海外通販サイト・AliExpress(アリエクスプレス)で非常に人気の「LEDシーリングライト」を購入した。ただのライトではなく、シーリングファンとセットになっているのがポイント。レストランやカフェの天井で見かけるサーキュレーターが付いたライトなのだ。

つまり部屋全体を照らしながら、室内の空気を循環してくれるってこと。購入者からの評価も高く(5段階中5)、コメント欄には「品質が非常に高い」「見た目も機能も良い」などと絶賛されていた。果たして実際のところはどうなのだろうか?

・アリエクスプレスで大人気

ファン付きLEDシーリングライトは50%オフの3322円でゲット。んで、後から調べたところ、似たような商品も実はたくさんあって、価格は700円〜1万5000円って感じ。サイズや機能に違いはあるのかもしれないが、なんとなく「3000円」はちょうど良い気がした。

潰れた箱の中から出てきたのは、ファン付きライト本体・リモコン・説明書の3点セット。中国産とはいえ「Amazonで星1つの商品」よりも中身の信頼度は当然高い。

ライトは電球ソケット(受け口)に取り付けるタイプのようだ。買う前に確認すれば良かったが、うちのリビングの天井は「引掛けシーリング」なので、どうしてもリビングに取り付けたい場合は「E26口金」に変換するアダプターが必要となる。ただ……


アダプターを購入するのは面倒だったので……



…………


トイレで試してみることにした。



・トイレのライトを交換

おそらくトイレにファン付きライトを設置している方はあまりいないだろう。あらためて考えると “ただ電球が付いているだけ” というのは味気ない気がする。トイレ内の空気をファンでかき混ぜたくはないが、別にかき混ぜても問題はないはずだ。


ファン付きライトを電球のようにくるくる回して取り付ける。



さっそく明かりをつけてみると……


パッ(ファ〜〜〜〜〜)


ファンも同時に回りだした。トイレ内の空気がかき混ぜられる……分かっていたけどあまり気持ち良くはない。しかしライトは一切悪くない

ここでやっとリモコンが登場。


・リモコンの出番

説明書曰く、リモコン操作によって「明るさ」「明かりの種類(Warm・Natural・Whiteの3パターン)」「風量」「タイマー」などの設定ができるらしい。実際に明かりを切り替えてみると……

パッパッパッとボタンを押すたびにトイレ内の雰囲気が変わる。面白い。今さらだが、トイレで使うにはもったいない機能だ。

またリモコンで風量が選べるから、設置する部屋や時間帯によっては「ライトのみ」「ファンのみ」といった使い方ができるだろう。たとえば、寝室に設置して寝ている時は「ライトを消してファンを回す」とかね。人気が高いのも納得。とてもユニークな商品だった。

……ただやはり、トイレのライトは「電球が付いているだけ」で良いと思う。味気はない方がいいのだ。というわけで、現場からは以上です。


参考リンク:AliExpress「ファン付きLEDシーリングライト」
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.