「笑いのひとコマ」の記事まとめ

【笑いのひとコマ】第23回:マツコ・デラックス「マラよ、マラ」

5月26日放送の『しあわせの素』のゲストは道端アンジェリカ。この番組は、オアシズ、黒沢かずこ(森三中)、椿鬼奴、マツコ・デラックスという不幸女子代表のレギュラー陣が、ゲストの女性の幸せ談義に耳を傾ける、というもの。MCは矢部浩之(ナインティナイン)。

ファッション誌のカリスマモデルとして名高い道端は、私生活も徹底的にゴージャス。誕生日にはクラブを貸し切って、盛大なパーティが行われる。100人以上の知り合いから祝福され、大量のプレゼントに囲まれて翌朝目を覚ますのが幸せなのだという。

そんな桁違いのエピソードを次々に披露されて、レギュラー陣は嫉妬したり憧れたりするのもままならず、ただあきれるばかり。そこで、ふと何かに気付いた様子のマツコがこんな言葉を漏らした。

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【笑いのひとコマ】第22回:スリムクラブ真栄田「変化率がもうトランスフォーマーですよ」

5月17日に放送された『ロンドンハーツ』の企画は「奇跡の1枚」。一流のカメラマン、メイク、スタイリストが技術を駆使して、パッとしない外見の芸人たちを大変身させる「奇跡の1枚」を撮影する、というもの。

この日の主役になっていたのは、『めちゃイケ』新メンバーに抜擢されて以来、快進撃を続ける女性コンビ・たんぽぽの2人。光浦・大久保のコンビ「オアシズ」に続く、ブサイク女性芸人界のニューフェイスとして、どんな結果を残してくれるのか注目が集まっていた。

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【笑いのひとコマ】第21回:我が家坪倉「何章まで続くのかと思いましたよ」

4月27日、『爆問パワフルフェイス!』が放送された。ドッキリ企画を中心に構成されるこの番組で、今回はお笑いトリオの我が家がターゲットに選ばれた。我が家の坪倉は、ニセ番組の企画で、賞金1000万円を懸けて高橋ジョージと激辛カレーの早食い対決をすることになる。収録前に、高橋は我が家の楽屋を訪れて、「ガチでね」「気をつかわないで」と声をかける。実はこれがドッキリへの伏線だった。

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【笑いのひとコマ】第20回:ダイノジ大地「しょうがねえな……じゃあ、やめよう」

4月1日、『全日本完コピ大賞』という番組が放送された。これは、あらゆるジャンルの名場面や名シーンを完コピ(=完全コピー)することを目的としたバラエティ番組。プレゼンターのテリー伊藤が、挑戦者となる芸能人のもとに突然押しかけて、勝手に「完コピ大賞」を受賞させてしまう。表彰された彼らは、それに見合った作品を作るためにロケを敢行することになるのだ。

この中で、最も印象的だったのは、「弾丸ジャッキーが『ゴルゴ13』の落下中狙撃を完コピする」という企画。ビルから飛び降りている最中に狙撃を成功させたデューク東郷のように、プールの高飛び込み台から落下中に風船で作られた標的を狙い撃たなくてはいけない。

弾丸ジャッキーの2人が撮影を始めると、そこに1人の芸人が現れた。黄色いブリーフ一丁で丸みのある肉体をさらけ出す、ダイノジの大地洋輔である。『ゴルゴ13』の作品中ではパンツ1枚姿で狙撃が敢行されていたということにちなんで、パンツ芸人である大地が助っ人として参上したのだ。そんな大地に対して2人の態度はそっけない。「冷やかしだったら帰ってもらっていいですか」「パンツのバーターですか?」と厳しい言葉を浴びせる。

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3月20日放送の『さんまのまんま』では、2月にR-1王者となったばかりの注目のピン芸人・佐久間一行が出演していた。佐久間は、明石家さんまと同じ吉本所属でありながら、仕事で共演するのはこの日が初めてだという。MCのさんまは、初対面で興奮を抑えきれない様子の佐久間から、少しずつ話を引き出していった。

雲行きが怪しくなってきたのは、彼が自分の飼っていたザリガニをさんまへのお土産として持参してきたあたりから。「(生き物は)スタッフが持って帰らないとアカンから大変なのよ」とさんまもあきれる。そして、ザリガニが大好きで、ピーク時は家の中で200匹のザリガニを飼っていたというエピソードを語ると、客席から驚きの声があがった。

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【笑いのひとコマ】第18回:とんねるず木梨「タカ、来たの?」

3月3日放送の『とんねるずのみなさんのおかげでした』では、「芸能人プライベートクイズ QQQの休日」という企画が放送されていた。そこでは、3月9日に49歳の誕生日を迎える木梨憲武が、友人のタレント達にバースデーを祝ってもらったときの様子がレポートされていた。

進行役を務めたのは、おぎやはぎの小木。小木の先導のもとに、木梨はいろんな場所に連れて行かれ、楽しんご、IKKO、バナナマン日村、高橋英樹といったメンバーから祝福を受けた。最後に訪れた綾小路翔の店「マスラオ」では、歌と踊りの派手なパフォーマンスで大いに盛り上がった。

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『Q~わたしの思考探究』は、NHK教育で放送されているトーク番組。毎回、決められたひとつのテーマに基づいて、タレントと学者が真剣に語り合う。2月26日放送分のテーマは「賢い人づきあいとは」。出演したのは、「高校3年まで友達ができなかった」という過去を持つ鳥居みゆきと、コミュニケーション論を専門とする社会学者で、宮城教育大学教授の菅野仁。

お笑い界の奇才とコミュニケーション論を専攻する「賢人」のやりとりは、噛み合っていないようで噛み合っている、不思議な間合いで進行していった。菅野は進行役を兼ねて、人付き合いに関するさまざまな議題を投げかける。鳥居も、番組のテイストに合わせて、真剣に問いに向き合い、言葉をしぼり出していた。

だが、番組の後半で1箇所だけ、鳥居が果敢に強気なボケを繰り出す一幕があった。他人とわかり合えるかどうか、という話題について、彼女は持論を蕩々と語った。

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2月20日放送の『クイズ☆タレント名鑑』は、2時間の特別版。タレントや有名人をテーマにしたさまざまなクイズを出題するこの番組では、特番ということで普段以上に力の入った企画が目立っていた。

チャレンジ企画では、元フィギュアスケート選手の伊藤みどりがトリプルアクセルに挑戦。現在は何回転できるかを当てるクイズが出題されていた。また、アニマル浜口が「気合いだ」を何回連続で言えるかというクイズでは、浜口の想像を絶する大健闘ぶりに、スタジオが興奮と感動に包まれた。

この番組では、企画だけでなく、出演者の顔ぶれも豪華だ。これでもかというくらい、今バラエティの最前線で活躍するタレントを並べている。そんな中で、芸人同士のやりとりで集中砲火を浴びたのが、千原ジュニアだった。

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この1年のうちに、『エンタの神様』『爆笑レッドカーペット』など、お笑いネタ番組が次々に打ち切りを迎えた中で、唯一とも言える生き残りを果たしているのが、深夜番組『あらびき団』である。この番組は、いわゆるネタ番組とはひと味違う。芸人、アイドル、一般人など、あらゆるタイプの荒削りな芸を持つ「あらびきパフォーマー」達が、ライト東野(東野幸治)とレフト藤井(藤井隆)に自らの芸をVTRで披露する、という形になっている。

この番組では、狭い意味での「お笑い」だけでなく、音楽を演奏したり、ダンスや曲芸をするような、多彩なジャンルのパフォーマーが次々に出てくる。しかも、ただうまいだけの芸は感心されるだけであまり評価されず、大ざっぱだが妙に味があったり、失敗しても笑えるようなネタの方が注目される場合が多い。そんな独特の雰囲気を持った番組だからこそ、深夜枠で根強い支持を受けているのだろう。

そんな番組をまとめているのが、MCの1人である東野幸治だ。彼がパフォーマー達に投げかける容赦ない言葉の数々は、この番組を彩る最高のスパイスになっている。

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2月6日放送の『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』は、恒例企画の「七変化」が行われていた。1人の芸人が、会議中に7種類の変装やパフォーマンスをして、同席する出演者やスタッフをどれだけ笑わせることができるかを競う、というもの。

今回のチャレンジャーは、破天荒な芸風で知られる野性爆弾の川島邦裕。設定に縛りがなく、「何をやってもいい」という状況で、このモンスター芸人がどんなパフォーマンスを見せてくれるのか。やる前から視聴者や共演者の期待は高まっていた。

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1月30日の『おしゃれイズム』のゲストは、シルク、大久保佳代子(オアシズ)、アジアンという女性芸人軍団。美の伝道師として多方面で活躍するシルクをはじめとして、恋愛話をすることに積極的な女性ばかりが集結。彼女たちは、自慢の勝負服を身にまとって颯爽とスタジオに現れた。

スタジオトークでは、彼女たちが自身の恋愛体験を赤裸々に語った。噂年齢50歳のシルクは、道端で声をかけたことがきっかけで、現在27歳の彼氏と付き合っているという。また、アジアンの馬場園は、交際中のWエンジン・チャンカワイとのラブラブなエピソードを披露した。

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1月23日、『俺たちが司会者!!』という特番が放送された。これは、ケンドーコバヤシら個性の強い売れっ子芸人8人が、人気女優を招いてMCに挑戦する、という番組。ゲストの相武紗季が、8人の中から自らMCを選んで、一対一でトークを行っていく。

この番組の面白さのポイントは、MC候補者たちの中に、明らかに司会には不向きだと思われる芸人が含まれていて、彼らが自由に暴れ回る様子をそのまま流していた、というところにある。

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1月18日の『芸人報道』では、緊急特別企画「ピース綾部は天狗になっている!? 検証SP」が放送された。これは、出演者の1人である綾部本人には秘密にされていたドッキリ企画。すさまじい勢いで売れっ子街道を突き進んでいる綾部の周りでは、「最近売れて調子に乗っているのでは?」という声があちこちで聞かれるようになっていた。この日は、いろんな人物の証言を交えて、そんな「綾部天狗説」の真相を究明していた。

「栄ちゃん(矢沢永吉)のような身振り手振りで話すようになった」
「一度共演しただけの関係なのに、嵐の二宮和也のことを勝手に『ニノ』と呼んでいる」
「女性スタッフの連絡先を聞いて、用もないのにやたらと電話してくる」

ふたを開けてみれば、次々に飛び出す天狗エピソード。言い逃れのできない状況に追い込まれ、綾部はなすすべもなくうろたえるばかり。そんな彼に、とどめの一撃として繰り出されたのが、司会の雨上がり決死隊・蛍原による「ある女性と電話がつながっています」という一言。これによって、綾部の動揺はピークに達した。この手のバラエティでは、過去の女性関係をばらされてしまう、というのがお約束となっているからだ。

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1月6日、『とんねるずのみなさんのおかげでしたSP』が放送された。この日のために用意された特別企画は「全落ハワイアンオープン」。別企画の海外ロケだと聞かされてハワイまで連れて来られた芸能人たちが、とんねるずにだまされて次々に落とし穴に落ちていく、というもの。その落ちっぷりをゴルフに見立てて、石橋貴明演じる「世界のAO木」が解説を加えていた。

バナナマン日村、おぎやはぎといった芸人から、IKKO、錦野旦、Every Little Thingのいっくん(伊藤一朗)といったタレントやミュージシャンまで、多彩な顔ぶれがとんねるずの毒牙にかかって容赦なく落とし穴に沈められていった。

そして、このロケの前に、石橋とおぎやはぎ矢作が連れ立って、初めてハワイに降り立ったばかりのバナナマン日村に高級時計を買わせる、というミニ企画も行われていた。これが、本編の「全落ハワイアンオープン」にも劣らないほど見ごたえがあった。

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1月3日、『ゴッドタンスペシャル』が放送された。この日の企画は恒例となっている「芸人マジ歌選手権」。歌うことに情熱を持った選りすぐりの芸人たちが、真剣に作った楽曲を全力で披露する、というもの。スタジオに集められたゲストたちは、牛乳を口に含んだ状態でそのパフォーマンスを見守り、笑ってそれを吹き出してしまわないように必死で我慢する、というルールになっている。

この日も、女装してガールズポップを熱唱するバナナマン日村、特殊メイクの域に達した仮装で出オチの美学を貫く劇団ひとりなど、ハイレベルな熱演が続いた。「マジ歌」という何でもありの設定の中で、それぞれの芸人が好き勝手に暴れる様子は実に痛快で面白い。

中でも特筆すべきは、「マジ歌」の代名詞とも言える存在である東京03の角田晃広。この番組で見せた大竹マネージャーとのユニットが評判を呼び、『若者たちへ』という楽曲でCDデビューを果たしている逸材だ。

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12月26日、漫才日本一を決める『M-1グランプリ2010』が放送された。史上最多の4835組がエントリーした大激戦を制して、笑い飯が見事にチャンピオンに輝いた。9年連続で決勝に進んでいながらあと一歩のところで優勝を逃していた彼らが、ようやく栄冠を手にしたのである。10回目でラストとなるM-1は、こうして華々しい結末を迎えた。

だが、この日、視聴者や観客に最も強烈なインパクトを残したのは、笑い飯ではなかった。決勝初登場の伏兵・スリムクラブが、独創的な漫才で爆笑をもぎ取り、優勝まであと一歩と迫る大健闘を見せたのだ。

スリムクラブは、沖縄県出身の真栄田賢と内間政成の2人から成るコンビ。ボケ役の真栄田が、しゃがれた声質と鋭い発想力を生かして、予測不能のフレーズをゆっくりと発して爆笑を巻き起こす。ツッコミ役の内間は、そんな真栄田の不可思議な言動に圧倒されて、ただあきれるばかり。彼らの超スローテンポな漫才は、M-1の舞台でも異彩を放っていた。

決勝ファーストステージを3位で突破して、笑い飯、パンクブーブーと並んで最終決戦進出を決めた後、コメントを求められた真栄田はこう返した。

「僕らなんかがここまで来れるって、今年のM-1はセキュリティが甘いです」

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12月20日放送の『しゃべくり007SP』では、今をときめく人気”ゲイ”人「楽しんご」がゲストとして登場。東幹久の物真似を絡めた短いネタを披露したり、得意のマッサージでチュートリアル徳井の足の付け根をさすったり、奔放な立ち振る舞いを見せていた。

フリートークでは、芸能界デビューのきっかけから、ゲイに目覚めたときの話まで、すべてを包み隠さず赤裸々に語っていた。マッサージ中に興奮した男性が思わず「てやんでい!」と絶叫したという話を披露したときには、レギュラー陣から「そんなのあるか!」「ウソつけ!」と一斉につっこまれていた。

その中で、楽しんごが経営するマッサージ店の話題が出てきた。楽しんごは、格好いい男性客が来店したときには、マッサージをするだけにとどまらず、得意の料理を作って食べさせるのだという。特に、自分の好みにぴったりの男性が来店したときには、グラタンを焼いてもてなす。そこで、司会のくりぃむしちゅー上田がすかさず「そうでもなかったら?」と尋ねたところ、楽しんごは冷たくこう言い放った。

「そうでもなかったら、ローズヒップティー」

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12月14日放送の『お願い!ランキング』のワンコーナー「ブラマヨとゆかいな仲間たち」では、ゲストとして笑い飯とウーマンラッシュアワーが登場。M-1が近づいてきた時期ということもあり、M-1注目芸人として彼らに白羽の矢が立った。

笑い飯は、今年もM-1予選を勝ち抜いて、9年連続の決勝進出を決めている実力派漫才師である。だが、その知名度とは裏腹に、全国ネットのテレビ番組に顔を出す機会はそれほど多くはない。それは恐らく、彼らがいずれも堂々と真顔でボケを放つひょうひょうとした芸風の持ち主であるため、集団トークが主流のバラエティに馴染まないからだ。

この日も、「(笑い飯は)厳しそうに見えて、実は後輩に優しい」という話をウーマンラッシュアワーの村本が切り出したところ、その話題に乗っかるようにして笑い飯・哲夫がこんな話を切り出した。

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12月4日、NHK教育で放送された2時間特番『ETVワイド 笑っていいかも!?』は、いろんな意味で衝撃的な内容だった。「史上初の障害者バラエティ」と銘打たれたこの番組では、障害者自身が主役になって、運動会で真剣にはしゃいだり、どっきり企画で芸人を罠にはめたりしていた。これまでのテレビでは、「障害者」を単に「かわいそうな人」として扱ってきた。そうではない大胆な切り口で彼らの新たな一面を切り取ってみせたのは、この番組の大きな特色だった。

中でも最もインパクトが強かったのは、障害者のお笑いパフォーマーが芸を競う「SHOW-1グランプリ」。聴覚障害など、さまざまなハンディキャップを抱えたパフォーマーたちが、不器用ながらもしっかりした漫才やコントを披露していた。

ここで見事優勝に輝いたのは、周佐則雄、DAIGOのコンビ「脳性マヒブラザーズ」。脳性まひである二人が、自分たちの障害をそのままネタに生かすという大胆不敵な試みを行っていた。健常者が演じたなら、差別的だと言われてもおかしくない危険なネタだが、本人が堂々と演じる分には文句のつけようがない。ゲストのカンニング竹山は、彼らのネタを見てあきれたようにこんな感想を漏らした。

「同じ芸人の立場から言わせてもらうと、お前ら汚ねぇよ!」

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ついに、あの男が帰ってきた。体調不良が原因で長期休養に入っていたナインティナインの岡村隆史が、11月27日放送の『めちゃ×2イケてるッ!』で約5カ月ぶりにテレビ復帰を果たしたのだ。

この日のロケで屋外に設置されていたのは、チリ落盤事故の救出現場そっくりのセット。そこに集まっためちゃイケメンバーは、救出カプセルから江頭2:50が出てくると聞かされていた。ところが、実際にそこから姿を現したのは、ナイナイの岡村だったのだ。

岡村は、驚きの表情を浮かべるレギュラー陣一人一人とがっちり握手を交わして抱き合った。そして、ジャルジャル、重盛さと美といった新レギュラーともあいさつ代わりに簡単なやりとりを繰り広げていた。

この企画で最も印象的だったのは、岡村が相方の矢部浩之に抱きついて、彼の耳元で何かをささやいたシーン。岡村がそこで何を言っていったのかは分からないが、彼のささやきを耳にした矢部は、照れ笑いを浮かべながらこう返していた。

「大丈夫、大丈夫」

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