クーロン黒沢 (Kowloon Kurosawa)

ライター

東京都出身。1997年頃からプノンペン在住。「怪しいアキバ漂流記(KKベストセラーズ)」「デジタル・スーパースター列伝(ILM)」「エネマグラ教典 (太田出版)」など、数十冊の著書を上梓。アジアのデビル・ジャパニーズをただひたすら追跡したノンフィクションDVD「やさぐれ旅行人DJ北林」シリーズほか、海外移住・リタイア・スモールビジネス・犯罪をテーマにした電子書籍「シックスサマナ」をほぼ隔月ペースで発行中であります。

「クーロン黒沢」担当の記事 (8ページ目)

アジアの裏路地にひろがる深淵を検証すべく、世界を旅して15年。

突然ですが、今回はプノンペンの中華系スーパーで入手した台湾・中国それぞれのカップラーメンを食べ比べてみたい。

偶然だが、対戦するのはどちらも「和風」をイメージした商品。あらかじめ不公平のないよう、同価格帯 (双方100円弱)のものをチョイスしてます。意外に高いね!

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アジアの裏路地にひろがる深淵を検証すべく、世界を旅して15年。

先週もお伝えした、カンボジアのプノンペンでこっそり催された謎のプロレス大会。井上京子選手をはじめ、4人の日本人レスラーが参加。カンボジア全土に生中継されたのは記憶に新しい。

だがその栄光の陰に、先週ぜーんぜん触れなかった、カンボジア土着のローカル・前座レスラーたちがいることも、忘れてはならないのだ……。

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アジアの裏路地にひろがる深淵を検証すべく、世界を旅して15年。

11月20日から3日間、カンボジアのプノンペンでウォーターフェスティバルが開かれた。全土から選抜した腕自慢がトンレサップ川でボートレースを行い、3日間で数百万人の観客が集結するというカンボジア最大の祭りである。

警備は超適当。あちこちで押し合い、へし合い、喧嘩の絶えない混沌の3日間。今年は22日夜に起きた事故で400人あまりの死者が出る――という大惨事になってしまったが、事件前夜と前々夜、事故現場から歩いてわずか5分の特設リングで、日本を代表する4名の女子プロレスラーが死闘を演じていたのだった!

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アジアの裏路地にひろがる深淵を検証すべく、世界を旅して15年。

先週「バンコク・マニアの塔の最上階にあるもの」でご紹介した、バンコクのコピゲー戦国ゾーン・サパーレック(サパーンレック)。そのすぐ脇にそびえるマニアタワー「ピロムプラザ」の地下に降りた私は、過去のトラウマを扱う謎のショップと遭遇。度肝を抜かれたのでありました。

立って半畳、寝て一畳ほどしかないその店の、薄汚れたガラスケースに陳列されていたもの……。小汚い大量のファミコンソフトだった! 四倍ズームでざっと眺めただけでも「キャプテン翼」「魂斗羅」「スケバン刑事2」「マイク・タイソンのパンチアウト」など、古今東西の伝説がひしめいている。

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アジアの裏路地にひろがる深淵を検証すべく、世界を旅して15年。

タイ・バンコクで「コピーゲームの殿堂」といえば、中華街の果てにあるドブ板市場「サパーレック(サパーンレック)」が世界的に有名だが、そのサパーレックと地続きに繋がった四階建ての小ぶりな「タワー」はあまり知られていない……たぶん……。

この建物。人呼んで「ピロムプラザ」は、かつて中古カメラ屋の集まる硬派な雑居ビルだった(この界隈は中古カメラ・双眼鏡の店が多い)。しかし今では階段脇に『テレビマガジン』の表紙が誇らしげに飾られ、崇め奉られていることからもわかるように、カメラ屋は隅に追いやられ、主にフィギュアだの雑貨だのトレカを扱うマニア向けショップが台頭。サパーレックとまた一味違った「趣味の世界」を形成している。

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アジアの裏路地にひろがる深淵を検証すべく、世界を旅して15年。

今回入手したのは「カンボジア・プノンペンの薄汚れた横丁に、さる世界的スーパーセレブがひっそり、お忍びで、おしゃれなレストランを経営しているらしい」という、事実なら世界的スクープに違いないとっておきの噂。で、苦労して探し当てたのがこちらのお店、その名も「ランボーレストラン」である!

ど真ん中のネーミング、Google画像検索の臭いがプンプンする写真、高さ4メートルの電飾看板はインパクト抜群。スタローンの発案だとすれば、これまでにない直球勝負の気合いを感じる。

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