誰にでもなんとなく人生がどん詰まりに感じるときってあると思う。そういうとき、私はだいたい本を読んできたように思う。
ネットニュースの記者がこんなこと言うのもなんだが、心が疲れているときにネットを見ると心がズンと重くなる。結局、悩んだときは本と自分だけの世界に没頭できる読書が一番いいと思っている。
最近読んだ『芸人という病』(双葉社)はそんな「人生なんとなくどん詰まり気分」のときに寄り添ってくれる1冊であった。
長い潜伏期間を経て「THE SECOND」準優勝で再ブレイクを果たしたマシンガンズ。ツッコミ担当の西堀氏が「売れない芸人」たちの生活に密着した芸人ドキュメンタリー本なのだが……。