「金は天下の回りもの」という言葉がある。お金は一カ所にとどまることなく、貧富は時の流れで移ろうものであるという意味だ。実際にお金は、人から人へと渡り歩く。私(佐藤)が今手にしている紙幣や硬貨は、多くの人の手を渡り次いで、この手元に来た。そしてこの先また多くの人の手を渡っていくのである。
その途中で、もしも誰かが紙幣に落書きをしたら、そのまま人の手を渡っていくことになる。私が最近出会った1000円札には、なんと電話番号らしきものが書かれていたのだ。こんなことをしてはいけないぞ! ということで、さっそく電話をして注意することにした。