現代社会に押し寄せる自動化の波。ソフトバンクショップにPepperくんがいるのはもはや珍しくもない光景となったが、昔ながらの業態である駅そばにもそんな波が押し寄せているようだ。
JR東小金井駅にあるそば屋『そばいち』では、2020年3月16日から駅そばロボットがそばを作っているのである。はたして、ロボの作るそばはどんな味なのか? さっそく食べに行ってみたぞ!
現代社会に押し寄せる自動化の波。ソフトバンクショップにPepperくんがいるのはもはや珍しくもない光景となったが、昔ながらの業態である駅そばにもそんな波が押し寄せているようだ。
JR東小金井駅にあるそば屋『そばいち』では、2020年3月16日から駅そばロボットがそばを作っているのである。はたして、ロボの作るそばはどんな味なのか? さっそく食べに行ってみたぞ!
歩けども歩けども飲食店の影は見えず。裁判所に取材に行った帰り道、私(中澤)は東京・霞が関付近の店の無さにビックリした。
普段この辺りに来ることはほとんどない私。「飲食店くらいあるだろ」と歩きだしたものの……どこでメシ食おう……。そんな感じでさまよっていたところ、弁護士会館の地下1階にそば屋を見つけた。
巨大ソフトクリームで有名な中野『デイリーチコ』。コーンの上にそそり立つ色とりどりのソフトクリームはバランス感覚を試されているがごとし! 重力に歯向かい天を衝くその姿はまさに神への挑戦。中野ブロードウェイのバベルの塔と言っても過言ではないだろう。
しかし、本日私(中澤)が訪れた目的はソフトクリームではない。なんと、この店のそばがウマイというのである。ソフトクリーム屋ちゃうかったんかい!!
サブカル、アングラ、B級グルメなど「ごった煮感」が素敵な中野。新しい文化とはこういうところから生まれるものなのかもしれない──。ふと、そう思わされたのが駅前の立ち食いそば屋『NAMIKI』の肉そばである。
税込550円と立ち食いそば価格であるこのそば。名前はただの「肉そば」だが、なんと背脂が入っている。もはやラーメンの発想。そんな立ち食いそばのニューウェーブを食べてみたぞ!
限られた時間だけど圧倒的な力を手にすることができる「絶対時間(エンペラータイム)」。マンガ『ハンターハンター(HUNTERXHUNTER)』のクラピカの必殺技である。
そんなエンペラータイムを彷彿とさせるそば屋があった。御徒町の立ち食いそば屋『三丁目』の朝10時までが無敵すぎるのである。
どことなく昔ながらの風情を感じる東京の下町・入谷。なんでもこの一帯は戦災の影響をあまり受けなかった地区なのだとか。この街に漂うどこか懐かしい情緒は、戦前からの建物が残っていることも関係しているのかもしれない。
そんな東京メトロ入谷駅周辺を散歩していると、年季の入った立ち食いそば屋を見つけた。昭和の香り漂うテラテラの軒に書かれているのは『山田製麺所本店』という名前。どうやら、製麺所直営の立ち食いそば屋のようである。
ちょっ! 刺さる刺さる!! 「天ぷらそばです」と店員さんが持って来たのは刺さりそうな物体だった。天ぷらそばが刺さると言うと、「心に刺さる」的な例えとして捉える人もいるかもしれないが、浅草『尾張屋』の天ぷらそばは、マジで物理的に刺さりそうな代物なのである。ヤバすぎィィィイイイ!
新型コロナウイルスが世間を騒がせている今日この頃。体力の低下が致命傷になりかねないご時世だ。そんな時は肉を食べるしかない! 肉を食べて精をつけるぞォォォオオオ!!
そこで、昼ご飯は池袋の『梟小路(ふくろうこうじ)』という店で食べることにした。「ドーン!」とした煮豚がつけつゆに浮く「煮豚のつけ蕎麦(税込650円)」が美味しそうだったのである。しかし、実際食べてみたところ、このそばには衝撃の秘密が隠されていた!
やっぱり日本人は味噌だな。マンガ『ゴールデンカムイ』の主人公・杉元は何にでも味噌を入れる。血沸き肉躍るアクションである本作だが、公式グッズで味噌が発売されるほど杉元の味噌好きは有名だ。
そんな杉元が富士そば京急蒲田店にもいるのかもしれない。2020年2月現在、店舗限定メニューで味噌スープのそばが販売されているのである! そばにも味噌入れちゃったよ!!
マクドナルドの新作バリューセットが840円する時代。外食するならそれくらい払う覚悟を持っている人も多いと思うが、立ち食いそばはそんな現代人の強い味方だ。かけそば1杯290円とかザラである。
だが、店によって味にバラつきがあり、同じ価格でもハズレから大当たりまで存在するのが難しいところだ。外観からは味が判断できないため、ぶっちゃけ初入店は “賭け” と言えるだろう。そこで、本記事ではそば屋200店を食べ歩いた私(中澤)が大当たりだけをご紹介していきたい。なお、金額は取材当時のものである。
街に立ち並ぶラーメン屋。長蛇の行列になっているのを見る度に思う。「みんな本当ラーメン好きだよな」と。一方、私(中澤)はどちらかと言えばラーメン嫌いの部類に入るだろう。並ぶのはおろか、自発的に食べに行くことすらほぼない。
だが、この度、そんな私でもおかわりしたくなるラーメンを見つけた。明大前にある立ち食いそば屋・高幡そばの「鳥中華」である。
その1:冷たいおそばに直接 七味唐辛子ドーン → つゆダイブ → ズルズル
その2:冷たいおそばに直接わさびドーン → つゆダイブ → ズルズル
その3:冷たいおそばに直接わさびドーン → 塩パラパラ → ズルズル(つゆダイブ無し)
……いきなり答えを言ってしまったのは、結構有名な方法だからだ。上を見て「それ知ってるよ〜!」となった人だって多いのではないか。だが当然ながら、知らなかった人だっているに違いない。
なにより、てんやの “中の人” がその方法をプッシュしてくることに意外さを感じる人だっていることだろう。証拠というわけではないが、まず最初に “中の人” が送ってくれたメールを紹介したい。
関東の立ち食いそばのつゆは黒い。と言うと、マニアから「関西でも黒いつゆあります! 店によります!!」的な意見があがることがあるが、実際大阪出身の私(中澤)が上京して驚いたことの1つはそばつゆの黒さだ。スタンダードの色がすでに黒い。
まあ、そんな論争はさて置き、私は黒いつゆが好きである。むしろ、そばつゆは黒くあって欲しいとすら思っている。そして、この度また新たな暗黒つゆに出会ったためお伝えしたい。
肉そばが好きだ。柔らかく煮込まれた肉本体の味はもちろん、肉の甘みが染み出したつゆがウマイ。あっさりしたつゆと肉の脂が奏でるハーモニーは、そばとも相性抜群である。
ただ、当たり外れも大きいのが立ち食いそば屋における肉そばだ。肉がかたかったり、値段のわりに少なかったりすることも多いので、私(中澤)は、立ち食いそば屋で肉そばを頼む時は「賭け」だと思っている。今回、そんな賭けに勝ったためお伝えしたい。大勝利だ。