全く毛色の違う映画なので比較するのは憚(はばか)られるのだが、『鬼滅の刃 無限列車編』と『アフリカン・カンフー・ナチス』の興行収入は天と地ほどの差があるに違いない。一方は、日本映画史を塗り替えるレベルの大ヒット。もう一方は、B級オブB級映画。
何もかもが別物であるが、今回はあえて両作品を比べたい。なぜなら、2つの作品には共通項がある気がするのだ。それをひとことで言うならば、立ち向かっていくカッコよさと言えばいいだろうか。
全く毛色の違う映画なので比較するのは憚(はばか)られるのだが、『鬼滅の刃 無限列車編』と『アフリカン・カンフー・ナチス』の興行収入は天と地ほどの差があるに違いない。一方は、日本映画史を塗り替えるレベルの大ヒット。もう一方は、B級オブB級映画。
何もかもが別物であるが、今回はあえて両作品を比べたい。なぜなら、2つの作品には共通項がある気がするのだ。それをひとことで言うならば、立ち向かっていくカッコよさと言えばいいだろうか。
完全にどうかしているとしか思えない。おそらく、多くの人がそう思うだろう映画が2019年7月12日に日本で公開される。その名も『アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲』DA。
ヒトラー、金正恩、ローマ法王、スティーブ・ジョブズなどなどが恐竜と共に人類を総攻撃するこのパニックムービー。何を言っているか分からないと思うが安心してくれ。私も分からない。分からないなら聞いてみよう。というわけで監督に直撃取材してみた。
これが世界か……。私(中澤)がそんな気分になったのは、SF映画『アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲』の予告を見た時のこと。
ネットですでに話題を呼んでいるこの映画は、ファンからカンパが1.5億円集まり製作された「空前絶後のSFアクション」とのこと。その内容はヒトラーが恐竜に乗って攻めてくるというものだ。繰り返す。ヒトラーが恐竜に乗って攻めてくるもの。ヒトラーの使い方が雑ゥッ!
ハロウィンでヒトラーの格好をした……そう聞くと、2016年の人気アイドルグループ「欅坂46」の衣装を思い出す人も多いだろう。舞台衣装がナチスを想起させると国内外から批判の声が上がり、プロデューサーの秋元康さんも謝罪した。
この度も、ある子供がハロウィンパーティーでヒトラーの格好をしたとして、ネット上で非難の声があがった。だがその格好自体だけでなく、母親の言い訳もおかしいと思う人も多かったようだ。
安くてお洒落な北欧家具が買えるIKEAは、日本でも9店舗を展開して大人気となっている。そんなIKEAで、店舗のモデルルームに飾られた少年の写真に非難殺到し、IKEAがその写真を撤去する事態に陥っていたというのだ。
読者の皆さんは、その写真を見て、どこに問題があるのかお分かりになるだろうか!?
中毒性のある音楽といえば、現在世界で大ブレイク中の、韓国人歌手PSYが歌う『GANGNAM STYLE(江南スタイル)』である。日本ではそうでもないが、世界各国の海外音源チャートを席巻中。
そして! これまた中毒性のある動画といえば、日本をはじめ世界中で圧倒的な支持を集める「総統閣下シリーズ」である。映画『ヒトラー ~最期の12日間~』の1シーンを素材に字幕を勝手につけることにより、あたかも総統閣下が怒っているように見えるという伝統のシリーズである。
そんなふたつの中毒成分が合わさってしまったら非常に危険である。混ぜるな危険である。だがしかし……合わさってしまったのである! 完全なるマッシュアップPV動画として生まれ変わってしまったのである!
何か事件があると正論を吐きながらブチ切れる人物がネット界には存在する。ほかでもない「総統閣下」である。映画『ヒトラー ~最期の12日間~』の1シーンを素材に字幕を勝手につけることにより、あたかも総統閣下が怒っているように見えるという伝統のシリーズである。
そしてまた……総統閣下がお怒りになられた! 今回のターゲットは苦情殺到、話題沸騰のiPhone用OS「iOS6」用の地図アプリだ。どのようにブチギレているのかは、動画「総統閣下はiOS6の純正地図アプリにお怒りのようです」にて確認できる。
「日本経済にダメージを与える」として多くの反対の声が上がっていたアメリカとのTPP交渉。しかし野田総理はその反対をよそに、TPP交渉に参加することを表明した。すると、さらに多くの批判、憤怒を引き起こす展開に。
そしてあの歴史的人物も業(ごう)を煮やし、ついに立ち上がった。そう、その歴史的人物とはアドルフ・ヒトラー。