池袋、秋葉原、渋谷、新宿などなど、環状になっている山の手線には、都心から離れていく路線が乗り入れる駅が沢山ある。乗り換え客の多いそれらの駅は自然とあわただしい雰囲気に包まれているが、その中でもひと際のんびりしているのが日暮里だ。
おじいちゃん、おばあちゃんはもちろん、若い人も、日暮里を歩く人々からはなんだか優しそうなオーラを感じる。それは、この街が持つ独特の空気感が原因だろう。そんなホッとする街にある超コスパそば屋が『一由(いちよし)そば 日暮里店』である。
池袋、秋葉原、渋谷、新宿などなど、環状になっている山の手線には、都心から離れていく路線が乗り入れる駅が沢山ある。乗り換え客の多いそれらの駅は自然とあわただしい雰囲気に包まれているが、その中でもひと際のんびりしているのが日暮里だ。
おじいちゃん、おばあちゃんはもちろん、若い人も、日暮里を歩く人々からはなんだか優しそうなオーラを感じる。それは、この街が持つ独特の空気感が原因だろう。そんなホッとする街にある超コスパそば屋が『一由(いちよし)そば 日暮里店』である。
「霞ヶ関」と聞くとどういったイメージがあるだろうか? 私(中澤)の場合、なんとなく萎縮してしまう。この街に立ち並ぶ各省庁のビルの重厚な雰囲気に気圧されてしまうのだ。
ウマいそば屋を求めて色んな街を放浪する「立ちそば放浪記」。今回ご紹介するのは、中央官庁の社食そば屋である『日豊庵』だ。通常、一般人が用もなく立ち入ることができない省庁ビルだが、農林水産省の北別館にあるこの店は一般に開放されている。というわけで、さっそく訪れてみた。
ハラ・ヘリ・ヘリ・ハラ飯食ったか!? 食ってない! 腹が減って死にそうだ……。食に関してそこまで欲のない私(中澤)は、何かに集中するとついつい食べることを後回しにしてしまう。気づいたら目がかすみ、寒気を感じるほどに腹が減っている。
そしてそんな時はついつい自分の胃袋を過信してしまうのだが、今回たどり着いたのは『そば処港屋』……立ちそば界の二郎と呼ばれる店である。すでに正常な判断力が無くなっている私は、何も考えずに突撃した。ラー油が苦手なこともすっかり忘れて。
ウマいそば屋を求めて色んな街を放浪する「立ちそば放浪記」。これまで様々なそばをお伝えしてきた。『四谷 政吉』や『六文そば 須田町店』のような味を追求したそばから、「ポテトそば」や「丸ごとトマトそば」などのインパクト重視のものまで。いやはや、1口にそばと言ってもいろんな解釈があるものである。
だがしかし。そんなそば界にあって、なお掟破りも甚だしいそばがある。しかも、掟を破っているのは誰あろう天下の『富士そば』。それはもうビリビリと破っている。なにせ今回ご紹介する富士そばの新メニューの名前は「焼きそばカレー」。そばはそばでも “焼きそば” DA!
ボクシングのコークスクリューパンチ、野茂英雄投手のトルネード投法、マンガ『ドラゴンボール』の強キャラ・ピッコロの必殺技「魔貫光殺砲」……大体のモノはトルネードするとグレードアップする。
3月1日から富士そば津田沼店が、ポテトそばの上位メニューとも言える限定メニューの発売を開始した。その名も「トルネードポテトそば」。あのポテトそばがまさかトルネードポテトになって帰ってくるなんて……こいつは祭りの到来だぜ!!
小田急電鉄の駅を中心に店舗を展開するそばチェーン店『箱根そば』。しっかりした量と安定の味でそば好きに人気を博すこの店は、現在50周年を迎えている。
そして2016年3月17日、50周年記念メニューとして、箱根そばが期間限定メニューを発売した。そのメニューの名は「明太チーズフランス天そば」。読んで字のごとく、明太チーズフランスパンの天ぷらが乗った日本そばである。なんてふざけたメニューだ……。こんなの食うしかないじゃないか。
太陽が沈む際、光と大気の関係で空が朱に染まったように見える現象・夕焼け。普段何気なく使っている言葉だが、真っ赤な空を見て「空が焼けている」と連想するとは昔の人の想像力は凄い。
ウマいそば屋を求めて色んな街を放浪する「立ちそば放浪記」。今回訪れたのは、燃えるような紅しょうが天がある立ち食い店『蕎麦一心たすけ』だ。紅しょうがの辛みがきいたここの天ぷらそばは、一度食べると病みつきになるぞ!
個性とは何か。私(中澤)が生きてきた経験から思うに、それは数々の壁にぶつかりながら試行錯誤の末に獲得するものだ。「オンリーワンは、その分野のエキスパート、ナンバーワンのこと」というのは、ヒット漫画「ドラゴン桜」の名言である。個性とは技術なしには成り立たない。
ウマいそば屋を求めて色んな街を放浪する「立ちそば放浪記」。今回ご紹介するのは、圧倒的個性を放つ立ち食いそば屋。東京は茅場町にある『がんぎ』だ。ワンコインで味わえるプリプリのへぎそばは、立ち食いにしておくには惜しいレベルだぞ!
ケーキを最初に作った人はどうやって作り方を思いついたのだろうか。卵の黄身と白身を分離するだけでは飽きたらず、さらに白身の方を混ぜてオーブンで焼くなんて正気の沙汰とは思えない。フランスの劇作家ジョルジュ・クールトリーヌは言った。「料理は、まさに忍耐と愛の錬金術である」と。
そばチェーンの有名店である「富士そば」もまた、日々トライ&エラーを繰り返している。その結果 “金” になったそばは、いわゆるメニュー入りするわけだが、今回食べたのはボツとなったそば。しかも、ボツになったにもかかわらず、社内で表彰されたという伝説のメニューである。その名も「丸ごとトマトそば」だ。
独特の匂いで好き嫌いがハッキリわかれるパクチー。エスニック料理の流行とともに、広く知られるようになったこの香草。最近では、ポテトチップスの味となって発売されるなど、すっかり定着した感がある。
そんなある日、吉祥寺を歩いていると「パクチーそば」なる文字が目に飛び込んできた。パクチーのそばだと!? しかも「富士そば」やないか……。これは食べてみなければなるまいッ! 「立ちそば放浪記」の名にかけて!!
サラリーマンの街・新橋。私(中澤)は今、駅に直結した「新橋駅前ビル」の入り口に立っている。ここでふと立ち止まってしまったのには理由がある。このビルの入り口から先がやたら薄暗いのだ。その暗さと言えば、駅とビルの間にハッキリラインが見えるレベル。電気はついているので営業していることは間違いないのだが……妙にもの寂しいオーラを放っている。
ウマいそば屋を求めて色んな街を放浪する「立ちそば放浪記」。今回は、なんとも探求心を煽られるこのビルの一角に隠れたこだわりのそば屋をご紹介したい。その名も『おくとね』である。この店のまいたけ天を知ったら最後、他の店でまいたけ天を食えなくなるレベルだ。
そばのトッピングの定番と言えばかき揚げ。さまざまな種類の具をまとめた天ぷらとすっきりとしたそばは、互いが互いの魅力を引き出し合う最高のパートナーだ。そんなかき揚げの中でも最強と断言できるのが、今回ご紹介する店のかき揚げである。
ウマいそば屋を求めて色んな街を放浪する「立ちそば放浪記」。訪れたのは東京・虎ノ門にあるそば屋「大吉田」だ。名前からして、ふり切ったそばを期待してしまうが、実際に出てきたそばは想像をはるかに超えていた。マジ、かき揚げに溺れるかと思ったわ!
突然だが、あなたはどういった瞬間に幸せを感じるだろう。1日が終わって布団に入った時? それとも、ゆったりとお風呂に入っている時? あるいは、何気なく歩いている瞬間にふと幸せを感じるなんて人もいるかもしれない。私(中澤)の場合はお腹一杯食べた時である。大盛りバンザイ!
ウマいそば屋を求めて色んな街を放浪する「立ちそば放浪記」。訪れたのは神奈川県横浜市。気持ちいい海風が吹くこの港街に、超絶コスパで爆盛りそばを出す店があるという。その名も『味奈登庵』。なんと、1kgもの激ウマそばがたったの500円で食べられてしまうのだ!
国家や社会の組織が根本的に覆る “革命”。常識に縛られない新しい発想の商品などを表す際に比喩としてよく使われる言葉でもある。去年2015年のそば界において、「ポテそば」というメニューはまぎれもなく革命だった。
そんな「ポテそば」を生んだ革命児・大阪『阪急そば十三若菜店』が、またありえない新メニューを特攻(ぶっこ)んできたのでお伝えしたい。……その名も「ポテトチップスそば」DA! 今までこんなにジャンクなオーラを発するそばがあっただろうか? 名前の時点ですでにナポレオンも焦るレベルである。これは味わってみなければなるまいっ!! 私(中澤)は大阪に飛んだ。
伝統芸能の街・浅草。中でも、劇場などが立ち並ぶ浅草六区は、今なお芸能が盛んな地域の一つ。食べ物屋の軒先に立つ客引きにも、ビラをまくお笑い芸人にも、どこか威勢の良さがにじみ出ている。この街を歩いているだけで粋な気分になるのは、私(中澤)だけではあるまい。
ウマいそば屋を求めて色んな街を放浪する「立ちそば放浪記」。今回訪れたのは、そんな浅草六区の中でも老舗の『翁そば』である。創業は大正3年。なんと100年以上この街を見守り続けているそば屋だ。
ブルジョア感を味わうことができる料理と言えば何だろう? 私(中澤)が最初に思いつくのはフランス料理のフルコース。前菜、スープ、メインディッシュと細部にまでこだわった高級料理の数々は、芸術品と言っても過言ではないだろう。まさに貴族の食べ物だ。
ウマいそば屋を求めて色んな街を放浪する「立ちそば放浪記」。今回ご紹介するのは、佐賀県山奥の秘境に居を構えるそば屋『木漏れ日』だ。なんとこの店では、そばのフルコースを堪能することができるという。立ちそばではないが、そばを愛する者として放ってはおけぬ。さっそく私は現地におもむいた。
2016年も始まって4日が経過した。毎年新年が明けると、異世界に迷い込んだかのように街から人影が消える。そして、三が日を越えたこの時期から、普段の喧騒を取り戻し始める。もはやこれは東京の風物詩と言ってもいいだろう。
ウマいそば屋を求めて色んな街を放浪する「立ちそば放浪記」。新年一発目は、そんな風物詩が存在しなかっただろう220年前からこの街を見守る超老舗そば屋。その名も『永坂更科布屋太兵衛』だ。伝統の味が700円で味わえるという話を聞いて、新宿メトロ食堂街へ新年早々ひとっ走りしてきたぞ!
肌を刺すような寒さに負けじと灯る街の明かり。あわただしく行き交う人々の様子に新年の足音が聞こえるようだ。2015年もあとわずか。来年になってしまう前に今年を振り返ろう。
ウマいそば屋を求めて色んな街を放浪する「立ちそば放浪記」。今回は年末総まとめ。今年「立ちそば放浪記」で訪れたそば屋でウマかった店ベスト5を発表したい。普段も厳選してお届けしているが、さらにその中でトップの栄冠を手にするのはどの店だろうか? これは立ちそばのパウンド・フォー・パウンドだ!
ウマいそば屋を求めて色んな街を放浪する「立ちそば放浪記」。以前、渋谷のそば屋『そば処 信州屋』を訪れた際、謎のメニュー「フォアグラセット」を発見した。その時は動揺しすぎて「イカ天そば」を注文してしまったのだが、このセットのことがずっと心にひっかかっていた。何しろ私(中澤)はフォアグラを食べたことがない。
フォアグラってどんな色なのか? そして、どんな味がするのか? 忘れようとすればするほどにそんな疑問が頭をもたげる。いつしか私はフォアグラセットのことばかり考えるようになっていた。そこで今回、再び店を訪れこのセットを注文してみたぞ! 初めてのフォアグラや!!