実は日本生まれのカシミールカレー。カシミールカレーは日本の超有名カレー店「デリー(DELHI)」が元祖であり、インドに同名のカレーがあるわけではない。キリリとした辛さが特徴の個性派カレーである。

2026年10月6日、そのカシミールカレーをベースにした『ネオカシミールカレー』が全国の松屋で発売開始となった。ネオカシミールカレー……これは美味しい予感がする……!

・日本発祥

冒頭でもお伝えした通り、カシミールカレーは「デリー」で誕生したカレーだ。小麦粉を使わないシャバシャバのルーであることも特徴的で、その複雑なスパイス感は唯一無二の味わいと申し上げていいだろう。

カシミールカレーは日本の飲食業界にも多大な影響を与えており、例えばロイヤルホストの「カシミールビーフカレー」は定番メニューとなっている。そんなカシミールカレーが松屋にも登場した。

・松屋流カシミール

発表によるとネオカシミールカレーは松屋のカレー業態「マイカリー食堂」で人気を博したカシミールカレーがベースになっており、今回はさらに松屋流のアレンジを加えたという。

また松屋らしく「カレギュウ」「ハンバーグ」「チーズ」などのトッピングに加え「ごろチキ」でも登場するとのこと。価格は最もシンプルなネオカシミールカレーが680円で、ごろチキが1050円となっている。

激ウマであることは間違いない一方で、どちらかと言えば好き嫌いが分かれる個性派のカシミールカレー。松屋がどんな “万人受けアレンジ” をしているのかにも注目だ。



・実食

というわけで、最寄りの松屋でごろチキのカシミールカレーをオーダー。やってきたのは真っ黒なルーにごろチキが入った松屋っぽいカレーである。松屋にしてはルーはかなりシャバシャバだ。

さっそく食べてみると……なるほど。早くも結論を出してしまうと松屋のネオカシミールカレーはカシミールカレーではない。そこまで本家・カシミールカレーに思い入れがない私ですら即座に「別物だな」と感じた次第だ。

本家カシミールカレーのような鮮烈な辛さもなければ、戸惑うほど複雑なスパイス感とビターさも無い。もし本家のカシミールカレーが大好きな人が食べたら「違うんですけど?」と不機嫌になりかねないほど別ジャンルのカレーである。


・ただし、ウマい

一方でネオカシミールカレー自体は大変美味しいカレーであることも事実で、なんなら過去の松屋のカレーの中でも上位に食い込むウマさではないだろうか? 特に後からジワジワ来る辛さが心地よく、正直メッチャ美味しいと思った。

それでもネオカシミールカレーを食べた人が初めて本家カシミールカレーを食べたら「全然違うじゃん」となるハズ。それくらい両者は別物だ。とはいえ、ネオカシミールカレー自体はかなりウマいので、カレーが好きな方は期間中に1度ご賞味いただきたい。

参考リンク:松屋
執筆:P.K.サンジュン
Photo:Rocketnews24.