「刀剣」の記事まとめ
鬼や化け物を切ってきた源氏の重宝・兄弟太刀の「鬼切丸(別名・髭切)」と「薄緑丸(別名・膝丸)」。日本刀の付喪神(つくもがみ)を擬人化したゲーム『刀剣乱舞』にも「髭切」「膝丸」の名で兄弟として登場し、現在も幅広い世代から愛される名刀だ。
そんな「髭切」「膝丸」が2019年12月28日〜2020年1月26日の期間、春日大社にて珍しく兄弟揃って展示されているのだが──実際に見比べてみると、この兄弟に隠された「秘密」が見えてきてしまった。通常、二階展示室は撮影禁止だが、今回特別に取材させていただけたので、さっそくご紹介したい!
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このハンバーガー屋のJAPAN感がスゴイ。ハンバーガーというとアメリカの食べ物という印象だが、日本の老舗焼肉店が運営する「SHOGUN BURGER(ショーグンバーガー)」は一味違う。名前はもちろん、たとえばパティに厳選された和牛100%が使用され「日本を味わえる」と外国人観光客にも人気のお店だという。
さてそんなSHOGUN BURGERが、このたび「日本刀とコラボ」したそうだ。ハンバーガーと日本刀の組み合わせとは何なのだろう? 実物を見に行ったところ……予想以上だった!
「侍」と聞くと、たとえどんなに歴史物に興味がない人でも、何かしらのイメージが浮かぶのではないだろうか。しかし、具体的に「侍」がどんな装いで、どのような武器を使って、どう戦っていたのかを詳しく知っている人はそういないのでは。「侍」──皆が知っているようで、実はあんまり知らない存在。
そんな侍の「真の姿」を垣間見ることのできる展示が、福岡市博物館で開催中だ。天下五剣・大典太をはじめ貴重な品々が出品されている上、人気ゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」とのコラボも行われている注目イベントだ。通常は撮影禁止だが特別に許可をいただき、学芸員さんに展示の見どころも教えてもらってきた。貴重な品々をさっそくご紹介するよ〜!
「流星刀(りゅうせいとう)」というワードを聞いたことがあるだろうか? 刀剣やファンタジーがお好きな人なら一度は耳にしたことあるだろう。その名のとおり「流れ星で作った刀」、すなわち隕石で作られた刀のことだ。
もう聞いただけでワクワクする! 言うまでもなく貴重な存在なのだが、それが2019年秋に一般公開されることがわかった。そんなの見てみたいに決まってる! 地球の鉄で作った刀と何が違うの? 切れ味は!? 謎と魅力を専門家に詳しく聞いてきた!
1995年から放送されていたTVアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」を皮切りに、国内外を問わず幅広い世代から愛され続けている「エヴァンゲリオン」シリーズ。そんな「エヴァンゲリオン」シリーズの新劇場版と日本の伝統文化である「日本刀」がコラボした「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」が、特別展示「EVANGELION ARTWORK SELECTION」とともに、パワーアップして東京に帰ってきた。
行ってきた筆者が目にしたのは、「日本刀」の固定観念をブッ壊すような刀たちと、貴重なセル画・原画・設定資料の数々。さっそく語りたいところだが、残念ながら大人の事情により記事内では原画の魅力を語ることが出来ない……ので、今回はあえて刀剣好きの視点から、見どころを徹底的にお伝えしたい!
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溶けにくいと豪語するアイスが、岐阜県の関市で販売されている。その名も「日本刀アイス (税込1000円)」。日本刀のようにスラリとした形状で、アイスでありながら、刀匠・二十六代藤原兼房氏が監修した本格的なものだ。
名刀の産地・関らしいアイスなのだが……「溶けにくい」といったところで、さすがに8月の猛暑にはかなわないのではないか? つまり、外に数分置いたら溶けてしまうのではないだろうか? 気になったので、屋外に容赦なく放置してみた!
国内外で高い人気を誇る『るろうに剣心』から次元の壁を超え、とてつもない物が生み出された。なんと主人公・緋村剣心の愛刀「逆刃刀・真打」が、公式の許可を得て初めて、現代の名刀匠によって正真正銘の日本刀として打たれたのだ。『るろうに剣心』ファンのみならず、刀剣好きも見逃せない逸品だ。
そんな「逆刃刀・真打」は2019年8月1日から『博物館明治村』にて、剣心たちの生きる激動の時代が感じられる貴重な品々とともに展示されている。剣心が抱く「不殺(ころさず)」の信念を印象的に現している逆刃刀。果たして、どのように再現されたのか……!
戦国武将が愛用していた名刀となると、博物館などで展示されていても目玉だったりで、じっくり見ることが難しい。混雑していると他の方と譲り合って見る必要があるし、そもそも人だかりが出来ていてきちんと見られないこともあるからだ。
しかし、三重県・桑名にある刀剣コレクションルームをはじめ、名刀や甲冑をタダで存分に鑑賞できる穴場スポットは存在する。そして名古屋には穴場というだけでなく、なんと伊達政宗の愛刀があるとか……! 善は急げということで、さっそく見てきた。
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昨今、ゲームなどをきっかけに刀剣(日本刀)がブームになっている。名刀の展示に多数の人が来場して数億円規模の経済効果をもたらしたり、日本刀の復元や保存のためのクラウドファンディングが募集開始からわずか数時間で目標金額に到達したり、とその勢いは止まらない。しかし、刀剣に馴染みがない、難しそうだし見ても魅力が分からない……という方も多いのではないだろうか。
実は筆者もそうだったが、刀剣をじっくり鑑賞しているとコツをつかんで刀の見え方が変わり、嘘のように刀身表面に見える模様が増えてくるのだ。博物館などでは混雑していて、刀剣をゆっくり眺められないこともあるが、なんと名刀や戦国武将の兜・甲冑をゆっくり見られ、しかも無料かつ撮影もOKな超穴場スポットを発見した。さっそく行ってみたよ!
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滴るようにキラめく刃、完成された曲線美……日本刀は、武器としてだけではなく美術品としての評価も高い。中でも、天下に名だたる名刀5振りは「天下五剣」と呼ばれている。
お宝中のお宝であり、普段お目にかかる機会もなかなかない天下五剣。なんと、その中で最も美しいと言われる『三日月宗近』が、東京国立博物館で展示されているぞ! というわけで、さっそく見に行ってきた!!
突然だが、「妖刀」と聞くと、みなさんはどんな刀を思い浮かべるだろう。私(中澤)は、とてつもなく美しい刀を思い浮かべる。それこそ、刃の輝きに魅入られるほどに。
現在、超ド級の妖刀「村正」の展示会が三重県の桑名で行われているのをご存じだろうか? ゲームやアニメでもお馴染みで「徳川にたたる……」とまで言われた伝説の妖刀。その真実の姿を見るチャンス! というわけで、三重県桑名市博物館の企画展『村正 -伊勢桑名の刀工-』に行ってきた!!