山手線の駅では割りと地味な印象のJR大塚駅だが、エスニック好きなら決して素通りすることはできない。大久保界隈と同じとまではいかないが、エスニック料理店や食材店がひしめき合っている。
つい最近も当連載で大塚駅北口のネパール料理店「カスタマンダップ」を紹介したが、南口も見逃せない。サウスサイドもエスニック激戦区なのだ。
山手線の駅では割りと地味な印象のJR大塚駅だが、エスニック好きなら決して素通りすることはできない。大久保界隈と同じとまではいかないが、エスニック料理店や食材店がひしめき合っている。
つい最近も当連載で大塚駅北口のネパール料理店「カスタマンダップ」を紹介したが、南口も見逃せない。サウスサイドもエスニック激戦区なのだ。
大塚駅といえば「池袋の次の駅」というイメージしかなかったが、数年前に駅前広場が整備されたそうで、ロータリーには大塚の “O” をイメージしたモニュメントが設置されていた。上から眺めるとよく分かる。
今回宿泊したのは、大塚駅から徒歩30秒の「カプセルイン大塚」。まさに駅の目の前で、8階の休憩室からはリニューアルされた駅前の様子がよく確認できる。駅近のカプセルホテルはやはり最高だ。詳しく紹介したい。
大塚のオシャレ化が止まらねえ!
かつては飲み屋街とピンクな店のメッカで、いかがわしい雰囲気をまとっていた大塚。ところが駅前が再開発されてからというもの、アトレができたり、あの星野リゾートのホテルができたりと、まるで大学デビュー並に垢抜け出したのである。
もともと、隣の巣鴨駅に20年ほど住んでいた私としては、そんな大塚駅の大学デビュー状態を嫉妬混じりの気持ちで眺めていた。そして先日、ひょうたん島の閉店記事を書くために大塚駅を訪れて衝撃を受けた。
なんかGODIVAの新形態店舗ができてるんですけど!? お、お、大塚のくせにナマイキじゃん!!
いつまでも駅前にあると思っていた、大塚のランドマークが消える……。
JR大塚駅や都電荒川線の大塚駅を利用したことがある人なら、一度は目にしたことがある「大塚バッティングセンター / パチンコ ひょうたん島」が2023年6月30日で閉店してしまうのだ。
大塚の名物ビルの閉店ニュースは、大塚の近くに20年住んでいた私にとっては衝撃的であった。言うなれば渋谷から109のビルが消えるようなもの。渋谷といえば「109」、大塚といえば「ひょうたん島」なのだ。異論は認めない。
思えば大塚もここ10数年でめちゃくちゃ変わった。最後の日の「大塚バッティングセンター / パチンコ ひょうたん島」の様子とともに、大塚の古い街並みを紹介したい。
すでに30年の人生を生きてきた筆者だが、最近ふとした折に思うことがある。「好きな食べ物ばかりを食べていたら栄養が偏る人間の仕組み、理不尽すぎやしないだろうか」と。例えば油そばだ。筆者の大好きな油そばばかり食べていたら当然不健康になってしまうし、こってりしている分、余計にそのリスクは高いと思われる。
油そばからあらゆる栄養を摂取できるよう肉体を改造したいと何度も願ったものだが、残念ながら現代のサイボーグ技術はそこまで発達していない。だがしかし、普通の油そばより遥かにヘルシーな油そばというのは、実はもう存在しているのだ。その1つとして挙げられるのが「漢方油そば」である。
「果物の王様」と言えばドリアンだが、今の日本で国民投票を実施したら、王に選出されるのはメロンではないかと筆者は思っている。上品な甘さと高級感を備えたあの果物に王としての資質があることは、多くの人が同意してくれるはずだ。
今回は、そんなメロンの中でもとびきり甘い品種をふんだんに使ったパフェをご紹介したい。「とびきり」がどれほどかと言えば、普通のメロンの糖度が13~14度と言われているなか、それを優に越えた糖度17度以上をたたき出すほどだ。そんなの美味しいに決まっている。
家庭で1番簡単にできる料理、それは「おにぎり」ではないだろうか。ご飯と具材があれば、あとは握るだけ。いや、そもそもコンビニにいけば、手軽に購入することができる。お店に行ってまで食べるものではないはず。まして30分も行列に並ぶとしたら……。
しかし! そうまでしてでも食べるべきおにぎりが、東京・大塚にはある。「ぼんご」のおにぎりだ。こちらはおにぎり専門店で、昼時は行列で入店まで30分以上かかることも。それでもここのおにぎりは食うべきだ!! その味は “日本一” といっても過言ではない!
運動好きだった子どもなら誰でも1度は「バク転」に挑戦したことがあるはず。運動嫌いだった私(佐藤)だが、子どもの頃は自分の可能性をもう少し信じることができた。体育館のマットで夢中で練習した覚えがある。
それから数十年を経て、いまだにバク転はできない。逆立ちを1年以上練習しても、いまだに体得できない有様……。これは人の力を借りるしかない! ということでバク転を習いに行ってみた!!
諸君、この世界は金がすべてだ。……いきなり絶望的な気分になる斬新な書き出しで始めてみたが、これはある意味では真実である。結局金さえ払えばウマいものが食べられるんだよ。お偉いさんなんて、いいもん食ってんじゃねーの? なんてことを思ったり。
気を取り直して、ここで私(あひるねこ)がインターネッツで発見したとある情報をお教えしよう。なんと、大使館総料理長が手がけた料理がたった1000円で食べられる店があるらしいのだ。何だそのパワーワードは。ならば、ロケットニュースの大使として私が訪問しようではないか!
すっかり浸透した感のある「担々麺」。噂によると、担々麺専門店や「つゆなし担々麺」まで存在するらしい。だが、私(中澤)は、生まれて34年間担々麺を食べたことがない。したがって、どんなものを担々麺と呼ぶのかさえ知らない。一体、担々麺は何を根拠に「担々麺」とか名乗っているんだ?
味噌ラーメンや塩ラーメンのように「○○ラーメン」じゃダメなのか。お前だけちょっとわがままちゃうか。そんなに目立ちたいのか。小学校の体育教師ならそう言うだろう。そこで、担々麺が体育教師に怒られないレベルでオリジナリティーがあるのかどうか確かめに行くことにした。
2016年11月29日、「ミシュランガイド東京2017」の掲載店が発表された。掲載店の中でも特に注目を集めているのが、日本で2番目に一つ星が付いたラーメン店「鳴龍(なきりゅう)」だ。
以前からかなりの有名店であるためすでにご存知の方も多いと思うが、この店の人気メニューは「担々麺」である。さて、ミシュラン一つ星店の担々麺とはどんなものなのだろうか? その味を確かめに行って来たので、さっそくレポートしていこう。
通り雨が過ぎ蝉しぐれ。垂れ下がる並木の柳の葉先が風に揺れる。その涼し気な様子とは裏腹に、立ち上る陽炎は残暑の厳しさを物語っていた。こういう日こそ、キュッと締まった冷やしそばが食べたくなる。
ウマいそば屋を求めて色んな街を放浪する「立ちそば放浪記」。本日訪れたのは大塚だ。路面電車が情緒を漂わせるこの町の路地裏に、高級店顔負けのそば屋があるのをご存知だろうか。しかも、値段は庶民価格! まさに下町のミシュランだ!!
スタバ、ドトール、タリーズ……などなど、数多くあるカフェチェーン店。どの駅前にも1軒はあるはずだ。その中でも、「ルノアール」というとどんなイメージがあるだろうか? ちょっと年齢層高めで、落ち着いた雰囲気。席がゆったりしていて、その分値段も高め。といった感じではないか。
そんな老舗喫茶店のルノアールだが、東京・大塚にある店舗は何やら様子がおかしい。なんと、店内で釜めしが食べられるという。サンドイッチはある。ケーキもある。そして、なぜか釜めしも食べられるという。意味がわからない。わからないので、実際に食べに行ってきた。
池袋と巣鴨に挟まれた駅・大塚。隣の駅が全国屈指の繁華街・池袋ということから栄えているイメージを持っている人もいるだろうが、思いの外そうでもない。意外と静かなのが、大塚である。
大きな乗換もなければ、遊ぶ場所も限られてくるため、一度も訪れたことがないという人もいるだろう。少し前まで筆者(私)もその一人であった。ところが! おにぎりを食べるためだけに下車してもいいと思えるほど、おいしいお店に巡り会うことができたのでご紹介したい。