数年前からよく聞くようになった「ワーク・ライフ・バランス」という言葉。ビジネスパーソンの間ではもはや常識だろう。要は「仕事」と「それ以外の生活」を調和させ、そのどちらをも充実させようという働き方のことだ。しかし、どうやらこの考えはもう古いらしい。
もちろん「ワーク・ライフ・バランス」は今なお議論が行われているテーマだが、その次に来るのは間違いなく「ワーク・〇〇〇〇・バランス」である。そう提唱する企業が現れたのだ。いや、商品と言った方が正しいかもしれない。なにぶん、まったく新しい考え方なので、どういうことなのか具体的に見ていくとしよう。