現在、日本国内の薄毛発生率は3人に1人という確率らしい。

そんな3人に1人の中に私(耕平)もいるのだが、本日は10月20日の「頭(10)髪(20)の日」ということもあり、薄毛の私が今まで語らなかったこと、そして、私と同じく世間の偏見と闘う「薄毛戦士」たちへのメッセージを本音でお伝えしたいと思う。

・薄毛は遺伝?

「ハゲや薄毛の原因は大半が遺伝によるもの」。こんな言葉を聞いたことはないだろうか?

これはあくまで個人的に感想だが、半分は本当で、半分は迷信だと思っている。

というのも、私(耕平)の家族はおろか、親戚も含めて3親等くらい見渡しても、ハゲ、薄毛は誰一人としていない。

むしろ92歳で亡くなった、ひいジィちゃんですら、白髪ではあったが、最期までフサフサな人生を過ごしていた。

じゃあ、「遺伝っていうのはウソ?」かと言うと、そういうわけでもない。

ハゲや薄毛の原因として、一般的には以下の3つと言われている。


・家系の遺伝によるもの。
・ストレス的な要因によるもの。
・生活習慣(食生活の不摂生や、十分な睡眠時間が確保できていないなど)によるもの。


私の場合は、約10年くらい前から後頭部が気になってきていたのだが、確かにストレスや生活習慣が要因か? と言われると、あながち間違っていないような気がする。

ただ残念ながら、その原因を100%の確率で特定する方法は無いらしいので、さほど気にしていないというのが本音である。


・薄毛の改善方法に対しての本音

私(耕平)も過去に、こちらの記事でも記載した通り、シャンプーや薄毛専門の美容室などに通い、育毛家電の購入など、それなりにお金も使い、様々な方法を試してみたが、明らかに効果が出たものは特になかった。

一つの方法が長続きしなかったというのも原因だったと思うが、未だに私のツンドラ地帯は、あの豊かに生い茂っていた森林に戻るまでに至らない。

ということで、結論になるが「世の中で言われている、ハゲ・薄毛改善法に100%は無い。」と私は考えている。

前述したように、私の薄毛の原因が「ストレスか生活習慣」であるなら、答えは簡単。ストレス耐性を身につけて、不摂生な生活を止めて、健康的な生活を送ればいいだけの話。

そして、この生活習慣の改善の効果は薄毛対策どころか、健康の向上そのものに直結するので、やらない手はない……と思っている。そういった方法論は、ハゲ・薄毛対策の書籍やネットで検索しても、だいたいどこにでも書いてある。


ただ、それがそう簡単に行かないのが、人間の性。

「意思が弱い」とか「結局は言い訳だろ」と言われればそれまでだが、私も含めて世のサラリーマンの大半は現実には、自分のコントロールが下手であるし、職場や取引先との人間関係や、度重なる残業などで、そうしたくてもできない環境の中に生きている。

なので、ストレスや生活習慣の改善は、絶対に意識すべきことだと思うが、薄毛の改善ではなく、将来にわたって健康的な人生を送るために実践すべきだと個人的には思う。


・お金で解決できることもある

これはハゲ・薄毛改善法だけに言えることじゃ無いが、やはりお金がモノをいうこともある。

具体的には「AGA治療」「植毛」だ。

私(耕平)も実は、いくつか専門の病院でカウンセリングを受けたことがある。ただし、治療自体は見送っている。

理由は、単純にお金の問題。

AGA治療には毛髪の後退具合によってランクがあり、だいたい「プラス増毛コース」みたいなものになってくると、月額で30000円~50000円の出費が発生する。

もちろん、その選択肢はアリだと思うが、私はあえてしなかった。

その理由は、とある病院で言われたのだが、まず効果が100%保証されているわけではないのと、そこでフサフサになっても、処方される薬を飲み続けないと、数カ月で元通りになってしまうと聞いたからだ。

要するに、一生フサフサで居続けるためには、将来にわたって終わりの無いローンを支払い続けなければいけないような状態になるということだ。

なので、そこに自己投資することを惜しまない人は、最良の選択肢であることは間違いないと思うが、私の場合はその選択をしなかっただけである。

次に、そう決断したもっと深い理由をお伝えしよう。


・薄毛の悩みを吹っ飛ばす唯一のマインド

冒頭で紹介したように、今や日本人男性の3人に1人が、ハゲ、または薄毛であると言われている。

私も、つい数年前まで、薄毛に悩んだ時期があったが、ある時こんな考えが頭をよぎった。


・この「3人に1人」って。実はかなりの確率ではないのか?
・街を歩いていて、3人に1人の割合の薄毛を見て、いちいち周りの人が気にするのか?
・下手に小細工して、フェイクがバレる方がよっぽどダメージがデカイのではないか?
・そもそも、自分が薄毛であることで人に迷惑をかけているのか?
・何かのイメージキャラクターをやっているわけじゃないので、自分の印象が変わろうと、人様に後ろ指を指されることは何一つしていないはず。


そんな数々の疑問が湧き始めたら、結局、悩むのがバカらしくなってきた……というのが、結論だ。

そう、私は、ある時期から素直に薄毛を受け入れた!

むしろ、私が薄毛じゃなかったら、ロケットニュース24の記者として、貴重な経験を積むこともできなかったことだろう。

なので、世の中の薄毛戦士たちも、まずは素直に自分の状況を「受け入れよう」と声を大にして言いたい。

「いや、俺に限って薄毛とかありえないから……」と斜に構えて気張ったところで、行動は起こせないので、結局何も現実は変わらない。

薄毛に限らず、何かトラブルがあった時も、自分の状況を素直に受け入れることができれば、自ずと改善する意識が芽生えてくる。

そんなリアルな現実を受け入れた、私(耕平)がこれから取り組み始めようと考える「鉄板薄毛解決法3選」を最後にお届けしよう。


・ハゲ・薄毛がカッコよくなる3つの方法

いくら現状を受け入れたと言っても、やはり何だかんだで、薄毛でも「カッコ良くいたい!」という願望は、どうしても捨てられなかったりする。

そして、この感情が無くなった時に、人は衰退していくんじゃないか……と個人的には思っている。

ということで、私(耕平)がこれから実践しようと思っている、誰でもお金をかけず実践することが可能な「カッコいい薄毛」になれる方法をシェアしよう!


その1『髪型は坊主一択』

前から薄くなろうが、後ろから薄くなろうが、それは黒髪と頭皮が織りなす「黒と肌色のコントラスト」によって、視覚的に目立つだけである。

であれば、そのコントラストを出来るだけ、同じ色に近づける努力が必要となる。そのために、すぐにできることと言えば、頭を短髪にする。

すなわち「坊主」にすることだ!

もちろん、スキンヘッドという選択肢もあるが、いきなりツルツルにするのは、いささか抵抗感がある人が大多数だと思う。

その点、坊主ヘアーは世代を選ばないオールマイティの髪型として、薄毛の選択肢としてはベストであろう。


その2『日焼けする』

前述の「黒と肌色のコントラスト」の差を極力無くすために、次は頭皮の色を近づけていきたい。

その方法としては、日焼け以外選択肢は無いだろう。

でも、いい歳の中年が日焼けサロンに入るのは、抵抗がある……。私もそんな気持ちを抱いた時期があった。

ただ勇気を出して、いざ入ってみると何てことは無い。3、4回も通えばいい感じで黒くなっていく。

これで肌が白く、長髪気味の薄毛よりは、イメージは格段に良くなるだろう。


その3『筋トレする』

「頭皮の悲壮感を、肉体でカバーする。」そう、最後の仕上げは筋トレに限る!

自分の体型を意識することで、食事にも気を使うようになり、薄毛の原因の一つである「生活習慣」の改善にもつながる。

ここまで来れば、かなりハイグレードな薄毛戦士と変貌できるだろう!

……とはいえ、私もまだ修行中の身だ。外見も大事だが、それに伴う人間力を身に付けたいと日々、社会の荒波に揉まれながら精進しているつもりだ。

この記事が、同じ悩みを持つ「薄毛戦士」たちの参考になれば、幸いである。

Report:耕平
Photo:RocketNews24.

▼そうは言っても、毎朝のベットに散らかる抜け毛を見て、いつもテンションが下がる……。

▼そして、洗面所でも……。