年に数回、どうしても家系ラーメンを食べたい気分がやってくる。それがまさに先日だったのだが、横浜家系ラーメン壱角家に行くと避けては通れないような光景が広がっていた。

視線の先にあったのは、なんと冷(ひやし)壱郎なるどこか冷やし中華を思わせるメニュー! このところ、冷やし中華を食べまくっている身からすると食べるしかないだろ!!

・ご飯つきも可能

4月末から販売されているという冷壱郎は960円(価格は一例)。お店の外にある看板の写真を見る限り、冷やし中華イズムを感じながらガッツリ系のようにも見える。

さすが家系のメニューだな……と思いつつ券売機で注文を済ませ、席に移動すると店員さんからご飯をつけるか聞かれた。一瞬、冷やし系のメニューとご飯は合うのかと戸惑うも、思い返せば喜多方ラーメン坂内の「中華風冷やしラーメン」はアリだった。


そうそう、こういうときは先入観を捨て去るべき。もしかしたら新しい発見ができるかもしれないし、ここは家系らしくご飯をつけてもらうことにした(※時間帯でライス無料サービス実施店舗)。


・実食

さて、待つことしばらく。こちらが壱角家の……


冷壱郎である!


透明な皿が涼しげで、全体的に爽やかな印象でとても家系ラーメンのものとは思えない。ただ、よ〜く見ると……


もやキャベがなかなか盛られていて、麺が埋まっているのが分かる。このあたり食べ応えがあってヒジョーにヨロシイ。


麺は細めのスルスル入る系。スープは牛ベースのあっさりしてコクがある特製とのことで、想像していたよりもアッサリ&サッパリしている。

でもって、盛られていたもやキャベ、そして水菜、メンマなど全体と混ぜたら味が締まって一気にギア上がる。うむ、これは美味しいですねぇ。


──と素直に箸を進めていたのだが、後半に差し掛かると突如として冷壱郎が牙を剥いてきたのだった。というのも……

・邪道のカスタマイズ

カスタマイズの存在である。店前の看板にオススメは「ラーマヨ」でコクがアップすると書いてあったのだ。そんなの普通にヤバいに決まってるだろと思いつつ、実際にやってみたところ……


あっ……


これはヤバいって……


あああっーーー!!!!


ついやってしまった。ただでさえマヨでジャンクさに拍車がかかるのだが、一気にモデルチェンジするような味変具合は素晴らしい。正直、ここまでご飯の使いどころに迷っていたところがあったものの、ラーマヨをぶっこんだ麺を乗せれば天国(ヘブン)が広がっていた。

一言で表すならば悪魔的。全体的にしっかり量もあったし、これで1000円以内はむしろコスパいいのではないだろうか。

一度の食事で違う顔を見られておもしろいし、それでいて美味しい。凄まじい満足感で店を出た。

・期間限定

問題があるとしたら、とにかく午後が眠かったこと。麺と一緒にご飯も食べるとなると、そのあたりは覚悟しておいた方がいいだろう。

なお、冷壱郎は9月30日までの販売予定。今年の夏、壱角家で食べるならば、あたたかいラーメンより冷壱郎を選ぶことになりそうである。

参考リンク:横浜家系ラーメン壱角家
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.

▼今回の店舗は壱角家 新宿3丁目店。なんとライス無料食べ放題……!