「自らの限界や可能性に挑戦する」、言葉で聞くと大変美しいことのように思えるのだが、よく考えると他人にとっては理解しがたいことでもある。というのも、限界や可能性そのものが人によって異なり、誰かにはたやすくできることが、ほかの誰かには許容量を超える努力を要する場合もあるからだ。
そしてときに人は、周りから理解しがたいことでさえも挑戦する場合がある。英国人スチュアート・ケッテル氏の挑戦もまた、理解しにくいものである。彼は1個の芽キャベツを手を使わずに山の頂まで運ぶというものだからだ。ハッキリ言って、なぜそんなことをしているのか良くわからない。一体何の意味があるのだろうか?