以前の記事で、「おばあちゃんの原宿」と言われる東京・巣鴨で、衣料店を巡りながら70年代ヒッピースタイルを再現するという企画についてお伝えした。これは私(佐藤)と和才記者によるファッション対決である。
婦人服には、紳士服にはあまりない斬新なデザインのものが多く、それらを組み合わせればあらゆるファッションを再現できるのではないか? そう思ったところから今回の企画は始まっている。前編では巣鴨を散策し、2人がそれぞれ購入した戦利品についてお伝えした。今回はそれを実際にコーディネートしたのである。あなたはどちらの方が、よりヒッピーに近いと思うのだろうか?
・格安販売店で購入
私は格安販売店を回って、手ごろな価格で購入できる衣類を見て回った。その結果、予算の上限を5000円と定めていたのだが、シャツ2枚とパンツ1枚、それにスカーフとネックレスまでそろえて約3400円に至ったのである。
・サングラスに3000円
一方の和才記者は、小物に注力しており、ほとんどの小物を100円均一で調達。衣類にほとんど力をかけていない。ワンピース1着とストール1枚。それなのに、約4700円もかかってしまっている。実は小物のなかでもサングラスにこだわっており、これが3000円もしたそうである。
・ジャニス・ジョップリン?
そして各々実際に着用してみると、私はどこかで見かけたようなバンドマンのようになった。それが70年代のスタイルかと言われると、私自身はうまくまとめられたと思っている。和才記者は明白なイメージがあったそうだ。それは、ジャニス・ジョップリンである。たしかにそういわれると、見えなくもないのだが、ジャニスは首にチェーンを巻いていなかったはずだが……。
とにかく、巣鴨の商品で70年代のファッションを再現することは可能であることがわかった。意外な掘り出し物がみつかるかもしれないので、皆さんも巣鴨を散策してみてはいかがだろうか。