スーパーの総菜コーナーには、つい手が伸びてしまう不思議な魅力がある。

買うつもりなどなかったはずなのに、気づいたらカゴの中に入っている。私(あひるねこ)にとって、イオンの『パリパリおつまみ皮串』はまさにそういう存在だ。

一見すると普通の鶏皮だが、こいつには、なぜか何度もリピートしてしまう妙な中毒性がある。今回は、私が愛してやまないこの皮串の魅力についてお伝えしたい。

・サイズは2種類

『パリパリおつまみ皮串』は298円(税抜き)の6本入りと、595円(税抜き)の12本入りがある。

一人だったら6本入りで十分だが、さらに深く沼にハマりたい日は、気合いを入れて12本入りを選択することも。初めての人は、まずは6本入りを試すといいだろう。


一般的な焼鳥の「かわ」と違って、『パリパリおつまみ皮串』は揚げ鶏皮串である。居酒屋チェーン「新時代」の名物『伝串』を想像するといいかもしれない。

が、この皮串はあれよりもさらにジャンクだ。『伝串』がB級グルメなら、『パリパリおつまみ皮串』は、もはやC級に足を踏み入れていると言ってもいい。


そこらの串料理が泣いて逃げ出すほどの “やさぐれ感” こそが最大の魅力である。数あるイオンの総菜の中でも、屈指の意識の低さなのだ。

・名前に偽りあり

その証拠に、本作には見過ごせない欠点がある。買ってきたままの状態だとパリパリしているのだが……。


レンチンすると……。


パリパリじゃなくなる。


そう、自ら『パリパリおつまみ皮串』と名乗っておきながら、温めることで、ややクニュっとした食感になってしまうのだ。



・買ってしまう理由

しかし、それでも私が毎回カゴに入れてしまうのには、決定的な理由がある。それがこの特製タレである。


このタレはただ甘辛なだけではなく、袋にも書いてあるようにコショウ系のスパイシーな味付けになっており、それがこの鶏皮串の中毒性を一気に引き上げ、他にはない独自の存在感を確立する一因となっているのだ。


正直、私はこの特製タレを目的に『パリパリおつまみ皮串』を買っていると言っても過言ではない。だから別にパリパリしていようが、していなかろうがまったく関係ないのだ。


タレをまとうことで、『パリパリおつまみ皮串』は至高のつまみとしていよいよ完成する。ビールとの相性の良さときたら圧倒的で、気づけばグラスが空になっていることもしばしば。

もちろんチューハイやハイボール、赤ワインともよく合うぞ。むしろ合わない酒はないだろう。驚異のコミュ力。



・抗えない魅力

先ほど『伝串』の名前を出したが、どこかチープで、なのに異様な中毒性を誇るという意味では、「串カツ田中」の『無限串』と近いかもしれない。

後を引くタレの味わいと、鶏皮の食感の組み合わせはまさに唯一無二。この皮串からしか摂取できない快楽が、たしかにある。


あなたもこの商品をイオンで見かけたら、だまされたと思ってぜひ一度試してみてほしい。ただしその際は、ビールをいつもの倍冷やしておくことを強くオススメするぞ!

執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.