私が狂っているのか。皆が狂っているのか。日本が狂っているのか。世界が狂っているのか。地球上にいる全員が狂っているのか。そんなことを思う毎日。
とりあえずネット全体が狂ってる。いや、私の環境が狂っているのか。
Facebook開いたら、100%の確率で、詐欺広告が出てくる。秒で名誉毀損レベルの、有名人を使った嘘ニュースの詐欺広告が、およそ3投稿ごとに表示されるのだ。
古くから迷惑メール業者ならびにスパム業者、あるいは詐欺師、架空請求業者たちと数々の死闘を繰り広げた、世界唯一の「迷惑メール評論家」GO羽鳥の奮闘記。
私が狂っているのか。皆が狂っているのか。日本が狂っているのか。世界が狂っているのか。地球上にいる全員が狂っているのか。そんなことを思う毎日。
とりあえずネット全体が狂ってる。いや、私の環境が狂っているのか。
Facebook開いたら、100%の確率で、詐欺広告が出てくる。秒で名誉毀損レベルの、有名人を使った嘘ニュースの詐欺広告が、およそ3投稿ごとに表示されるのだ。
新年早々、Facebook広告が無法地帯の大荒れ状態になっている。Instagramにも同様の広告が増え始めているので、“META社のSNSサービスの広告枠がメチャクチャになっている” と言い換えても良いだろう。
お伝えすべきことは山ほどがあるが、なかでも、ついに “一線を超えた” と思ったのが、石破茂内閣総理大臣や、自民党の政治家・高市早苗氏を使った「ウソ記事」の広告が表示されまくっていること。
結論から言えば、これらすべてはウソである。絶対に信じてはならない。それでは一体、このウソ広告がどんなものなのか? 何を狙っているのか、そして「なぜ今?」なのかを、簡潔にまとめておきたい。
毎日のように闇バイトのニュースが報じられている。『仮装身分捜査(潜入捜査)』あたりの動きは警視庁グッドジョブであるが、治安が最悪な今のニッポン、我々は我々自身でも身を守っていかなければならない。
そう言う私は、古くから自宅に監視カメラを数台設置しているほどの高セキュリティ野郎。100万円の古民家に数台のカメラが設置してあるのもその名残りであるが、うかつにも無防備だったのが親たちの住んでいる実家であった。
ということで、これまで数々の防犯カメラの記事(例1)(例2)(例3)(例4)(例5)を書いてきた防犯カメラのプロである私が、実家に防犯用のネットワーク監視カメラを設置しまくってみることにした。
ひさしぶりに実家に帰ったら、家が花壇(?)で囲まれていた。正しい呼び方がよくわからないのだが、玄関ドア以外、家の出入り口という出入り口に、植木鉢やらプランターやらが立体的に置かれているのだ。
なにごとかと母に聞くと「バリケードだ」と言う。このところ毎日のように報道される「闇バイト強盗」に対抗するためのバリケードであるとのこと。私はそれを見聞きして、ケニアのマサイ族を思い出した。
世界唯一の “迷惑メール評論家” としてネット犯罪を地味に追いかけ10年以上が経過しているが、昨今のネット犯罪の状況には深く絶望している。
ステルス的に身分を隠して安全を確保し、ネット界のとあるエリアを潜入的に調査しているのだが、そこは私が思っていた以上の地獄だった。
そりゃ闇バイトも、ネット詐欺も、デマもウソも無くならないわ……と絶望中。
この記事が、大きく言えば「WEB記事」が、今の10代〜20代あたりの若者に届くのかどうかわからないけど、彼らに届くことを願って書いておきたい。
そして、記事を最後まで読まない人のために、結論だけ最初に書いておきたい。
「つい出来心で闇バイトに応募してしまって、DMで『テレグラム』や『シグナル』って単語が出てきたら本当に人生終わるかもしれないから絶対に引き返せ。もし応募してしまったら警察に即相談しろ」だ。
Google先生にやられた。もうGoogleなんて信じないし、「ググる」なんて死語かもしれない。
古くから数々の詐欺師や詐欺サイトと対峙してきた「迷惑メール評論家」の私でさえ、つい先日、Googleの検索結果によって詐欺られた。
その事実に気づいた時、「ググる」は「詐欺る」と同意語であるとさえ思った。本当に危険なことだと思うので、証拠のスクショ付きで説明したい。
職業柄、エゴサは欠かさない。私個人に関するエゴサはもちろん、編集長として「ロケットニュース24」に関するエゴサもする。
嬉しくなる時もあるし、悲しくなる時もある。でも、それもまた私の仕事でもあるのでエゴサはする。
とある記事がバズっていた。ものすごい人数のX(Twitter)ユーザーが、その記事をポストしていた。
それも1つの記事だけではなく、2つ、3つの記事が同タイミングでバズっていた。
自分の記事ではなかったが、編集長として嬉しい限り。ところが……
45歳目前にして、空前絶後のモテ期が到来している感もある。
なにせ私のインスタには、2分間に1人の割合で新規ユーザーからDMが届くのだ。しかも送信者は100%女性。ただし全員、そこはかとなく日本語の怪しい詐欺師であるが……。
そんなハーレム状態の私は、文春的なトラブルを避けるためにも基本的に全員無視をルールとしているが、ごくたまに気になる女性に対してコッソリと返事をしたりもする。
なにやら難しい漢字であるが、「みゆ」という名前の女性が送ってきた内容は──
Twitterの対抗アプリとも言われている新SNSアプリ「Threads(スレッズ)」。みなさんはもう利用しているだろうか?
まだ利用者もTwitterやFacebookやインスタほど多くはなく、実に平和な雰囲気が漂っている。──と思いきや!
つい昨日(2023年7月11日)ごろから、突如としてスパムがわき始めたので注意喚起! 進んでみるとこうなるぞ〜!
まさかこんな展開になるなんて……!
まず昨日、私のインスタに「ふ」と名乗る謎の女性からDMが届く。いわく「1000万円現金配布キャンペーン開催中」であり、「抽選で100万円の現金をゲット」できるとも書いてあり、「詳しくはLINEで」と。
そんなの100万円欲しいに決まっているので、迷うことなくリンクをガスッっと踏み抜くと……
インスタに謎のDMが届いた。ほんの少しだけ日本語が怪しいので超訳するが、いわく
「Amazonのバイトを募集中。スマホとPayPayさえあれば15分で2万円〜5万円の報酬が得られる。日本人のみ、10名の限定募集。気になるならLINEに連絡して」
──みたいな感じ。そんなの気になる。ということでソッコーで連絡してみると、どう読むのが正解なのかよくわからない男「宮本林之」に繋がり……
お笑いコンビ・ナイツの塙さん風に言うならば……。
とある日、「ヤホー」のニュースを見ようとしたら、SNSのフォロワーや「いいね」を増やしませんか? 的なことが書いてあるバナー広告がサイト中央部に表示された。
実に “いい位置” の広告であるが、私が「いいね」の販売などについて調べまくったりしているのをわかったうえで表示される、いわゆる「ターゲティング広告」というやつである。
私は過去にインスタグラム(Instagram)の「いいね」を買ったことがある。
その時は単にネタで買っただけなので「いいねをつける側」のことなんて気にも留めなかったが、一度でも「つける側」を体験してみると、がぜん “どのような構造になっているのか” が気になってくる。
それを知るため、あらためて「いいね」をカネで買ってみた。
なお先日の「いいね付け闇バイト」に引き続き、今回も極秘潜入中につき、画像なしでお伝えしたい。
何から話せばよいだろう。とんでもなく真っ黒で、とんでもなく複雑で、もしかしたら大事(おおごと)なんじゃないか? ってくらい、気持ちの悪い世界を私は見ていた。
まだすべての答えは出ていないが、先に伝えておいた方が良いこともあるので、今わかっていることを書き残しておきたい。