「例の中華皿」の記事まとめ

【レシピあり】北京で「猫耳」を食べてきた! “猫耳炒め” こと「炒猫耳朵(ちゃおまおあーるどぅお)」の正体 / 沢井メグのリアル中華:第17回

よく「中国人は飛ぶものは飛行機以外、四つ足は机と椅子以外何でも食べる」というフレーズを聞く。正確には広東人の食の貪欲さ例えた言い回しなのだが、中国料理への興味をそそるのにこれ以上の言葉はない。「こんなものも食べるの?」という驚きはまさしく異文化体験だ。

さて、以前、私(沢井)が北京に滞在したときのことだ。大学構内の食堂で「猫耳」なる食べものを見かけて驚いたことがある。猫耳って猫の耳ですか!? そんなものがカジュアルに売られていていいのかよ!? ということで、沢井メグのリアル中華:第17回、猫耳いきます。

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【レシピあり】酢豚にパイナップルを入れた犯人が判明 → 清朝生まれの中国料理『古老肉(ぐーらおろう)』 沢井メグのリアル中華:第16回

かつて中国住みだった沢井メグが中国料理を粛々と作るコーナー『沢井メグのリアル中華 / 現地日本人にも超絶愛されているのに、なぜかイマイチ日本でメジャーでない中国料理』。

第15回では酢豚の “原作候補” のひとつである「糖醋排骨(たんつーぱいぐー)」をご紹介したが、今回はもうひとつの候補をご紹介したい。その料理「古老肉(ぐーらおろう)」が有力候補である最大の理由は、パイナップルである。

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【レシピあり】中国料理「宮保鶏丁:ゴンバオジーディン」がウマすぎ注意 /「宮保」と「宮爆」の違いは何? その作り方はコレだ!! 沢井メグのリアル中華:第8回

カシューナッツやない! ピーナッツのが食べたいんや!! それもガツンとした辛さのヤツ!!!! 中華料理『鶏とカシューナッツ炒め(腰果鶏丁)』は日本で市民権を得つつあるが、『鶏とピーナッツ炒め(宮保鶏丁)』の方は今ひとつなのは何故なのだろう。

中国では、地方にもよるかもしれないが宮保鶏丁の方が知名度が高い印象で、多くの日本人も食べているというのに……

ということで、第8回『沢井メグのリアル中華 / 現地日本人にも超絶愛されているのに、なぜかイマイチ日本でメジャーでない中国料理』では「宮保鶏丁(ゴンバオジーディン)」を紹介したい。

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【レシピあり】「麻辣豆腐(マーラーどうふ)」は麻婆豆腐と一文字違いで何が違うの? 実際に現地で食べていたのはコレだった / 沢井メグのリアル中華:第7回

日本人で「麻婆豆腐(マーボーどうふ)」を知らない人がいるだろうか? 「中華の神様」こと料理人の陳建民氏が日本風にアレンジして広めたもので、1970年代に普及。いまや幼稚園や保育園の給食にも登場するほどで、国民的中華と言っても過言ではない。

さて、そんな「麻婆豆腐」だが、中国には一文字違いの「麻辣豆腐(マーラーどうふ)」というものがあるのをご存知だろうか? 一文字違うだけで、結構異なる? 「婆」と「辣」って何が違うのさ!? まずは元中国住みの沢井メグが実際に食べていたものを紹介したい。

沢井メグのリアル中華 / 現地日本人にも超絶愛されているのに、なぜかイマイチ日本でメジャーでない中国料理』。第7回「麻辣豆腐(マーラーどうふ)」いってみよう!

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【レシピあり】キミは中国料理「木須肉:むーしゅーろう」をご存知か / 丼にするとウマイ豚卵料理! でも “木須” って何のこと? その由来が感動的に美しい

かつて中国住みだった沢井メグが中国料理を粛々と紹介するコーナー『現地日本人にも超絶愛されているのに、なぜかイマイチ日本でメジャーでない中国料理』。第5回は「木須肉:むーしゅーろう」だ。

この文字を見て、何のことだかわかる人の方が少ないのではないだろうか。しかし、料理自体は見たことがあるかもしれない。でも名前が知られなきゃメジャーになんてなれないじゃない! ということで、今回は名称の秘密から紐解いていきたい!!

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【レシピ】キミは中国料理「西紅柿炒鶏蛋:しーほんしーちゃおじーだん」をご存知か / 安ウマ早のコスパ最強野郎! プロに聞いた作り方はコレだ

世界3大料理といえば、フランス、トルコ、そして中国料理だ! とにかくウマイと言われる中国料理。しかし実際には「現地に住んでみて、中国料理が合わなかった」という人も少なくない。油が多いし、独特な香辛料の香りが無理って人もいるよね……。

とはいえ! 中国料理が苦手という人に聞いても「コレをマズイと言う人に会ったことがない」という料理がある。

ということで、沢井メグがそんな中国料理を粛々と紹介するコーナー『現地日本人にも超絶愛されているのに、なぜかイマイチ日本でメジャーでない中国料理』、第4回は『西紅柿炒鶏蛋(トマトと卵の炒めもの)』だ!

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【レシピあり】キミは中国料理「土豆絲:とぅーどうすー」をご存知か / 簡単&ウマいのになぜ日本にはないの…その作り方はコレだ!!

少し前、中国ネットユーザーの間でこんなニュースが話題になっていたらしい。それは「日本人が選ぶ中華料理ランキングが意味不明!」というもの。名前が挙がるのは餃子や麻婆豆腐ばかり。「なんで○○がないの?」「美味しいのに!?」と議論になったのだとか。

そう、中国には街の食堂にさえ、日本人にあまり知られていない激ウマ料理がたくさん存在するのだ! 

ということで、沢井メグがそんな中国料理を粛々と紹介するコーナー『現地日本人にも超絶愛されているのに、なぜかイマイチ日本でメジャーでない中国料理』。第3回は「土豆絲:とぅーどうすー」。全ての材料が日本で手に入る、しかもウマいのに、なぜ定着できないのか。

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【レシピあり】キミは中国料理「魚香肉絲:ユーシャンロースー」をご存知か / チンジャオロースーほど知名度はないがマジウマ! その作り方はコレだ!!

突然だが、皆さん! 中国料理と聞いてどんなものを思い出すだろうか? 餃子? 麻婆豆腐? チンジャオロースー? ……だけじゃないのが中国!! 長~いお付き合いがありながら、中国には日本人にあまり知られていない激ウマ料理が、まだまだ山のように存在するのだ!

ということで、沢井メグがそんな中国料理を粛々と紹介するコーナー『現地日本人にも超絶愛されているのに、なぜかイマイチ日本でメジャーでない中国料理』。第2回は「魚香肉絲:ユーシャンロースー」。これ、魚って言っておきながら実は肉料理! 日本料理にはない発想にハマる日本人が多いのである。

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【レシピあり】キミは中国料理「地三鮮:でぃーさんしえん」をご存知か / なぜか日本でメジャーでないが激ウマ! マジウマ!! その作り方はコレだ!!

突然だが、皆さん! 中国料理と聞いてどんなものを思い出すだろうか? 餃子? 麻婆豆腐? チンジャオロースー? ……だけじゃないのが中国!! 長~いお付き合いがありながら、中国には日本人にあまり知られていない激ウマ料理が、まだまだ山のように存在するのだ!

ということで、沢井メグがそんな中国料理を粛々と紹介するコーナー『現地日本人にも超絶愛されているのに、なぜかイマイチ日本でメジャーでない中国料理』を始めたい。第1回は「地三鮮(ディーサンシエン)」。いや、これね、中国で出会ったとき、衝撃的に美味しかったんですよ! なんで日本であまり見ないんだろう?

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【誰も知らない伝統レシピ】中国奥地から来た青年の家庭料理がウマすぎて泣きそう / だがワキのニオイがする肉料理『ジャーニュウロウ』

ひとくちに家庭料理といっても、その家だけに代々伝わる “なんだかよくわからないオリジナル料理” というものが、たまにある。誰でも食べてると思っていたのに、大人になってからハッと気づくのだ。「え、ウチだけ?」……と。

そんな “ウチだけだったんだ” 的な家庭料理を紹介するのが、1年ぶり4回目の「誰も知らない伝統レシピ」のコーナーだ。今回、私・沢井メグがお伝えするのは、ある中国青年のお宅に伝わる家庭料理だ。メニュー名は『ジャーニュウロウ』。衝撃的にウマかったので、ご紹介したいと思う。

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