前代未聞の会見だったとも言えるし、テレビ史に残る10時間30分になったとも言えるだろう。
元SMAPリーダー・中居正広氏が起こした女性トラブルを受けて1月27日、フジテレビが記者会見を行った。
中居氏は23日に芸能界からの引退を発表。27日16時から行われた会見にはフジテレビの港浩一社長、嘉納修治会長、遠藤龍之介副会長、フジ・メディア・ホールディングス(FMH)の金光修社長、新たにフジテレビ社長に就任するFMHの清水賢治専務が出席し、詰めかけた取材陣の質問に応じた。
渦中のフジテレビはCMを入れることなく会見の模様をぶっ続けで放送。それだけ多くの社員も今の事態を重く受け止めていることがうかがえる編成となった。
同局の今後を大きく左右することになるであろう会見を、芸能記者及びライターである筆者がどう見たか──ということを書いていきたい。あくまでも1人の芸能マスコミ関係者の私見だということを了承いただきたい。