「福袋」、それは夢の宝箱だ。事前に中身がわかった方が良いけど、私(佐藤)はわからない方が開けた時の驚きが大きくて面白いと思っている。その思いを抱きながら、年明けに東京・秋葉原へ出かけるのが毎年の恒例だ。

今年も行ってきたぞ! ジャンクな福袋を求めてアキバにッ!! 面白福袋に出会える家電雑貨店「Tokkaバザール」で1万円の福袋を購入してみると……3年連続であるモノが入っていることに今さら気づいた。なんで毎年コレを入れるんだよ!

・3年連続アレが入ってた!

2019年には5000円の福袋を、続く2020年には1万円の福袋をこのお店で購入している。どちらも目玉はフットウォーマーだった。これが当編集部で大変重宝しており、特にあひるねこは気に入って愛用している。


改めてここ2年の福袋の中身を確認してみると、先に挙げたフットウォーマー以外は、あまり使いどころのない家電品ばかりが詰まっている印象だ。正直役に立ちそうにないものが多い気が……。



そうして迎えた2021年、今回は昨年に続いて1万円のものを買ってみた。軽すぎず重すぎず、秋葉原から新宿まで持ち帰るのが苦ではない重量感だった。


さっそく開封してみると、どうやら今回の目玉は2TB(テラバイト)のハードディスクのようだ。


この中身を見て、お気づきになる人はいるだろうか? 2019・2020・2021年と3年続けて入っている製品が1つだけある。それは……。


電球型蛍光灯「パルックボール」だ!


どうして毎年入ってるんだ! これが使える照明器具を持っている人にはうれしいかもしれないけど、我が家にはないんだ、使える照明が! 福袋に電球を入れるのは、考え直してくれよ。だってみんなが対応する照明を持っているとは限らないんだからさ! ひょっとしてこのお店には「福袋にはパルックボール」っていう社訓でもあるのかな……


・目玉はハードディスク

まあ仕方がない。中身が見えない前提で買ってるんだから、これくらいはガマンしよう。さて、そのほかに入っていたものを確認したい。まずは今回の目玉と思われる2TBのハードディスクだ。どういう訳か、箱が裏返しになっている。型番をネット検索すると、アマゾンでの販売価格は1万9800円! おお、すごい!! これ1台で十分に元を取ってるじゃないか!


続いて箱ものには、USBハブ・ドライブレコーダー・ウェブカメラが入っていた。


ちなみにウェブカメラは、WindowsXP・Vista・7に対応しているそうだ。8・10で使用できるかは定かではない……


そして、イヤホン・モバイルバッテリー・ワイヤレス充電器。これらはまともに使えそうだ。


それと10インチの電子メモパッド。箱の上の方がかなり色あせている。その色あせ具合から、3~5年程度くらい店頭に並んでいたことがうかがえる。年季が入っているな。


という訳で、Tokkaバザールの福袋にはハズレがないと私は思う。ただし漏れなくパルックボールが付いてくるので、その点は覚悟しておいてほしい。来年は何を袋に詰め込んでくれるのだろうか? 今から楽しみだ!

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
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