誰に頼まれたわけでもないのに今年も食べ歩いたチェーン飲食店のかき氷。チェーン店に限定しているのは、筆者自身が田舎育ちで、都市部によくある「行列必至! ここでしか食べられない独立系かき氷」みたいなものに縁がないからだ。
誰でも、いつでも、思い立ったらすぐ食べられる、それがチェーン店の最大にして最強の魅力。今年のかき氷を、裏話とともに勝手に総括したい。
誰に頼まれたわけでもないのに今年も食べ歩いたチェーン飲食店のかき氷。チェーン店に限定しているのは、筆者自身が田舎育ちで、都市部によくある「行列必至! ここでしか食べられない独立系かき氷」みたいなものに縁がないからだ。
誰でも、いつでも、思い立ったらすぐ食べられる、それがチェーン店の最大にして最強の魅力。今年のかき氷を、裏話とともに勝手に総括したい。
「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない」──マリー・アントワネットの発言として知る人も多いかもしれない(歴史的には否定されている)このセリフ。現代に類語を挙げるなら「どっちか迷ったら、両方食べればいいじゃない!」だろう。間違いない。
そんな風に考えたかどうかは知らないが、ファミリーレストラン「ジョイフル」の今年のかき氷にはハーフ&ハーフがある! なんと2つのフレーバーを真ん中で分けているのだ。一体どういうこと?
例年ご紹介しているガストのかき氷。同チェーンの特徴といえば、とにかく安くてコスパがいいことと、今では珍しくなりつつあるガリガリの食感。トッピングはシンプルで、とくに昨年はプラ容器に入って、気取らない “夏祭りの屋台風” に仕上がっていた。
それが今年はいつもと違う! 価格がワンランクアップし、同時に何種類ものトッピングがのったグルメ系かき氷に変貌。「何が起きた!?」と驚きつつ、ガストの新生かき氷を食べてきた。
イオングループの和食レストラン「おひつごはん四六時中」。入ったことはなくても、ショッピングモールを歩いてると「そういえばあるな!」と思い当たる人も多いだろう。
これまで筆者は同店のかき氷にはほとんど注目していなかった。なんなら店頭を通りかかって「あ、やってるんだ」くらいのもんだった。ところが昨年、試しに食べてみたらその美味さにびっくり。完全に想定外、ノーチェックだったことを恥じた。
その経験から、今年はしっかり個人的必食リスト入り。春からの第一弾に加え、第二弾メニューで選手が出揃ったのを待って行ってみた!
毎年新しいフレーバーが登場し、見開きのメニューにずらりと並ぶココスのかき氷。先日、強烈な刺激のチョコミン党かき氷をレポートしたが、それはフェアの第1弾に過ぎず、「ここからが本領発揮」とばかりに第2弾がスタートした。
レギュラーサイズのラインナップは新フレーバー「キャラメルマキアート」を筆頭に、人気の「しろくま」、色変でSNS映えする「ポップブルー」、定番の「いちご」「宇治金時」「マンゴー」の全6種となっている。
多くの地域で梅雨開けもまだだというのに、猛烈な暑さに包まれている日本列島。5月から氷菓の販売が始まるチェーン店もあるなど、夏の始まりがどんどん前倒しになっている気がする。
そのボリューム・クオリティ・新フレーバーのワクワク感などから、“かき氷界のレジェンド” と呼ぶにふさわしいコメダ珈琲店でも今年の新メニューを提供中。「クッピーラムネ氷」と「チャイ氷」が新登場だ。
愛知のCoCo壱番屋、岩手のびっくりドンキーなど、地方都市のローカルレストランから全国に広がったチェーン店は意外に多い。大分発祥のファミレスチェーン「ジョイフル」もそのひとつだろう。
さすが南国・九州というべきか、夏メニューと呼ぶには相当早い4月から「かき氷」が登場! 盛夏となり、ようやく食べられたのでレポートしたい。
これまでの人生、筆者(高木)はかき氷をお祭りでしか食べたことがなかった。つまるところ、赤とか青とかのビビッドなシロップをかけた、昔ながらのかき氷しか知らなかった。
そのため毎年 夏になると「かき氷ブーム」なるものが起きているのを知りつつも、「なんでぇ、あんなオシャレぶりやがって」と意地を張ってスルーをしていた。
……のだが、今年はちょっとしたことがキッカケでレストランのかき氷に挑戦。その結果、この夏一番かもしれないカルチャーショックを受けてしまった!
家族みんなの憩いの地、イオン。レストラン街によく入っているのが、和風ファミレス「四六時中」ブランドだ。
不勉強ながらスイーツのイメージがなくノーマークだったのだが、「おひつごはん 四六時中」でかき氷を展開しているという。
でも正直「夏といえば海と花火と四六時中!」というムーヴは見たことないし、スイーツメインのカフェでもないし、ねぇ……? と完全に油断していた筆者。初めて実食して度肝を抜かれた。
岩手県盛岡市のローカルレストランをルーツにもちながら、いまや「好きなファミレスランキング」上位常連の「びっくりドンキー」。
今年は梅雨入り前の5月末から、いち早くかき氷をメニューに加えていた。とはいえ、過去に食べたときはソフトクリームの印象が強く、フレーバーもイチゴオンリーだったことでイマひとつゴーラー魂に火がつかず、ノーチェックだった筆者。
ところが、今年は「夏雲かき氷(トロピカル)」なんていう新メニューがあるじゃないか!!!!
チェーン店のかき氷を食べ比べるこの企画、国内店舗数トップであり、もっとも身近なファミレスチェーンのガストを外すわけにはいかない。今年も夏メニューとして3種のかき氷を販売している。
とにかくガストのかき氷は圧倒的なコスパと、今では珍しいくらいのガリガリ食感が特徴。そこに今年は「持ち帰りOK」という特徴が加わっていた。
毎年登場する新フレーバー、どれを選んでも同じ統一価格、たっぷりの別添えシロップ、ひと工夫もふた工夫もあるトッピング……すべての要素が他を圧倒するココス。もし世界中から優れたかき氷が集う殿堂があったなら、間違いなく殿堂入りだろう。
今年のココスもすごかった! 鹿児島名物「しろくま」をイメージしたフラッグシップを筆頭に、全6種のレギュラーサイズ(税込869円)と全5種のミニサイズ(税込539円)が並ぶ。
毎年この時期、飲食チェーンの夏メニューとして各所で発表される「かき氷」。
とりわけ6月中から提供が始まるコメダ珈琲店のかき氷は、シーズンスタートを感じさせる日本の夏の風物詩と呼んでもよい。
もちろん筆者も楽しみにしていたのだが、今年のラインナップには一抹の不安があった。なかなか執筆に取りかからずウダウダしている最中、読者リクエストをいただいた(ありがとうございます!)
筆者に二の足を踏ませた今年のコメダのかき氷とは……
「峠の釜めし」で有名な『荻野屋(おぎのや)』が東京・神田に立ちそば屋を出していることを、当編集部の中澤が先日お伝えした。実はその荻野屋、神田だけでなく有楽町の高架下にも店舗を構えているほか、GINZA SIXや日本橋高島屋にも出店していたのだ。知らない間にめっちゃ東京進出してるやん!
それら店舗のうちの1つ、有楽町のお店ではめしではなくスイーツを提供している。ってことは、つまり……峠の釜めしじゃなくて、峠の釜スイーツだな!
7月も下旬に入り夏本番。カフェやファミリーレストランなど飲食店チェーンのかき氷を食べ歩いている中、すき家で “初” のかき氷が発売された。フレーバーはソーダ、いちご、宇治金時の3種。
とはいえ、牛丼屋において主役は肉と米だ。デザートはメインカテゴリーではないし、「まぁ、どんなもんかな」程度の気持ちで食べてみたら……
暑い! 暑すぎる!! もう人生で50回も夏を迎えているはずなのに、毎年この時期になると「信じられない」と思うくらいに暑く感じるのはどういうわけなんだよ! 思い出せ、去年も一昨年もその前も同じこと言ってたぞ!
……それにしても暑い……。抗えない暑さがしばらく続くことになるのだが、東京・新宿の小田急百貨店がプロデュースする食品売り場「SHINJUKU DELISH PARK」で、期間限定の特別企画が行われているので紹介したいと思う。
そのお店「#新宿地下ラーメン」は人気ラーメンのポップアップストアである。ここがこの時期に、創業20年のかき氷専門店を迎えて営業を行っており、ラーメン丼でかき氷を提供しているのである。
あまり自慢とかはしたくないのだが、先日、ついにハイセンスな大人が集結する街・南青山に足を踏み入れてしまった。「感性が磨かれる街」「東京で最もホットなエリア」とも言われているらしい。そんな南青山で何をしたのかというと……
LEXUS(レクサス)の世界観が体感できるスペース「INTERSECT BY LEXUS – TOKYO」で、かき氷を食べてきたのである。ただのかき氷ではない。レクサスのかき氷だ! というわけで、皆さんにも優雅な食の旅を共有したい。
ボリューム、バラエティ、創意工夫……もう聖地と呼ばせていただきたい。夏にかき氷が食べたくなったら今すぐ最寄りのココスに行けばいい! 以上、チェーン店のかき氷食べ比べ企画終わり。
というくらいのハイレベルであったのがココスのかき氷。夏メニューの目玉としているのが伝わってくる熱量で、しかもオリジナリティあふれる全7種から選択可能。興奮冷めやらぬまま、今年の新作をレポートしたい。