冨樫さや (Saya Togashi)

ライター

趣味は旅行、PCゲーム、クラフト。小さい頃の夢はゴーストハンターで、心霊現象を科学で解明したいと思っていた。『りぼん』まんがスクール投稿歴あり。コーヒー好き、甘いもの好き、酒は苦手。いつか世界一周クルーズに行きたい。

「冨樫さや」担当の記事 (2ページ目)

え、ちょっと怖い…! 白塗りで虚空を見つめるスーパースター「宮古島まもる君」に出会った日

遅めの夏休み、筆者は沖縄県宮古島市をドライブしていた。天気はあいにくだったが、紅葉の知らせも聞こえる本州とは段違いの温暖な気候。道端にわさわさと茂る木々はジャングルのようで、非日常のバカンス気分を盛り上げる。そんなときに「彼」は現れた。

全国には「ご当地ヒーロー」や「ゆるキャラ」のような地域密着キャラクターがたくさんいるけれど、彼ほどインパクトのある人を見たことがない。白塗りの肌に、真っ赤な唇、見開かれた瞳……一度見たら忘れられない強烈なビジュアルにもかかわらず、シーサーよりもジンベイザメよりも人気を誇るスーパースターなのだ。

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これはイヤミスかホラーか『春にして君を離れ』にハマった人に贈るアガサ・クリスティー作品3選(ネタバレなし)

“ミステリの女王” と呼ばれ、名探偵エルキュール・ポアロやミス・マープルを生み出した作家アガサ・クリスティー。探偵モノとは一線を画すが、定期的に話題になる作品が『春にして君を離れ』だ。

初版は1944年。80年以上前の作品にもかかわらず、「怖い」「身につまされる」「ひたすら不愉快」など、令和の今となっても読んだ人の心をかき乱す。

毒親、墓守娘、ストーカー、マニピュレーター……アガサ・クリスティーの描く人間模様は驚くほど現代的で、まったく古くささを感じさせない。『春にして……』が好きならきっと楽しめる、“人間の怖さ” が感じられるアガサ作品をピックアップ!

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【ポテトを愛でる宴】自宅でサラダ味やローストビーフ味の「ふりふりポテト」を簡単に楽しめるライフハック

ある秋の日、都内某所で行われた試食イベント「おいしい博覧会」。食品メーカー各社が自慢の品を持ち寄り、大変にぎわっていたのだが、取材の声に混じってある一角から「シャカシャカシャカシャカ……」「シャカシャカシャカシャカ……」という妙な音が響いていた。見ると、みな紙袋を手に持っている。

それはエスビーのブースだった。ああなるほど、フライドポテト用のシーズニングが発売されたのか……と思っていたらどうも違う。ブースには見慣れた既存商品がずらりと並んでいたのだ。

※本記事では材料の一部にエスビー食品株式会社からの提供品を使用しています。

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【念願】生まれて初めてタイ料理店「ティーヌン」に行ってみた! キミはあのムエタイキャラクターの名を知っているか

首都圏在住者には見慣れたお店でも、地方ではまったく「見ない・聞かない・食べる機会が一生ない」飲食チェーンというのはたくさんある。ネットショッピングの普及で買い物体験については地域差がほぼないだろうが、飲食ばかりはその土地でしか体験できない。

地方在住の筆者は上京するたびに「ああっ、これが噂の○○かっ!」という出会いをしているのだが、タイ料理店「TINUN(ティーヌン)」もそのひとつだ。実店舗を見たことはないけれど、ムエタイ選手のマスコットキャラクターだけはずいぶん前から知っている。限られた滞在日数であれやこれやスケジュールを考え抜き、今回ついに念願かなって行くことができた!

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泣く子も黙る「ホテルニューオータニ」初訪問。人生でもっとも高価な1杯のコーヒーを飲んで思ったこと

日本を代表する老舗高級ホテル「ホテルニューオータニ」。1964年の開業以来、世界中の賓客を迎えてきた歴史と格式を誇り、“ホテル御三家” の名にふさわしい名門といえるだろう。

地方在住の筆者にとっては「もちろん名前は知っている。だけど行ったことも泊まったこともないし、たぶん一生縁がない」場所だ。

ところがこのたび、仕事で同ホテルを訪れる機会があった。用があるのは会議&宴会場フロアだけなのだが、せっかくだから一流ホテルの空気を感じたい。「私も利用客です」みたいな顔をして闊歩(かっぽ)してみたい。

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【レンチン6分】料理スキルゼロの人間が初めて作ったアクアパッツァvsキユーピー「アクアパッツァの素」

魚介の消費量が年々減少している日本、とくに家庭料理では「めんどうだから」と魚離れが進んでいるという。わかる。すごくわかる。筆者など「下ごしらえが大変」「くさい」「苦労の割に上手くできない」などの理由で、新品未使用の魚焼グリルが10年以上も温存されているというありさまだ。

そんな折、都内で行われた試食イベント「おいしい博覧会」で紹介されていたのがキユーピー「アクアパッツァの素」だ。なんと混ぜて蒸すだけでアクアパッツァが完成し、レンチンでもOK!

が、ちょっと調べてみると、アクアパッツァとは魚介から染み出す旨みを活かし、白ワインで豪快に蒸し焼きする料理だという。あれ、思ったよりも簡単そう。キユーピー使わなくても普通にできるんじゃないの……?

※本記事では材料の一部にキユーピー株式会社からの提供品を使用しています。

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【地獄】挫折ばかりしていた「道の駅スタンプラリー」をガチでやったら一日で何駅めぐれるのかリアル検証

決められた期間内に「道の駅」をめぐってスタンプを集める「道の駅スタンプラリー」。上位者が表彰されたり賞品が当たったりもするが、参加者の多くはそれが目的ではない。自分だけが知っている「何駅めぐった」という達成感のために戦っているのだ。たぶん。

筆者も過去に何度も参戦しているが、満足のいく結果を出せたことはない。週末ドライバーだと行動範囲も限られるし、期限もあるし、好きな駅が決まってきちゃうし……。

しかし人生それでいいのだろうか。本気で取り組んだと言えるのか。「○○だからできない」と言い訳ばかり吐いて、弱者の理論じゃないのか。そんなんで心を燃やしたと言えるのか……!!

そうだ、もう一度やってみよう。

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【衝撃】もっと早く知りたかった…! by Amazonのシーチキンが安い&缶を捨てる手間いらずでもう戻れない

酒のつまみからサラダのボリュームアップまで、応用力のかたまりシーチキン。筆者もストックしているのだが、これまでは、いわゆるツナ缶をスーパーで買っていた。

しかし食べ終わった後の空き缶、洗っても洗ってもぬるぬるするし、スポンジを通じてほかの食器までオイリーにする破壊力だし、おまけに家庭生活では缶詰を使うことがほとんどなく、ゴミの日を忘れがちで気がついたらプーン……

そんなときにAmazonである商品に出会った。なにこれもう常識なの? え、みんな使ってる!? 嘘だろ、もっと早く知りたかった……!

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【大失敗】寝ホンの代わりに「就寝用骨伝導スピーカー」を買ったらまったく使い物にならなかった話

「寝ホン」こと就寝時用ワイヤレスイヤホンも一般的になり、動画や音楽を耳に流しながら眠りにつく人も多いだろう。筆者は就寝時にオーディオブックを聞く習慣がある。小説などの朗読は単純に面白いし、寝つきが悪い日でも「なんとなく有意義に過ごした」という気になって精神衛生上とてもよい。

再生自体はタイマーで止まるが、イヤホンのほうは気がつくと装着したまま朝になっていることも多い。しかし、イヤホンの長時間着用は耳の健康によくないというし、衛生面も気になる。そこで思いきって就寝時に特化した骨伝導スピーカーを買ってみた。まさか一週間もせずお蔵入りになるとは思いもせずに……

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ガストvsステーキガストの仁義なき戦い! 肉フェアが始まったので「999円ステーキ」を食べ比べてみた

食欲の秋、我らがガストから「あなたにガストミート!」というフェアの知らせが届いた。希少部位の赤身ステーキを数量限定、税抜999円(税込1099円)で楽しめるという。

価格逆転もささやかれる昨今だが、腐っても牛だ。しかも希少部位というからにはきっと「安かろう悪かろう」ではない美味しい肉。これはかなり気になる……!

と思ったが、ちょっと待て。ステーキガストではレギュラーメニューで「999円ステーキ」があるじゃないか。ガストからステーキガストへの挑戦状なのか。お前たち兄弟じゃないのか。同じ金額なら、ぶっちゃけどっちがオススメなんだ。食べ比べてジャッジしてみた。

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【かき氷食べ比べ2025】ひとつだけリピートできると言われたら選ぶのは…今年のチェーン店かき氷を勝手に総括

誰に頼まれたわけでもないのに今年も食べ歩いたチェーン飲食店のかき氷。チェーン店に限定しているのは、筆者自身が田舎育ちで、都市部によくある「行列必至! ここでしか食べられない独立系かき氷」みたいなものに縁がないからだ。

誰でも、いつでも、思い立ったらすぐ食べられる、それがチェーン店の最大にして最強の魅力。今年のかき氷を、裏話とともに勝手に総括したい。

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人口7万人の街に70万人が集結! 過酷で華麗な「大曲の花火」を決死の覚悟で見てきた!!

毎年8月末に開催される「大曲(おおまがり)の花火」こと「全国花火競技大会」。その名のとおり花火師の栄誉をかけた競技会で、国内トップクラスの技術や演出により日本三大花火のひとつに数えられる。同時に、よく調べずに行くと地獄を見るという、参加ハードルの高さも特徴だと思う。

会場となる秋田県大仙市(だいせんし)は、普段は人口7万人という小都市。そこに全国から70万もの人が集まり、大きな事故もなく100回近く続いているという驚異の大会なのだ。ちなみに秋田県全体の人口は88万人だ。

年々暑くなる日本の夏。子どもの頃から何度か大曲を訪ねている筆者だが、「このまま酷暑が続けば見られなくなる日も近いかも」と危機感を抱いている。どういうことかレポートしたい。

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読書なんてめんどいって人へ! “ページの半分がスマホ画面” という異色のホラー小説『スワイプ厳禁』が斬新すぎる

「本が売れない」と言われて久しい。先日の芥川賞・直木賞の「受賞者なし」が衝撃をもって受け止められたのは、例年なら受賞作がメディアに大々的に取り上げられることで、起爆剤的に本が売れる一大イベントだからだ。

商業出版の世界は、文学性や作家性を追求するという側面もゼロではないだろうが、いかに「売れる本」「話題になる本」を見いだせるかの過酷なサバイバルだ。

大人の読書離れ……特に紙の本の苦境を憂う小説家・知念実希人(ちねん みきと)氏が出版不況に一石を投じた。特殊判型なのに妙に手に馴染むサイズ感、ページの半分はイラスト、税込499円という低価格。異例づくしの書き下ろし小説『スワイプ厳禁 変死した大学生のスマホ』をご紹介したい。

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最近ハーゲンダッツが甘すぎて…と思っていたら「ゆずホワイトショコラ」が過去イチ美味い! 和風のJAPAN MINDシリーズ

ご褒美アイスの王様ハーゲンダッツ。北欧っぽい名前だが実はニューヨーク生まれで、1980年代に日本で一大ブームを巻き起こした。筆者も初めて食べたときは「こんなアイスあんの!?」とカルチャーショックを受け、とくにクリスピーサンドは好物として食べてきた。

しかしそれから数十年────極めて個人的な感想だが、なんだか最近は甘さがずっしり感じられてしまう。

外国の甘味は総じて味が濃いし、同じくアメリカの「ベン&ジェリーズ」のアイスなんて現地で食べると脳天を突き抜けるような甘さ。それに比べるとハーゲンダッツは上品で食べやすい。変わったのはライフスタイルとか加齢とか食習慣とか、筆者のほうだろう。

ところが、新発売の「クリスピーサンド ゆずホワイトショコラ」を食べたら衝撃を受けた。過去記事で江川記者がレポートした「玉露」に続き、日本的な要素を表現した「JAPAN MIND(ジャパン マインド)」第3弾だという。

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サンワサプライの “縦横自在に差せる” 電源タップで「巨漢アダプタで差込口が無駄になる」問題を解決! ゲーマー&PCユーザー必見

あらゆる生活ツールが電気に依存している現代。とくにベッド周りやデスク周りはガジェットの充電器、インターネット接続機器、PC周辺機器、AV機器、スマート家電など自分でも把握しきれないほど多数のケーブルがうねっている。

欠かせないのが複数口の電源タップだが、これもまた曲者だ。電源タップはたいてい似通った形状だが、ACアダプタのほうは多種多様。「差せない」「足りない」「電源ボックスに入らない」などなど、筆者は一度たりとも思い通りに配線できた試しがない。

そんな電源迷子に救世主が現れた。応援購入サービスMakuakeでの大成功を経て、画期的な電源タップがサンワサプライから商品化されたという。これがゲーマー界隈でちょっとした話題なのだ。

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【ネタバレあり】花王が本気で作ったホラーゲーム「しずかなおそうじ」がいろいろとシュールすぎて話題な件

高圧洗浄機でひたすら施設を洗い上げる『パワーウォッシュ シミュレーター』や、荒れた家屋をリノベする『ハウスフリッパー』など、汚部屋お掃除ゲームには謎の中毒性がある。時間を忘れて他人の家の掃除に没頭し、ふと我に返って自分のリアル部屋の汚さに気づく瞬間の虚しさといったら……。

掃除には適切なツールが欠かせない。なかでも花王のマジックリンシリーズやクイックルワイパーは、「ない家はない」というくらいの普及率ではないだろうか。そんな花王が、清掃シミュレーションゲーム「しずかなおそうじ」をSteamにてリリース。

なるほど、洗剤メーカーだけに適切なお掃除の方法を学べる販売促進ゲームかな……と思ったら「3D探索型ホラーアクション」と枕詞がついている。まさかホラーゲームだと……???

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「富岳のケーブルって麺みたい」理研職員のつぶやきから生まれた真っ青なそうめん食べてみた! 絶対ネタ商品だろと思ったらお味は……

日本が誇るスーパーコンピュータ「富岳(ふがく)」。約16万個のCPUが約400台の計算機ラックに収められ、サッカーコート半分ほどの広さの部屋にずらりと並んでいるという。美しく束ねられたブルーのケーブルはエンジニアの美意識の極みだ。

一方向に流れるようなケーブルは結束バンドで留められ、「束ねた乾麺」に見えても無理はない……かどうかは知らないが、理研職員の「まるで麺みたい」という言葉から誕生したのが “スーパーコンピュータ「富岳」そうめん” だ。ちょっと意味がわからないと思うが、以下を見て欲しい。

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【かき氷食べ比べ2025】迷ったら両方食べればいいじゃない。ジョイフルの “ハーフ&ハーフ” な2色かき氷!!

「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない」──マリー・アントワネットの発言として知る人も多いかもしれない(歴史的には否定されている)このセリフ。現代に類語を挙げるなら「どっちか迷ったら、両方食べればいいじゃない!」だろう。間違いない。

そんな風に考えたかどうかは知らないが、ファミリーレストラン「ジョイフル」の今年のかき氷にはハーフ&ハーフがある! なんと2つのフレーバーを真ん中で分けているのだ。一体どういうこと?

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【かき氷食べ比べ2025】え、ガストがいつもと違う! グルメ系に生まれ変わった豪華かき氷にひとつだけ言いたいこと

例年ご紹介しているガストのかき氷。同チェーンの特徴といえば、とにかく安くてコスパがいいことと、今では珍しくなりつつあるガリガリの食感。トッピングはシンプルで、とくに昨年はプラ容器に入って、気取らない “夏祭りの屋台風” に仕上がっていた。

それが今年はいつもと違う! 価格がワンランクアップし、同時に何種類ものトッピングがのったグルメ系かき氷に変貌。「何が起きた!?」と驚きつつ、ガストの新生かき氷を食べてきた。

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【かき氷食べ比べ2025】イオン「おひつごはん四六時中」が意外な美味しさのダークホースなのでぜひとも食べて欲しい

イオングループの和食レストラン「おひつごはん四六時中」。入ったことはなくても、ショッピングモールを歩いてると「そういえばあるな!」と思い当たる人も多いだろう。

これまで筆者は同店のかき氷にはほとんど注目していなかった。なんなら店頭を通りかかって「あ、やってるんだ」くらいのもんだった。ところが昨年、試しに食べてみたらその美味さにびっくり。完全に想定外、ノーチェックだったことを恥じた。

その経験から、今年はしっかり個人的必食リスト入り。春からの第一弾に加え、第二弾メニューで選手が出揃ったのを待って行ってみた!

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