この世には入手困難なお菓子というものがいくつかある。
朝イチで並ばないと買えない富士見堂の「あんこ天米」や、カフェタナカのクッキー缶「レガル・ド・チヒロ」、完全予約制のうえ購入者からの紹介でしか買えない京都・村上開新堂のクッキーなどなど……。
ここ数年、私がチャレンジした中でも最も入手困難だったのが「霜ばしら」という和菓子であった。
この世には入手困難なお菓子というものがいくつかある。
朝イチで並ばないと買えない富士見堂の「あんこ天米」や、カフェタナカのクッキー缶「レガル・ド・チヒロ」、完全予約制のうえ購入者からの紹介でしか買えない京都・村上開新堂のクッキーなどなど……。
ここ数年、私がチャレンジした中でも最も入手困難だったのが「霜ばしら」という和菓子であった。
八ッ橋や京ばあむと並ぶ京都の有名なお土産、阿闍梨餅(あじゃりもち)。
複数人の友人からおいしいと聞いたことはあったけれど、なんだかんだ機会を逃してこれまでに1度も食べたことがなかった。
しかし……先日京都を訪れた際に、図らずも阿闍梨餅をゲットすることに成功。
これが噂の……! 人生初の阿闍梨を嬉々として食べてみたところ……なるほど、だから皆これをおススメしたくなるのか!
デパ地下を巡っていると、いつどこのデパートで見ても「完売」の札が並んでいるお菓子がある。
先日、完売菓子として池袋東武の「タルティン」を紹介したが、今回紹介するのは富士見堂の「あんこ天米」というお菓子。
一見すると地味な和菓子ながら、銀座の松屋デパート、伊勢丹新宿など名だたる高級デパートで常に完売札が立っているのだ。
煎餅でアンコを挟んだだけに見えるのだが、そんなに美味いのか……? スイーツハンターとして長年気になり続けているお菓子であった。
およそ3年前、筆者は岡山県の銘菓「きびだんご」を初実食する記事を書いた。安政3年(1856年)より続く岡山県の老舗和菓子屋「廣榮堂(こうえいどう)」から「元祖きびだんご」という商品を取り寄せ、レビューしたのである。
その記事において、同店では「元祖きびだんご」の他にも、「黒糖きびだんご」や「抹茶きびだんご」、「スポーツきびだんご」などが売られていると書いたのだが、このたび読者の方から「『スポーツきびだんご』も気になるのでレビューしてほしい」との声を頂いた。
確かに気になりすぎる。ぐうの音も出ない。なぜ筆者は「スポーツきびだんご」なる商品を3年間もスルーしていたのか。なぜ「スポーツきびだんご」なる存在を認知しておきながら、のうのうと3年間も無為に過ごしていたのか。自分でも不思議で仕方ない。
山崎製パンのロングセラー商品「北海道チーズ蒸しケーキ」。
アレはケーキじゃないよね? 昔からずっと思ってたんだよ。それが2023年9月12日、ファミリーマート限定商品でケーキになってたんだ!
「北海道チーズ蒸しケーキのミルククリームサンド」(税込180円)。名前はケーキじゃないけど、スイーツになったんだからケーキと見ていいだろう。
ところで……、商品のトレードマークの北海道のサイズは、新商品と従来品で同じ大きさなのだろうか? 気になったのでたしかめたところ、結果的にトンでもない事実に気づいてしまった!!
私(佐藤)の生活路線はJR中央線である。この路線の事情についてはある程度明るいのだが、他の路線となると、まったくと言っていいほど知らない。とくに私鉄の事情には疎(うと)く、たとえば東武東上線だと停車駅もあまり知らないし、沿線にどんなところがあるのかも把握していない。
先日たまたま上板橋駅を訪ねた際、駅近の商店街で客足の絶えないお店を発見した。そのお店は古くから営業している和・洋菓子店だった。なぜにこんなに人気なのか? 気になるので、列の最後尾に並んで商品を買ってみた!
和菓子よりも洋菓子派の佐藤です。私の人生に欠けていたモノが何なのか、最近ようやくわかってきた。それはもしかして和菓子だったのかもしれない。これまで私の大部分はカスタードクリームとチョコレートで構成されていた。しかし歳を重ねて、「餡子もいいですね」という境地にようやくたどり着いたのである。
そこで和菓子の美味しさを根本から知るために、あんみつ発祥の店「銀座若松」を訪ねた。ガチのあんみつを食べてみて、なるほど! と感じ入るものがあった。
2023年のNHK大河ドラマは『どうする家康』。その関係で、ただいま日本には大・家康ブームが訪れているはずだ。
このビッグウェーブに乗ってご紹介したいのが、愛知県 知多の名物『生せんべい』。
家康ゆかりの品である餅っぽい食感の和菓子なのだが、それだけじゃない。まるで人魚姫のような、甘く切ない恋物語をきっかけに作られるようになったのだ。
正月のお雑煮では餅を3個食べてしまうくらい、餅が好きである。餅を使ったスイーツには目がない。しかし、外食で餅を使ったスイーツって、ぜんざいとかおしるこくらいある。だからこそ、外で餅系スイーツを見かけると心惹かれてしまう。
ある日、渋谷パルコの地下を歩いていたら、餅好きの心をクリーンヒットするめちゃめちゃ美味しそうなスイーツを発見! その名も「出来立て温わらび餅」。
わらび餅が出来立てのうえに温かいとは……。「出来たて」と名のつくものは美味しいと相場が決まっている。これは食べるしかなかろう……ってことで喜びいさんで注文してみたのだが……。
「マリトッツォの次に流行る2022年のスイーツは?」と言われつつ、結局ネクストブレイクが来ないまま、もう10月になってしまった。
主役は遅れてやってくるとはよく言うが、ひょっとしたら、次にくるスイーツは「かりんとう」なのかもしれない……。
その理由は、天下の無印良品が2022年9月下旬にいきなり「かりんとう」を9種類も発売したからである。かりんとうを、9種類も! 渋すぎるだろ……!
みんな大好き、山梨土産の定番「信玄餅」。きなこのかかった求肥に、黒蜜をかけて食べる、日本が誇る和スイーツと言っても過言ではなかろう。
今回紹介するのは、山梨近郊でなければ買えない金精軒の「極上 生信玄餅」である。金精軒は夏季限定の透明感あふれる「水信玄餅」で有名なのだが、夏場以外でもめちゃくちゃ美味しい信玄餅を売っているのだ……!
特に、餅スイーツ好きに絶対におすすめの一品だったので紹介したい。
グルメライター格付けチェック──。それはグルメライターたちが己のプライドを賭けて勝負する “正真正銘のガチ企画” である。敗者は妙に口数が少なくなり、何より疑心暗鬼に陥ってしまう。笑顔の裏で毎回数名が涙を流している、実に恐ろしい企画なのだ。
さて、グルメ記事をお届けするグルメライターたちの味覚は本当に信用できるのか? 早くも第4回目を迎えた『グルメライター格付けチェック シーズン2』は、春らしさ全開の和菓子「桜もち編」をお届けしたい。
ヨックモックのシガールに、モロゾフのプリン、とらやの羊羹(ようかん)……ブランドの代名詞ともいえる銘菓がたくさんある。これを買っておけば間違いないという安心感もあってそればかりチョイスしてしまう。
しかし、この世にはもっと銘菓の影に隠れた、知られざるめちゃウマお菓子があるのではないか? いや、絶対にあるはずだ……! そんなアメリカ大陸を発見したコロンブス的な発想のもと生まれたのが「じゃないほう銘菓」である。
第1回に選んだのはカステラでおなじみ福砂屋の「手作りもなか」。
くらづくり本舗といえば、埼玉県を代表する和菓子店のひとつ。先日、手土産を買いに同店を訪れたところ「航空自衛隊入間基地とのコラボ商品を予約販売しています」と書かれたポスターを発見。なんだか気になったので1箱予約することにした。
詳しく話を聞くと、こちらブルーホエール(シロナガスクジラ)の愛称で知られる「C-2輸送機」が配備された記念に生まれた商品とのこと。入間基地内限定で販売されていたものを全店舗で予約販売することになったらしい。そんなわけで後日、商品を受け取りに行きました。
皆さんは、旅に出た際にどこでお土産を調達することが多いだろうか?
おそらく駅の中の土産物店や観光スポットの中の売店などで購入される方が多数なのではないかと思う。
しかし、今後は是非お土産調達スポットの中にスーパーマーケットも組み込んでみていただきたい。もしかしたら今までよりお得に色々なお土産をゲットできる……かも!?
「越後屋、おぬしも悪よのぅ」「いえいえ、お代官様ほどでは…」「いーっひっひっひ」
最近ではめっきり聞かなくなった……いや実際には一度も聞いたことがないが、強烈に「知っている」感がある悪代官と悪徳商人の悪だくみシーン。欠かせない小道具といえば「山吹色のお菓子」こと賄賂(わいろ)である。
そんな犯罪アイテムをカプセルトイ化した「山吹色のお菓子マスコット」に、なんと第4弾が登場! どれだけ人気なんだ。
「食欲の秋」「味覚の秋」 秋を一言で表そうとすると、食とは切っても切れない。筆者が一番好きな秋の食べ物はズバリ、栗。モンブラン、栗饅頭、栗ご飯、そして……栗きんとん!
口に入れた瞬間にホロっとほどける食感と栗そのものの美味しさが味わえてたまらなく好きなのだが、小さいのにひとつ300円前後と庶民にはちょっと贅沢である。
ある日散歩をしていたら、道路に栗が落ちていた。なんともなしに眺めているとふと思い当たった。「これを使えばタダで栗きんとんが食べれるんじゃないか?」。
――しかしタダより高い物はない。栗きんとんの値段の理由を思い知らされることになったので、共有したい。
なにかと暗いニュースが続く毎日である。仕方がないと言えばそうなのだが、なにかこう、爆発的に元気の出そうなニュースが欲しいぜ……。
──と思ったら! 底抜けに明るい話題が! なんと、『トイレの最中(もなか)』なる和菓子が発売されたという。中身は便器型の最中とあんこのセット。これはつまり………ウ〇チだ!!!!!
スイーツといえば断然洋菓子派の私(佐藤)だが、和菓子の魅力に気づかせてくれるお店に出会った。そのお店「表参道茶屋(omotesando-chaya)」は和スイーツ専門店だ。
ここはスゴイぞ! オーダー制90分食べ放題(ラストオーダー20分前)で税込1850円! 約70種類のスイーツ・ドリンク・軽食を存分に楽しめる。和スイーツ好きには天国のような店だ!