昭和の時代から「ミルクパズル」「牛乳パズル」などと呼ばれ、鬼畜的な難しさで知られる “無地のジグソーパズル”。絵柄が完成していく喜びはなく、ひたすらストイックにピースと向き合う作業は精神修行のよう。宇宙飛行士の選抜試験でも出題されたことがあるという。
集団生活への耐性ゼロで、かつ閉鎖空間に恐怖を感じる筆者は宇宙飛行士には心ひかれないが、漫画『宇宙兄弟』は夢中で読んだ。
宇宙飛行士や南極観測隊など極限状態に置かれるミッションでは、どんな能力のある人が「適性がある」と判断されるのか。っていうか、ジグソーパズルでなにがわかるのか。
完全なる野次馬で、株式会社ビバリーから発売された「宇宙飛行士 選抜試験 白無地ジグソーパズル」をやってみた。