私(中澤)が上京して驚いたことの1つはそばつゆの黒さだ。スタンダードの色がすでに黒い

まあ、そんな論争はさて置き、私は黒いつゆが好きである。むしろ、そばつゆは黒くあって欲しいとすら思っている。そして、この度また新たな暗黒つゆに出会ったためお伝えしたい

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【衝撃】並々ならぬこだわりを感じる “そば屋” の新メニューがこれだ →『カレーライスうどん』/ 立ち食いそば放浪記:第197回 埼玉・蕨「末ひろ」

「当店の蕎麦は店主自ら激選した蕎麦粉を使用した香りの強い蕎麦です。自慢の麺に結むおつゆの割合は初代が探しに探し続けた努力の結晶です」──店頭にこんな言葉が掲げられたそば屋を見つけた。求道者のような言葉の端々からは並々ならぬこだわりを感じる

うまいそば屋を求めて色んな街を放浪する「立ち食いそば放浪記」。今まで回ってきた196店の中でも、入店前からここまでこだわりをビシバシ感じる店は珍しい。一体どれほどの蕎麦力(そばりょく)なのか? ゴクリ。そこで入店しようとしたところ……ある看板が目に飛び込んできた。おいおい、マジかよ!?

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肉の絨毯が手打ちそばに浮かぶ! 品川・青物横丁『そば切り うちば』の「肉そば」が激ウマ / 立ち食いそば放浪記:第196回

肉そばが好きだ。柔らかく煮込まれた肉本体の味はもちろん、肉の甘みが染み出したつゆがウマイ。あっさりしたつゆと肉の脂が奏でるハーモニーは、そばとも相性抜群である。

ただ、当たり外れも大きいのが立ち食いそば屋における肉そばだ。肉がかたかったり、値段のわりに少なかったりすることも多いので、私(中澤)は、立ち食いそば屋で肉そばを頼む時は「賭け」だと思っている。今回、そんな賭けに勝ったためお伝えしたい。大勝利だ。

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【狂気】2019年「富士そば」の荒ぶる店舗限定メニューを振り返ってみよう

東京ならどこでも見かける『富士そば』。関東圏で最も大きい立ち食いそばチェーンであり業界をけん引する存在だ。そんな富士そばは、店舗限定メニューが攻めていることでも知られている。巨大なトマトをそのまま入れた「丸ごとトマトそば」など、脳裏から離れないインパクトのメニューがあったりするのだ。

2019年は、そんな富士そばが特に荒ぶっていた気がする。そこで、今年、衝撃を受けた富士そばの店舗限定メニューをまとめてみたぞ

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【保存版】立ち食いそば屋195店を回った男が選ぶ「2019年そばベスト7」 立ち食いそば放浪記まとめ

2019年ももうすぐ終わり。年号が令和になった今年は変化の年と呼べるかもしれない。古いものが終わり、新しいものが産声を上げるサイクル。一方で、私(中澤)が平成から続けているものがある

うまいそば屋を求めて色んな街を放浪する「立ち食いそば放浪記」だ。2015年から開始して第195回を数えるこの連載。今年レポートした店を数えてみたところ58店だった。話題の店から変わり種まで放浪した2019年。その中から独断と偏見で選ぶベスト7をここに発表したい。

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【関西の富士そば】『都そば』が東京都心部で唯一出店している場所がここだ! 立ち食いそば放浪記:第195回 銀座~有楽町~日比谷

街を歩けば『富士そば』に当たる。それほどに東京ならどこにでもあるこの店。そばチェーンと言えば富士そばという人も多いのではないだろうか。一方、関西ではこれが『都そば』になる

大阪出身の私(中澤)の実家の前にも『都そば』があった。安い・早いで、本当になんでもない味なんだけど、たまに食べたくなるのは大阪生まれ大阪育ちの性(さが)なのか。そんな『都そば』が都心で食べられる唯一の場所を発見したので行ってみたぞ

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そば屋なのに今川焼が人気! 三軒茶屋かしわやの『チキングラタン今川焼』が激ウマだった!! 立ち食いそば放浪記:第194回

意外性にキュンとする。映画版ドラえもんのジャイアンは正直カッコ良い。たとえ、「見せ場でだけ善行をする性根が腐ったヤツは余計たちが悪い」というのが正論だとしても、私(中澤)は本能的に痺れてしまう。ギャップ萌えおそるべし。

立ち食いそば界においてもギャップ萌えは人気だ。例えば、そば屋だけど本格インドカレーを出す『よもだそば』や、そば屋なのに焼きそばが激ウマな『後楽そば』もその1つ。そして、この度、新たなギャップ萌えの立ち食いそば屋を発見した。

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富士そば4店舗のみで販売している特別な「きつねそば」に隠された秘密 / 立ち食いそば放浪記:第193回 北浦和

ふわふわの油揚げを噛むと「じゅわぁ……」とあふれ出すつゆ。きつねそば is ジャスティス。「所詮油揚げ」という声もあるけれど、ゆえに安く、何よりつゆとの相性が素晴らしい。もはやきつねそばは改良の余地がないほどに完成されている。

と思っていたのだが、富士そばが画期的なきつねそばを発明していた。2019年12月10日現在、4店舗のみで販売されているこの1品。見た目は何の変哲もないきつねそばだが、実は秘密が隠されている

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【小学生かよ】かつ丼に “えび天” がライドオン! 浦和・松月庵の『あいのり丼』がノリノリ / 立ち食いそば放浪記:第192回

ア゛ーーーーーーー! そう叫びながら走りだしそうになった。気持ちが体を追い越す感覚、あなたは感じたことがあるだろうか? 私(中澤)は今まさに実感している。例えるならば、爆発寸前のマグマのように、ワクワクが体の中でうねりを上げている。

そんな気持ちに襲われたのは、埼玉県浦和のそば屋「松月庵」でのこと。この店には、かつ丼に “えび天” がライドオンしちゃってるメニューがあるのDA! これが叫ばずにいられるか!? サイコーーーーーーーーー!!!!!

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「ディーン富士そば」は実現可能か? 富士そばの広報に聞いてみた / 立ち食いそば放浪記:第191回

俳優、ミュージシャン、映画監督とマルチな才能を発揮するディーン・フジオカさん。そんな彼が生タピオカ専門台湾スイーツカフェ「台湾甜商店(タイワンテンショウテン)」とコラボし、『ディーン・タピオカ』を発売したことは記憶に新しい。

ワードの強さで瞬く間に知れ渡ったこのドリンクについては以前の記事でもご紹介しているが……そんなディーンさんが新たなパワーワードを生み出し話題となっている。その言葉とは「ディーン富士そば」。強い

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看板がマジック手書き!? D.I.Y感あふれる立ち食いそば屋『今井橋そば店』に愛を見た / 立ち食いそば放浪記:第190回 東京・一之江

肌に刺さるような冷たい風。冬は苦手だ。だけど、私(中澤)が今、なんだか開放的な気分になっているのは、ここが大きな橋の上で、目の前に雲一つない空が広がっているからかもしれない。

都営新宿線一之江駅から徒歩数分。ゆったりと流れる旧江戸川は、絶景と呼ぶには地味すぎるが、それだけにどこかほっとするような安心感がある。そんな川の近くを歩いていると、明らかに手書きの看板を掲げている立ち食いそば屋を発見した。これマジックじゃね

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看板に名前の書かれていない立ち食いそば屋に入ったら「感銘」を受けた話 / 立ち食いそば放浪記:第189回 森下・深川『芭蕉そば』

月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり──。これは松尾芭蕉の『おくのほそ道』の一節だが、時間を旅人に例えるところがなんとも芭蕉っぽい。

それほどに旅をしたのが芭蕉で、最後の句も「旅したいなあ」という感じの歌である。そんな松尾芭蕉もほっこりしすぎて永住するレベルのそば屋が、縁の地・東京の深川にあるためお伝えしよう。

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【肉20倍増し】富士そば「バクテーそば」のバクテーを3000円トッピングしたらヤバイことになった! 立ち食いそば放浪記:第188回

アインシュタインは言った。「無限なものは2つある。宇宙と人間の愚かさだ。宇宙については断言できませんが」と。この言葉はいわゆる皮肉のようなものだが、日本には実はもう1つ上限がないものが存在する。富士そばの『肉骨茶(バクテー)そば』だ

富士そばの店員さんいわく「いくらでも肉増しができる」というこのそば。以前の記事で肉10倍増しにチャレンジしたが、実際出てきたそばを見て私は思った。「まだイケんじゃね?」と。それなら超えてやろうじゃないか! 限界を!! 肉20倍増しだァァァアアア!!!!

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【悲報】富士そばしのばず店、もはやそば屋ではない / 立ち食いそば放浪記:第187回

突然だが、皆さんは朝食を家で食べる派だろうか? 出勤の準備などで忙しい朝、ギリギリまで寝てしまう私(中澤)は、出勤中に目についたそば屋などに駆け込んでササッと済ませてしまうことが多い。

そんなわけで今朝、自転車をこいでたら富士そばを見つけたので入ってみた。の・だ・が! な、なんじゃこりゃァァァアアア!!

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松屋の新業態『松そば』に立ち食いそばマニアが行ってみた結果 →「十割そば350円で定食のご飯・みそ汁お替わり無料は凄い。ただし……」

ファストフードチェーンの大手・松屋。牛丼やカレーもさることながら、『松乃家』のとんかつや、『ヽ松(てんまつ)』の天ぷら、『ステーキ屋松』のステーキなど、姉妹店のコスパの良さには驚かされるばかりである。2019年11月13日、そんな松屋がまた新業態をオープンした。

その名も『松そば』……そう、そば屋である

ウマイそば屋を求めて色んな町を放浪する「立ち食いそば放浪記」を180回以上連載している私(中澤)。そばと聞けば黙ってはいられない。そこで、ダッシュで行って来たぞ

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蕎麦にそびえ立つかき揚げ天の塔! ウマイ天ぷらが食べたければ千歳船橋『八兆』に行け!! 立ち食いそば放浪記:第185回

突然だが、ウマイ天ぷらを食べたくなった時あなたならどうする? ……何? 天ぷら屋に行くだと? 甘い。まるでハチミツをブチまけるがごとき思想。天ぷらでスイーツでも作る気かッ

じゃあどこに行けばいいのかって? ふふ……! そうくるのを待っていたよ。ウマイ天ぷらが食べたければ千歳船橋の『八兆』に行けばいいのさ! 立ち食いそば屋の『八兆』にね!!

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富士そばの “カップ麺” を元そば屋に食べさせてみた結果 →「これは革命だ」/ 立ち食いそば放浪記:第184回

そばのカップ麺と言えばどん兵衛か緑のたぬき……そんな時代にも終止符が打たれるかもしれない。なぜなら、立ち食いそばチェーンの王者『富士そば』がカップ麺を発売するからだ

2019年11月18日から首都圏のコンビニ・スーパーなどで取り扱い開始となるそうで、その名も「名代富士そば紅生姜天そば(税抜き240円)」である。トッピングが紅生姜天なところに早くも富士そばを感じるが、発売が待たれるこのカップ麺をいち早く入手することができたためお伝えしたい

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「日本一ウマイ」と言われる秘境のそばが東京で! 音威子府そばを実食した男が四谷三丁目『音威子府TOKYO』に感じた “違い” / 立ち食いそば放浪記:第183回

「日本一ウマイ駅そば」と呼ばれる店をあなたはご存知だろうか。以前の記事で、私(中澤)は、蒸気機関車が走っている時代からそんな呼び声があるという『常盤軒』を取材した。

北海道の音威子府駅にあるこの立ち食いそば屋。旭川から約2時間北上するという鬼みたいな田舎だったが、そばが出てきた瞬間、その道のりも報われた気がした。黒光りする暗黒麺は田舎そばが白く感じるレベル。こんなに黒いそば初めて見た!

そんな秘境のそばが東京で食べられるという。なんと、四ツ谷三丁目に音威子府そばを出す店がオープンしたのだ! これってガチなの? というわけで、音威子府そばを実食した私が行ってみた。

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【爆盛り】富士そば「バクテーそば」を “肉10倍増し” にしてみたら登山家の気持ちが分かった! 立ち食いそば放浪記:第182回

出社したくねェェェエエエ! 家のドアが重い月曜日の朝。今すぐお布団の中にダイブしたい。そんな気持ちで、朝ごはんを食べに富士そばに寄ったところ、「2日酔いが吹っ飛ぶ!?」という文字が目に飛び込んで来た。

どうやら『バクテーそば』というものが販売されているらしい。東南アジアのスープ料理である肉骨茶(バクテー)はスタミナ料理としても知られている。

ぜひとも活力は欲しい。だがしかし、メニュー写真のバクテー量では今の私(中澤)を出社させるには少し足りない気がした。そこでバクテーそばを肉10倍増しにしてみたぞ

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駅から離れた立ち食いそば屋に密かに行列! 高円寺『江戸丸』が人を惹きつけるワケ / 立ち食いそば放浪記:第181回

ふらっと入ってツルッと食べられる。そういうところが良さの1つである立ち食いそば屋にとって立地は重要だ。駅から離れているというのは潰れる理由になりかねない。

だが、そんなマイナスをものともせず行列ができる立ち食いそば屋がある。高円寺の『江戸丸』だ。駅から少し歩いた環状七号線沿いにあるこの店が人を惹きつけるワケとは?

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