それはあまりにも「餃子の王将」らしい福袋だった。飾り気が無いという意味において。あるいは、サービス精神が旺盛という意味において。早い話が、見た目の派手さを捨てて、実用性だけにステータスを全振りしたような福袋であった。
人間でたとえるならば、オシャレとは言い難いものの、性格の実直さで慕われている系と言えばいいだろうか。いや、正直なところ「オシャレとは言い難い」というレベルでは済まないかもしれない。
というのも、私が「餃子の王将」アリオ亀有店で買った『オリジナル福袋(税込2000円)』ときたら、福袋の外袋からして……