「鼻毛職人急募いたします。気軽にお問い合わせください」
この貼り紙を見つけたのは、都営新宿線・新宿三丁目駅の改札を出てすぐだった。鼻毛職人……なんというパワーワードだろう。これ以上のインパクトを持つ職人と言えば、稲中に出てきた「パンツ職人」くらいしか思いつかない。
そんなことを思いながら、私は貼り紙のあるブースの方に近づいていった。まるで、「鼻毛職人」に引き寄せられるように。
「鼻毛職人急募いたします。気軽にお問い合わせください」
この貼り紙を見つけたのは、都営新宿線・新宿三丁目駅の改札を出てすぐだった。鼻毛職人……なんというパワーワードだろう。これ以上のインパクトを持つ職人と言えば、稲中に出てきた「パンツ職人」くらいしか思いつかない。
そんなことを思いながら、私は貼り紙のあるブースの方に近づいていった。まるで、「鼻毛職人」に引き寄せられるように。
一般的に、ハンバーガーには何らかの生野菜が挟まれているもの。レタスだったりトマトだったり玉ねぎだったりアボカドだったりと様々なパターンがあるが、それらを見て、皆さんは以下のようなことを思ったことはないだろうか?
目の前にある生野菜が揚げ物だったら……もっともっと幸福な気持ちになれるのに、と。あるいは、言い訳のようにレタスを1枚入れるくらいなら、ぜんぶ揚げ物の方が潔くて良いのに、と。
いきなり本音を書いてしまうと、クレイジーな商品ほど記事的にオイシイものはない。「かつや」が時折出す狂気的なメニューだったり、ヴィレバンの福袋だったり……。常軌を逸していればいるほど、記事を書く立場からするとオイシイ。デカ盛りなんて最高に美味である。
そういう意味で、牛丼をアレンジしたという「つけ麺」は結構いい線いってるような気がした。炭水化物 × 炭水化物を想像してしまうところといい、なぜそれをアレンジするのかと思わせるところといい、“どうかしている感” が全体的に漂っている。
実にいい匂いだ。美味しそうな予感に、食欲が掻き立てられる。……というわけで、食べに行ってみたので報告したい。
「そんな些細な違いどうでもいい」と言われたら返す言葉がありませんが、甘党ならば気になる人もいるかと思うのです。『町村農場 贅沢飲むソフトクリーム』と『マックシェイクバニラ』の間に何があるのかってことが。
遠くから見たら、この2つは全く同じです。いわば、同じ方向に見える山です。人によっては被(かぶ)って見えることでしょう。だけど近づいて見たら、結構な違いがあることが分かったのです。当然と言えば当然ですが、完全に別物でした。
あの『ウルフギャング・ステーキハウス』がデリバリーをやっているらしい。店舗によってはUber Eatsで頼めるらしい。弁当っぽいメニューもあるらしい。──そう聞いたときは意外な印象を受けたが、よくよく考えれば当然であろう。
あれほどの高級店。あれほど会食にピッタリの店。コロナ禍の今となっては、とりわけ被害が大きいのは想像にかたくない。お店としては「何らかの手を打たねば」となるのは至って自然なことだろうが……。
思い切ってデリバリーを頼んでみたところ、配達の方法が高級店らしさ全開だったのは さすがであった。そのため、配達人からの電話を受け取った時点で笑ってしまったぞ。
私はてっきり「焼き鳥」みたいなものが出てくると思っていました。求めていたのはビールに合い、みんなが手を出せる料理。焼き鳥なんて、ピッタリですよね。だけどお店には焼き鳥がなかったので、壁の貼り紙にあった『鴨のカシラ(300円)』を注文したのです。
これほど「おひとりさま」を勇気づける店名が、いまだかつてあっただろうか。その名も『ひとりしゃぶしゃぶいち』 。“1人しゃぶしゃぶ” のあとに “いち” と、 “いち(1)” をダブルにしてくるあたりに、多くの「おひとりさま」は安心感を覚えることだろう。
「何名様ですか?」と聞かれたときに堂々と人差し指を上げられる予感がするのは、私だけではあるまい。店名を見ているだけで、まるで自分のためにあるお店のような気がする……。というわけで、実際に行ってみた。
松屋の一部店舗では「朝弁」がある。朝弁。──その名の通りテイクアウトできる朝定食で、午前5時から午前11時までのサービス。現在のところ店舗限定ではあるが、2021年2月19日の発表では「536店舗が対応」とのことだから、めちゃくちゃレアというわけではない。
そして、内容自体が珍しいわけでもない。と言うか、似たような朝食メニューがすでにある。朝弁はあくまで、以前からお店で食べられるメニューとほぼ同じものが持ち帰り仕様になっただけ。
赤城乳業の『かじるバターアイス』が話題だ。なんでも、めちゃくちゃ美味いらしい。そして、味がめっちゃバターらしい。発売初日から、そんな声がSNSに溢れている。
世の中に美味いアイスは星の数ほどあるが、ここで気になるのは「味がバターそのもの」的な声。一体どこまでバターなのだろう? アイスの割にバター風味が強い的な感じなのだろうか? それとも、もはやバター扱いしても問題ないレベルでバターなのだろうか?
一般的な不織布マスクに比べて、そのマスクはディフェンスの意識がまったく違っているようだった。深い位置にポジションを取っていると言えばいいのだろうか。「深すぎる」と言うべきなのか。「ゴールキーパーの近くすぎる」と言うべきか。
つまるところ、鼻の穴にズボっと入れるタイプのマスクなのだ。繰り返す、鼻の穴にズボッ! である。商品名はそのまま「鼻マスク」と言うのだが、みなさんご存知だっただろうか?
これはベローチェのボケなのか? 最初に商品を見た時はそう思わずにいられなかった。だがよく考えれば、ボケじゃない気がする。おそらく、至って真面目な商品なのだろう。マシュマロをたくさん味わってほしい気持ちと、ちょっとした遊び心が込もっているだけのこと。
だけど、「ボケなのかサービス精神なのかよく分からない」的なところが、かえって商品のインパクトを強めているようにも思う。ウケを狙ったギャグよりも、無意識に飛び出した発言の方が時として強烈なように。
ファミリーマートのピザサンドに、2021年2月16日から『ピザサンド 大阪王将監修餃子味』が仲間入りを果たした。ファミリーマートのピザサンドといえば、『完熟トマトのマルゲリータ』や『Wチーズ&ラザニアソース』が定番というイメージ。
それらに比べて、今回の『餃子味』はかなり異色である。というか、なぜそこを攻めるのか? という気持ちになるのは私だけではないはず。ピザサンドの具になりそうな食材は他にたくさんあるのに、なにゆえに餃子? よほど相性が良いってことだろうか? と気になったので、買って食べてみた。
チューチュープリン。その名の通り、チューチュー吸って食べる(飲む)プリンなのだが、ご存知だっただろうか? 販売店の『プリーーーン!』が大阪・難波にあるから、もしかしたら東京よりも大阪の方がメジャーなのかもしれない。
どちらにせよ、それは小さな問題だ。大事なのは、チューチュープリンはオンラインでも買えるということ。手元に届いたら、とにかくチューチューと吸い倒せばいいということ。そして矛盾するようだが、吸う誘惑に耐えてこそ味わえる楽しみもあるということだ。
話題沸騰中のアプリ「Clubhouse(クラブハウス)」。最近よくニュースなどで取り上げられるSNSだから名前を聞いたことがある人は多いだろうが、バリバリ使いこなしている人はどれだけいるのだろう?
私が思うに、バリバリ派は実際そこまで多くない気がする。というか、私の周りには1人もいない。かく言う私自身、まったく使いこなせていない。先輩の佐藤から招待状を送ってもらい何とか登録できたものの、今も分からないことだらけ。
私がClubhouseについて知っていることと言ったら、招待制だということ。音声型のSNSだということ。会話内容を録音したりメモに残すのは禁止だということ。表記が英語だということ。そして、オカン(64)がClubhouseを設定しようとすると、思わぬところで挫折するということくらいだ。
その店の唐揚げ弁当はハンパなくデカ盛りだと、以前から噂は聞いていた。だから購入前から覚悟は出来ていたのだが……。実物を見たときは、思わず笑ってしまった。想像以上に、弁当のフタが浮きまくっていたからだ。
もはや、フタが密閉することを完全に諦めている。なんというか、これほどまでに仕事する気のないフタを初めて見たぞ。
私は今、自分でも引くほどクサい口で呼吸をしながら本記事を書いている。自慢じゃないが、めちゃくちゃクサい。もしいま警察官から職務質問を受けたとしても、その警察官はおそらく数秒で「あ、大丈夫ですよ」と私を解放するだろう。それくらいにクサい。もはや呼吸すること自体が犯罪なレベル。
しかしながら、私は消臭マスクを持っている。これさえ着けておけば、吐き気を催すような私の息でも外部に漏れることはない! ……と信じて、実験してみることにした。
その売り場では、動物型のチョコレートが売られていた。ゴリラやワニ、ブタなどを象(かたど)ったもので、遠くからだと動物のフィギュアに見えなくもない。ショーケースの中に並んでいると、いやが応でも目を引くチョコレートである。
しかしながら、実はその可愛らしいチョコレートの隣に書かれた文言の方が強烈であった。気づいた瞬間は、混乱したほどに。あまりの無慈悲さに「引いた」と言ってもいい。一体どれほど冷酷になれば、こんなことが言えるのか。
言うまでもなく、いまはバレンタイン商戦の真っただ中である。見た目の華やかなスイーツがショーケースを飾り、それらを求めて多くの人が列をなす。コロナの影響で例年ほどではないとはいえ、街中の雰囲気も普段より甘々だ。
そんな時期に、これ程まで男臭い商品を販売し始めたステーキガストは最高であると、私はまず言いたい。そして、見た目の彩(いろど)りを完全に捨てた勇気を称(たた)えたい。よくぞ、振り切ってくれた!
防水を謳(うた)う商品は世の中に星の数ほどあるが、水の侵入を防ぐことに対してどの程度の気合が込められているかは商品によって異なるもの。「一滴の水も通さない」という気合いバチバチ系の防水商品もあれば、ちょっとの水で弱音を吐く軟弱系もある。
防水加工のマスクをドン・キホーテで見つけたとき、私はそのレベルが気になって仕方がなかった。マスクである以上、そこまで必死に防水する必要はない気もするが、ガードが固いに越したことはない。特に雪の多い地域にお住まいの方にとっては、しっかりしている方が有り難いのではないか?
かと言って、防水への気合が入りすぎるあまり呼吸に影響を与えるようでは、頑張るところを間違えているようにも思う。このマスクは一体どうなんだ? ……と考えても仕方がないから、購入して確かめてみた。
蒙古タンメン中本(以下、中本)に毎日欠かさず通っている熱狂的ファンであっても、『インドラーメン(税込950円)』を知らない人は結構いることだろう。なにせ、これは店舗限定のメニュー。対応店舗(新宿店)に行ったことがなければ、当然ながら食べようがない。
だからこそ、どんなラーメンなのか気になる人も多いはずだ。かくいう私もそうだった。なんといってもネーミングがネーミングである。一体これは何なのか? という気持ちに任せて、食券機のボタンをプッシュ。出てきた食券を店員さんに渡すと……