「映画」カテゴリーの記事 (4ページ目)

【ネタバレなし】『カメ止め』の再来と言われる『侍タイムスリッパー』が最高すぎる! 鑑賞後の満足感ハンパなかった!!

「この映画は2度始まる」のキャッチコピーで映画『カメラを止めるな!』が上映されたのは2018年のことである。低予算で制作され、都内わずか2館から始まったにも関わらず、面白さが口コミで広がって全国上映に至った。

その再来と言われる作品が、現在上映中であることをご存知だろうか? 『侍タイムスリッパー』も同じように、少人数で制作され都内1館から始まり、2024年9月13日より全国の劇場での上映がスタートしている。

実際に作品を見てみたら、これまた最高だったんだよ! 時代劇をテーマに笑いあり涙ありの痛快な人間ドラマだった!!

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映画『エイリアン:ロムルス』は、シリーズ初見も古参ファンも等しく新鮮に恐怖できるぞ! これは、最も初代に近しい後継作の1つかもしれない

2024年9月6日、ついにエイリアンシリーズの新作『エイリアン:ロムルス』の上映が始まった。『エイリアン』と『エイリアン2』の間の時期に起きた出来事を描いている。

監督は『ドント・ブリーズ』シリーズなどの話題作を連発しているフェデ・アルバレス。ホラー・スリラー界で今もっとも注目度の高い監督の1人がエイリアンの新作を作ったらどうなるのか……? 

これが気にならないシリーズファンはいないだろう。私も試写会で視聴させて頂いたが、もしかしたら今作は、シリーズで最も初代に近しい視聴体験を持つタイトルの1つかもしれない。

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【ガチ】子供の頃トラウマになった「エイリアン2」─。約40年ぶりに最新作『エイリアン:ロムルス』を観に行ったらこうなった

人間、長く生きていればトラウマの1つや2つはあるもの。私、P.K.サンジュンにとっては『エイリアン』がまさにそうで、かれこれ40年近くエイリアンとは無縁の生活を送っている。

だがしかし、残りの人生もエイリアンに怯えながら暮らすのはいかがなのもだろうか? というわけで、意を決して最新作『エイリアン:ロムルス』を観に行くことにした。

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【ネタバレなし】映画『ラストマイル』は現代社会に生きる我われに重なり、響く作品でした

映画『ラストマイル』が2024年8月23日公開された。同作は人気テレビドラマ「アンナチュラル」「MIU404」と同じ世界線で起きている、連続爆破事件について描いたサスペンスものだ。

初日にさっそく見てきたが、テレビドラマシリーズが未見であっても全く問題なし。面白いことはもちろん、現代社会に生きる我われに重なり、通ずる部分のある内容となっていた。

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世に衝撃を与えた話題作『ルックバック』の舞台を訪ねる! 作品そのままの田園風景が広がる秋田県にかほ市

大ヒット中の漫画&アニメ映画『ルックバック』。「藤本」から一文字ずつとった主人公たちの名前や、母校・東北芸術工科大学が作画モデルとなっている点など、作者の藤本タツキ先生の経験が色濃く投影されたと言われている。

映画版の舞台は、先生の出身地でもある「秋田県にかほ市」だと押山清高監督が明言。登場人物のひとり、京本のなまりは秋田弁だ。

にかほ市では、これまで数回にわたって公式Xで作品ゆかりの地を紹介し、それらをまとめた「にかほを見てMAP」を作成している。マップを手に、藤野&京本の暮らした街を訪ねてみよう!

※以下、物語のあらすじ、登場人物、設定に関する多少のネタバレを含みます。

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原作を読んでピンと来なかった人ほど観て欲しい映画版『ルックバック』! 心をえぐる唯一無二の作品

この夏、熱く静かな感動を日本中にもたらしている映画『ルックバック』。原作は2021年にWeb漫画メディア「少年ジャンプ+」で公開された藤本タツキ先生の読み切りだ。

当時も大いに話題になったので、「読んだ」という人も多いと思う。異例の閲覧数を記録したほか、著名人が作品を絶賛。

筆者も例にもれず一読したのだが……実は一読しただけで終わってしまっていた。個性的で奥深い話だとは思ったものの、「身に迫る」とか「心をえぐる」というほどには文脈を理解できなかったのである。ところが。

※以下、物語のあらすじ、登場人物、設定に関する多少のネタバレを含みます。

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【夏休み企画】「トイ・ストーリー」や「アナ雪2」を超えた『インサイド・ヘッド2』を娘と観に行ってみた → 2人でメッチャ泣いた

どうやら『インサイド・ヘッド2』の評判がすこぶる良いらしい。世界各地では一足先に同作が公開されており、世界興行収入は14億6200万ドル(2245億円)を突破。これまで1位だった「アナと雪の女王2」を抜いて、アニメーション映画史上世界No.1を達成したという。

ぶっちゃけた話、日本では『インサイド・ヘッド』自体が「トイ・ストーリー」や「アナ雪」ほど人気があるとは思えないが……? というわけで、7歳の娘と『インサイド・ヘッド2』を鑑賞し、人気の秘密を探ってみることにした。

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映画『ツイスターズ』は何も考えず見て盛り上がれる、みんな大好きなハデでストレスゼロのハリウッド映画だ! 前作の知識も不要(ただしイースターはアリ)

いよいよ8月1日から公開となる、映画『ツイスターズ』。おや? このタイトルといい、メインビジュアルといい……どっかで見たぞ? それもそのはず。

1996年に公開された、レジェンド級に有名な映画『ツイスター』と世界観を同じくする映画だ! もはや古い作品と言っても良さそうだが、令和に続編が出て来るとは思っていなかった。

ひと足先に試写会で字幕版を視聴させて頂いたところ……うぉぉおおお、これはだいぶコッテコテな、“あの頃” のハリウッド映画のノリだァァァアアアアア!! 

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和風サイケの最高傑作『劇場版モノノ怪 唐傘』を友達連れて観に行った結果 → 僕「最高やな!」友「スヤア…」

子供の頃から和風アニメが大好きな私(中澤)。思い返すと、小学校低学年の頃夕方に放送してた『THE八犬伝』の4話「芳琉閣」を見たのがハマるキッカケだったように思う。

時代劇なだけじゃなく、白昼夢のような妖しく幻惑的な世界観は当時衝撃だった。こういったトんでる世界観の和風アニメのジャンル名がよく分からないので勝手に「和風サイケ」と呼んでいるのだが……

そんな和風サイケの最高傑作である「モノノ怪」の劇場版アニメ『劇場版モノノ怪 唐傘』が2024年7月26日から公開されている。モノノ怪な時点で最高であることは間違いないので、自信満々に友達を誘って行ってみた。

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【夏休み企画】娘と『怪盗グルーのミニオン超変身』をウルトラ4DXで鑑賞してみた → 父の株爆上がりィィイイ!

世の中のお父さん、お母さんたち、今日も1日ご苦労様です。ご存じかとは思いますが、子供たちは夏休みシーズンに突入しましたね。うちは夏休み中ほぼ毎日学童通いが続きますが、たまには夏休みらしいことをしてやりたいものです。

そこで提案です。お子さんを映画館に連れて行くのはいかがでしょうか? しかも座席が動いちゃう「アトラクション型劇場」に。私は7歳の娘を「ウルトラ4DX」の劇場に連れて行ったのですが、父の株が爆上がりしましたよ!

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映画「デッドプール & ウルヴァリン」の率直な感想! 良かったのはディズニーが頑張ったこと!! 悪かった(?)のは…

2024年7月24日、つまり今日! 映画『デッドプール & ウルヴァリン』が公開された。ヒーロー映画が「アベンジャーズ / エンドゲーム」をピークにイマイチ盛り上がりに欠ける中、起死回生を期待される大型作品である。

私は映画公開に先駆けて行われた完成披露試写会にて『デッドプール & ウルヴァリン』を鑑賞。この記事では同作を観終えた後の率直な感想を「良かったところ」も「悪かった(?)ところ」も交えてお伝えしよう。

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7月15日までの金・土・日・祝に恵比寿で開催の無料イベント『野外シネマ』が神だった! 参加する際、絶対に持参すべきものは…

6月7日から7月15日まで、恵比寿ガーデンプレイスで開催されている食をテーマにしたイベント『FOODIES’ PICNIC』。このイベントの一環として会場内では「PICNIC CINEMA」という名の野外シネマが上映されている。

調べてみたら、なんと『無料』で映画を鑑賞することができるとのこと。

0円だし、とりあえず行ってみるか~的な意気込みで参加したのだが……コレがもう、マジで最高のイベントであった!

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【大感動】「マッドマックス:フュリオサ」をウルトラ4DXで観たらヤバすぎた! ちょっとした人生観が変わるレベル!!

ちょっとみんな聞いてくれーーー! 雑だけど興奮をそのまま伝えさせてくれェェェエエ!! 2024年5月31日に公開される『マッドマックス:フュリオサ』の試写会をウルトラ4DXで観てきたんだけど、マジのマジで凄かった! いや凄すぎた!!

映画の内容もさることながら「ウルトラ4DX」ってヤバすぎひん? これは人にオススメせずにはいられない衝撃体験! マジで「映画」や「映画館」に対する人生観が軽く変わるレベルのエクストリーム体験だぞ!!

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怒涛の2時間28分ッ!『マッドマックス:フュリオサ』が最高すぎるから絶対に観に行け!!「怒りのデス・ロード」も予習推奨!

2024年5月31日、映画『マッドマックス:フュリオサ』が劇場公開される。本作は当時ちょっとした社会現象となった「マッドマックス 怒りのデス・ロード」の前日談で、主役は女戦士「フュリオサ」だ。

予告編だけでも傑作の予感しかしなかった『マッドマックス:フュリオサ』だが、一足先に試写会で鑑賞してきたところこれがマジで最高! まさに「怒涛の2時間28分」と申し上げていいでしょう!!

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【嘘だろ】久しぶりに『君の名は。』を見たら8年前の作品でビビった / たしかに時代を感じるが…意外と感じなかったのが〇〇の描写

先日、何気なくアマプラを眺めていたら『君の名は。』と『天気の子』が新たに見放題に追加されていることに気付いた。2024年3月22日に配信が始まったようだ。

そういえば私(あひるねこ)が『君の名は。』を見たのは、地上波で初放送された時が最後。どれ、久しぶりに見てみるか……と再生ボタンを押したところ、そこに表示されていた文字に衝撃を受けてしまった。

なななんと……

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ネタバレなし『ゴジラxコング 新たなる帝国』はヤンキーのカチコミみたいな映画だった。もしくはプロレス

『ゴジラxコング 新たなる帝国』が2024年4月26日より上映開始した。予告を見た段階で大体のストーリーを把握していたつもりになっていたが、良い意味で裏切られる仕上がりになっていた。

ストーリーについても前作の『ゴジラ vs コング』を深める形になっていて、よく練られているなと感心した次第。全体的にとても良い映画だった。

……というようなことを振り返ると思ったりするのだが、正直なところ見ているときは終始「ヤンキーのカチコミみたいだなあ」と感じていたことをここに告白する。

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【大歓喜】『マッドマックス:フュリオサ』が予告編だけで早くもヤベェェエエエ! 傑作の予感しかしないんだが!?

ヒャッハーーーーーー! 日本全国2000万人の『マッドマックス』ファンのみんな……待たせたな? 2024年5月31日、映画『マッドマックス:フュリオサ』が劇場公開されっゾォォオオオ!! もう1回ヒャッハーーーーーー!

本作は世界中の熱狂の渦に巻き込んだ「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のオリジンストーリーで、女戦士「フュリオサ」を中心にした物語。予告版だけでも傑作の予感しかしねぇぇええええ!!

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『日本統一』シリーズの10周年記念映画『氷室蓮司』を見た感想 / 任侠と侮るなかれ、ハリウッドに負けない満足度

皆さん、お待ちどおさまでした! 本日(2024年4月12日)、ついに始まりましたよ!! 「何が」って? そりゃ決まってるでしょ。あの大人気任侠シリーズ『日本統一』の劇場版映画『氷室蓮司(ひむろれんじ)』の上映が始まったんだぞーーーッ!

私(佐藤)もう見て来た! 朝1番の上映回で見て来たぞ!! そこで、この作品の感想をネタバレなしでお伝えしたいと思う。

任侠と聞いて「古臭い」と思う方もいるでしょうが、是非見て頂きたい。低予算を感じさせるつくりではあるけど、内容はとても面白い。大げさに言えば、鑑賞の満足感はハリウッド作品にもひけを取らないかもしれないぞ

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ネタバレなし『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』が衝撃的すぎたんだが… そして『まじっく快斗』ファンは歓喜する

長年、青山剛昌さんの『まじっく快斗(主人公は怪盗キッド)』のファンだ。『名探偵コナン』の連載が忙しいからか、不定期連載となっているが、今でも物語は続いている。

2024年4月12日に公開となった『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』では、そんな『まじっく快斗』ファンが歓喜せずにはいられない衝撃展開が繰り広げられた。

まさか30年以上の時を経て、このような新事実が露呈(ろてい)するなんて……。古参の青山作品ファンはもちろんのこと、新たなファンを続々増やしそうなこの映画。さすがはコナン、今年もやってくれたな。

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【傑作】プロレス史最大のミステリー「呪われたエリック家」が実写化! 映画『アイアンクロー』の余韻が今でも収まらない

2024年4月5日(金)、映画『アイアンクロー』が公開される。本作は史実に基づいたノンフィクション作品であり、そのモデルはプロレスファンなら誰もが知る「エリック家」だ。

エリック家」については後述するとして、一足先に同作を鑑賞してきた私は今なお『アイアンクロー』の余韻に浸り続けている。一言、プロレスを知らない人にも自信を持ってオススメできる「傑作」と申し上げておこう。

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