世間で取り沙汰されている闇バイト。ニュースでも連日報道され、その存在自体はもはや闇でもない。むしろ、今日本で一番晒されていると言っても過言ではないだろう。今さら応募する人は、よほどのアホに違いない。
そんな闇バイトの枝葉はSNSで広がりを見せているそうな。一見、裏側を覗く風のSNSの雰囲気がマッチしたのかもしれない。ん? ってことは、SNSの本場のアメリカにも闇バイトってあるんだろうか?
世間で取り沙汰されている闇バイト。ニュースでも連日報道され、その存在自体はもはや闇でもない。むしろ、今日本で一番晒されていると言っても過言ではないだろう。今さら応募する人は、よほどのアホに違いない。
そんな闇バイトの枝葉はSNSで広がりを見せているそうな。一見、裏側を覗く風のSNSの雰囲気がマッチしたのかもしれない。ん? ってことは、SNSの本場のアメリカにも闇バイトってあるんだろうか?
ついに来た。来なくてもいいのに来た。闇バイトの誘いが。まったくもって、うんざりする。本来であれば、こんな誘いはスルー。というか、無視が鉄則。絶対に乗ってはいけない。
だが、勧誘の手口を明らかにすることで注意喚起になるかも……闇バイトに応募する人が減るかも……と思い、あえて途中まで乗ってみることにした。
この記事が、大きく言えば「WEB記事」が、今の10代〜20代あたりの若者に届くのかどうかわからないけど、彼らに届くことを願って書いておきたい。
そして、記事を最後まで読まない人のために、結論だけ最初に書いておきたい。
「つい出来心で闇バイトに応募してしまって、DMで『テレグラム』や『シグナル』って単語が出てきたら本当に人生終わるかもしれないから絶対に引き返せ。もし応募してしまったら警察に即相談しろ」だ。
インスタに謎のDMが届いた。ほんの少しだけ日本語が怪しいので超訳するが、いわく
「Amazonのバイトを募集中。スマホとPayPayさえあれば15分で2万円〜5万円の報酬が得られる。日本人のみ、10名の限定募集。気になるならLINEに連絡して」
──みたいな感じ。そんなの気になる。ということでソッコーで連絡してみると、どう読むのが正解なのかよくわからない男「宮本林之」に繋がり……
いま世間は「わからないことはAI(ChatGPT)に聞く」的な風潮になっているが、毎日100人規模で世界中から新規の迷惑DMが届く迷惑メール評論家の私には、頼れる人間(ほぼ全員詐欺師)が常時1000人以上いる。
そんな私の最近の悩みは、中華料理のチャーハンである。わりと高級な中華鍋を新調し、ほぼ毎日のように使い込み、猛烈なスピードで中華鍋自身も育っているのだが、なかなかどうしてチャーハンを上手に作れないのだ。
そこで、どうしたら美味しいチャーハンが作れるのかを、AI……ではなく、迷惑DMを送ってくるカタコト日本語のLINEユーザーらに聞き込みしまくってみたのであった。アイッ! その結果、けっこう無視されたが──
法外な行為に加担することで報酬を得る闇バイト。ひと言に闇バイトと言ってもその深度は様々だが、作業を分割して、単品で見ると普通の行動にしてしまうことにより、やる側の罪の意識を低くさせるという意味合いもあるだろう。
これくらいならギリOKでしょ。今回、闇バイトをやっていた人に話を聞いたところ、まず思ったことは「闇バイトに当たるとは知らずにやっていた人が多い」ということ。では、なぜそのバイトを始めるに至ったのか?
正直なところ、よくわからない。よくわからなさすぎて、気持ち悪い。とにかく私は、どこかの国の、何かのために使われて、結果としてお金を得た。だが、「なんのため」なのか不明。そんな誘いが、いま多発中だ。
あまりにも複雑怪奇なので、まずは “ざっくり” と簡単に解説したい。もしかしたら皆さんのインスタのDMにも「1日10分で2万円〜5万円稼げる」的な誘いが来ているのでは? それに乗ってみた結果である。