私(耕平)が、ネット上に暗躍する詐欺や悪徳商法などの記事を取り上げるようになってから4年が経過した。その中でも特に力を入れて執筆してきたのが、実在する会社やサービスを装って個人情報を抜き取る「フィッシング詐欺」だ。
2020年のフィッシング詐欺による被害額は約11億3300万円と言われており、2021年になってもその勢いは止まらないどころか、ますます本物と見分けがつかないくらい巧妙になっている。
そこで今年、私が潜入調査したフィッシング詐欺の中でも特に危険度と注目度が高かった記事を3つ取り上げてみた。被害拡大防止の参考にしていただきたい。