ロケットニュース編集部は、過去5年間で約1400本の福袋記事を公開している。

2021年は200本で、2022年は250本で、2023年は230本で、2024年は321本で、2025年は353本だから合計1354本！

厳密に言うと、すでに販売されている2026年版の福袋もすでにいくつか記事にしているから、もう少しある。

いずれにせよ、それだけ膨大な数の福袋を買いまくっていると、記者それぞれ「開封するのがマジで楽しみな福袋」が出てくるもの。

・今年も発表！　個人的イチオシ

たとえば、私（和才）の場合はコメダ珈琲店である。

この企画で私は毎年コメダを挙げているが、今回もまたコメダだ。それほどコメダは強い。とくに、店舗で買えるタイプのコメダ福袋は強い。

何が強いかって、お得さと個性のバランスが絶妙なこと。コーヒーチケット1冊とスナックチケットだけでも十分お得なのに、毎年何か気になるアイテムを入れてくるのが素晴らしい。

難点を挙げると、予約競争が年々ハードになっていることか。なので「店に行ったら完売してた」と嘆く人もいるだろうが、その場合はオンラインショップ限定のコメダ福袋を狙うのもアリ。

こちらはコーヒーチケットなどが入っていないが、その分コメダの個性が爆発している。コメダマニアならオンライン限定バージョンが断然おすすめだ。

参考リンク：コメダ珈琲店「2026年コメダの福袋」

……という具合に、とりわけ楽しみにしている福袋があるわけだが、他の記者はどうなのか？　気になったので聞いてみたから、以下で記者それぞれのコメントとともに報告しよう。どうぞ〜！

・砂子間正貫 → スターバックス

砂子間正貫「私が最も楽しみにしているのは、高い抽選の壁を突破しなければ手に入らないスタバ福袋だ！　毎年しっかりお得なうえに福袋限定アイテムまで入っているからマジで手に入りづらい。当たったら超ラッキーである！

もし当選したら2026年もきっと良い1年になるだろう。そういう運試し的な要素もあるのがスタバ福袋なのだ。頼むから当たってくれェェエエエエエ！」

参考リンク＆画像：スターバックス「スターバックス福袋2026」

・原田たかし → HUAWEI（ファーウェイ）

原田たかし「去年たまたま見つけて買ったのだが、謎に縄跳びとネックピローが入っていたのが印象に残っている。それでいながら、電子機器もちゃんとお得に入っていたから盲点というか何気に狙い目な気がする。

アメリカの規制が……って気にならないなら試してみる価値あり。今年も売られるならもちろん買いたい」

参考リンク：HUAWEI（公式TOP）

・佐藤英典 → 元祖仲屋むげん堂

佐藤英典「福袋といえば、お店やメーカーの年初の挨拶だと私は考えている。だが、これを好機と何でもかんでも袋に詰め込んで、とにかく買わせればいいと考えているところが多くて、福袋も良し悪しだなと毎年思ってしまう。実に嘆かわしい！　

そこへいくと、アジア雑貨の元祖仲屋むげん堂の清々しいことよ！　2000円にもかかわらず、お店が心配になるほどいろいろ詰め込んでくれている。

もう毎年書いていることなのだが、いい加減、値上げをしてくださいとお願いしたい。ただでさえ円安で輸入雑貨を扱うところは大変だというのに、ひょっとすると次の福袋も価格据え置きの可能性は否めない。やりかねん、むげん堂なら。本当に気持ちの良い福袋を買いたいなら、むげん堂はマジでオススメです！」

参考リンク：X @MUGENDO1978

・高木はるか → サマンサタバサプチチョイス

高木はるか「かつては中身が完全にランダムで、「鬱袋」と呼ばれていたことまであるサマンサタバサ系列の福袋。しかし、世間の声を反映してか、ここ数年は中身が見えるタイプに切り替わっていた。

プチチョイスも例外ではなく、デザイン固定で色だけランダム。無難に可愛い財布がゲットできる反面、ドキドキが感じられなくなって残念に感じていた。

ところが、である。先日公開された今年のサマンサタバサの福袋をチェックしたところ……むむっ？　中身が非公開なタイプに回帰しているように見えるぞ!?

再びチャレンジングなサマンサタバサが見られるのか？　可愛い財布はゲットできるのか??　ふたつの意味で、非常に楽しみにしている」

参考リンク：サマンサタバサプチチョイス「2026福袋」

・イナバタクヤ → うんこ福袋

イナバタクヤ「ロケニュー福袋特集が始まって以来の大問題作「うんこ福袋」

その中身は、うんこタオルに・うんこステッカー。挙げ句の果てに うんこミネラルウォーターなど、全力で『うんこ』に特化した爆笑必至のクソみたいな内容となっている。

個人的にだが……この福袋を購入したおかげか、この1年やたらと運が良かった気がする(笑)。今年も販売されるのならば、ぜひとも購入して2026年のウン気を養いたい！」

参考リンク：UNCO.SHOP

・冨樫さや → 焼肉きんぐ

冨樫さや「毎年イチオシしている「焼肉きんぐ」の福袋。食事券が目的になりがちな飲食店福袋において、むしろ同店のメインはオリジナルグッズだ。ユーモアたっぷりの「赤身肉」コレクションが増えていくのは楽しく、飲食店福袋のお手本のような存在だと考える。

年々競争率が増しているのを肌で感じていたのだが、ついに2026年は「事前抽選制」を導入！　開店前から行列することも、先着順の予約枠を勝ち取るために何時間もサイトに張り付くことも不要になった。

あの地獄が少し懐かしい……などと余裕ぶって申し込んだのだが、結果はなんと落選────!!　現時点では全店舗で受付終了しているが、先日は数店舗限定で追加抽選もあったので、同志はうっすらチェックしておくとよいと思う」

参考リンク＆画像：焼肉きんぐ、PR TIMES

・夏野ふとん → スガキヤ福袋

夏野ふとん「ロケットニュースの福袋企画に参加するのは今年が初めての夏野。 すべてが楽しみと言いたいところだが、岐阜出身としていちばん心待ちにしているのが「スガキヤ福袋2026」だ。

スガキヤは、東海人にとって言わずと知れたソウルフード。そして公式キャラクターのスーちゃんは、お年玉をあげたくなるくらい、ほぼ親戚の子だと思っている（個人的感覚）。

そんなスガキヤの福袋、今年は2つのセットがあるが、ラーメン丼やTシャツなど豪華なスーちゃんグッズやクーポンがついており、正直どちらのセットにするかまだ決められていない……。

さらに抽選で “スーちゃんスカジャン” と “ビッグスーちゃんぬいぐるみ” が当たるという……。スーちゃん、ついにスカジャンになるのか……！　 オンラインでも購入、受け取りができるので全国のスガキヤファンは要チェックだ！」

参考リンク＆画像：スガキヤ、PR TIMES

・K.Masami → ルピシア

K.Masami「新たに福袋を出す会社もあれば、やめていく会社もある。長年福袋と向き合っていると、意外と安定して福袋を出し続けているところは、そう多くないことに気付く。

そんな中、長きにわたり販売を継続してくれているだけでなく、値段的にもかなりお買い得。量を減らすことなく、質の高さも保ってくれている『ルピシア』の安心感といったらない。

このひと袋（というか箱）さえ手に入れておけば、一年間そうそうお茶に困ることはないだろう。正月以降の生活が、ぐっと豊かになること間違いなしなルピシア福袋。

オンラインサイトでは予約がすでに開始しており、まだ購入が可能。毎日飲むものだからこそ、美味しくて良いものを、いつもよりちょっとリーズナブルに手に入れよう」

参考リンク：ルピシア「お茶の福袋」

・P.K.サンジュン → ヴィレッジヴァンガード

P.K.サンジュン「中身がわかっている安心感はありがたいが、最近の福袋はドキドキが足りない。そのドキドキが目いっぱい詰まっているのがヴィレヴァン福袋だ。

考えてもみて欲しい。ものは金を出せば買えるが、金を出してもドキドキが買えるとは限らない。まあ9割がたブチギレてることはさておき、運試しならヴィレヴァン福袋一択だ」

参考リンク：ヴィレヴァン福袋2026

・GO羽鳥 → 楽天市場に売ってるコスプレ系などの福袋

GO羽鳥「これまで様々なレディースアパレルの福袋を買ってきた（着てきた）が、いつも “試練” や “発見” をもたらしてくれるのは楽天市場で売ってる、やや怪しい福袋である。

特に「コスプレ」や「キャバクラ」や「シークレット」など、そこはかとなく “ドン・キホーテの店内の奥のほうにあるカーテンのスペース感” が漂う商品が望ましい。

2024年度は “メイド” という可能性を発見。そして2025年度は “バニーガール” や “水着”　という禁断の領域に踏み込んだ。はたして2026年度は、何が来る？」

・うどん粉 → 四国水族館

うどん粉「数年間にわたってこの水族館の福袋を購入しているが、どの年の福袋にも大人が両手で抱えなければいけないほどの巨大ぬいぐるみが入っていた。しかも生き物の特徴を忠実に再現していたり、実寸大のぬいぐるみだったりとこだわり方が半端じゃない。

今年は何の生き物が家にやってくるのか、今から大変楽しみにしている。巨大ぬいぐるみだけでなく多種多様な水族館グッズも入っていて、「本当にこの値段でいいのだろうか…？」と心配になるくらい充実している福袋だと思う。

年々競争率が上がっているような気がするので、無事に購入できることを祈るばかりだ」

参考リンク：四国水族館

・御花畑マリコ → スナイデルホーム

御花畑マリコ「毎年めちゃくちゃオシャレで着心地のいいパジャマとカーディガン、もこもこソックスのセットを届けてくれるスナイデルホーム。

購入時にガッカリ感が無いようにある程度、デザインやカラーの予告がされるのだが、なんと2026年のパジャマは午年にちなんで、馬モチーフのデザインらしい！　競馬ファンで馬好きの私にとっては、願ったり叶ったり！　きっとスナイデルホームならオシャレな柄にしてくれるはず！　無事に予約できたので、今から届くのが楽しみで仕方がない」

参考リンク：スナイデルホーム「2026年 HAPPY BOX」　※公式サイトでは完売

・江川資具 → ミスド

江川資具「常に購入価格よりもはるかにお得。そしてドーナツをたくさん引き換えられる。「ドーナツが、たくさん」……この世で最も私の好きな日本語の1つだ。2024年は特に大きく弱体化したが、それでもミスドの福袋が特別であることは変わらない」

参考リンク：ミスタードーナツ「ミスド福袋2026」、PR TIMES

・こうへい → モスバーガー

こうへい「かれこれモスバーガーの福袋を購入し始めて、2026年で5年目。1番最初に購入した2021年は3000円だったが、2024年から5000円に値上がりした。しかし、どんなに値上がりしても値段と同等額の「お食事券」が付いてくるという “勝ち確袋” というスタンスは今もなお健在だ。

そしてモスバーガーの福袋といえば、有名キャラクターとのコラボ。2025年までは2年連続「ONE PIECE （ワンピース）」とのコラボ福袋だったが、2026年はどうなるのだろうか？　個人的にはここまできたら、販売価格10000円でキャラクターグッズに加えて、お食事券の期限が2026年いっぱいという、ぶっ飛んだ内容を期待している（※ 2026年はマイメロディ＆クロミコラボで5000円）」

参考リンク＆画像：モスバーガー「2026モス福袋」、PR TIMES

・中澤星児 → ビックカメラ「SIMフリースマートフォン福箱」

中澤星児「スマホが30万とかする今日この頃。私（中澤）は1年に1度電気屋の福袋でSIMフリースマホを購入することで機種変している。毎年狙ってるのはビックカメラのSIMフリースマホ福箱で、大体2万円くらいでXiaomiの1つ前くらいのモデルが入っており、1度買ったらもうこれでいいやとなった。

「最近のスマホ高すぎ！」と思ってる人は電気屋福袋機種変更という生き方もありかもしれないぞ」

参考リンク：ビックカメラ（公式TOP）

・あひるねこ → ナノ・ユニバース メンズ福袋

あひるねこ「最近はあらかじめ中身が公開されている福袋も少なくないが、ナノ・ユニバースに関しては完全なる未知！

分かっているのはアウターやカットソーといったジャンルだけで、何が入っているかまったく予想がつかない上に普通に大ハズレの年もある。

が、だからこそ福袋という感じで毎年ワクワクしてしまうのも事実。2年連続でチャコールのアウターを引いているので、今年こそ違う色が欲しい。またチャコールだったらブチギレるのユニバース」

参考リンク：ナノ・ユニバース（公式通販サイト）

・まろ → 楽天市場 「かにジャンボ福袋」

まろ「億万長者を夢見て年末ジャンボを買う……気持ちはわかるし、買わないと当たらないのはごもっとも。だけれど今まで注ぎ込んだそのお金、戻ってきたことありますか……？

一方、「かにジャンボ」なら、夢を買うことができるうえに、ハズレたとしてもカニが貰える。お金をドブに捨てることなく、届くまでのワクワクを楽しめるのだ。過去2回購入したが、味も良かったしな。

年末ジャンボをハイリスクハイリターンだとすると、かにジャンボはノーリスクローリターン。今年からはお手頃価格のかに福袋も登場していたので、年末年始の運試しにいかがだろう」

参考リンク：楽天市場「海鮮かに処 かに福袋」

・古沢崇道 → JINS

古沢崇道「私は新年1発目の運試しにぴったりなJINS福袋を楽しみにしている。6600円で予約購入すると、1万円分 or 1万4000円分のメガネ引換券をゲットできるという福袋だ。前回、前々回と2年連続でハズレだったので、今回こそは大当たりを引きたいところである。

ちなみに、JINS福袋2026は「オンラインショップ」だとすでにソールドアウト。どうやら受付開始日から1週間ほどで売り切れてしまったらしい。いままでこんなに早く完売することなんてなかったから少し驚いている。予約受付スタートと同時に申し込んでおいてよかったぁ〜」

参考リンク：JINS福袋2026

──以上、18人（私含め19人）の記者のコメントを紹介したが、いかがだっただろうか。

まぁ、上のラインナップにはライターそれぞれの好みが影響していることは否めないが、毎年買いまくった末にたどり着いた福袋なので狙い目と言えるかと思う。

なお、上に挙げた福袋のうち、購入できたものはもちろん本サイトで記事にする予定だ。これから年末年始にかけて怒涛の勢いで公開していくので、お楽しみに〜！

執筆：和才雄一郎
Photo：RocketNews24.