1999年7の月、天から恐怖の大王がやって来るだろう──。世紀末を狂騒へと駆り立てたノストラダムスの予言。今振り返っても90年代後半の終末感はなかなかで、子供であった私(中澤)は結構世界の終わりを考えていた。それは世界が滅亡せず普通に夏が過ぎ去った時、虚脱感を覚えるほどであった。
世界は空っぽ。そう実感した2000年は、ある意味1999年までとは違う自分のように感じた。確かに私の世界はあの時一旦終わったんだと思う。
だが、改めてノストラダムスの予言集の原典をAIで翻訳してみたところ、別に「世界が滅亡する」とは書いてないことに気づいた。むしろ、今見ると普通にその後がありそうな内容なのである。


































