6万円と1万円。単純に考えてその差は5万円である。「6万円相当のグッズが1万円で買えますよー!」と言われたら、多くの人はときめくに違いない。そう、これがヴィレヴァンアウトレットじゃなければね──。
ゴミとして名高いヴィレヴァンのさらに上を行く、ヴィレヴァンアウトレット。今年も元旦早々、最高額の「1万円福袋」をゲットし、奇跡の宝探しと行きたかったところだが。結果的には1番高いと思われる商品が、心底ダサすぎて涙せずにはいられなかった。
6万円と1万円。単純に考えてその差は5万円である。「6万円相当のグッズが1万円で買えますよー!」と言われたら、多くの人はときめくに違いない。そう、これがヴィレヴァンアウトレットじゃなければね──。
ゴミとして名高いヴィレヴァンのさらに上を行く、ヴィレヴァンアウトレット。今年も元旦早々、最高額の「1万円福袋」をゲットし、奇跡の宝探しと行きたかったところだが。結果的には1番高いと思われる商品が、心底ダサすぎて涙せずにはいられなかった。
つい先日2023年になったばかりだが、気付くとほぼ2022年だった──。
何を言っているのか分からないと思うのでもう少し詳しく説明すると、2023年のヴィレッジヴァンガード福袋だと思って開封したら、ほぼ2022年のヴィレッジヴァンガード福袋だったのだ。私(あひるねこ)にも何が起きたのか分からなかった。
「巣ごもり女子のもふもふな福袋」というキャッチフレーズの時点でだいぶ既視感はあったのだが……とりあえず中身をご覧いただこう。
佐藤だ。年始早々、ワシャ怒っとる。というのは、編集部のP.K.サンジュンが購入してきた福袋があまりにも人を舐めた代物だったからだ。
福袋特集が始まって以降、サンジュンとあひるねこはヴィレッジヴァンガードの福袋について再三「ゴミ」と称しているのだが、それらのモノでさえも生ぬるいほどの福袋が存在した。
それは同じくヴィレヴァンの「佐藤さん専用」という福袋(税込3000円)だ。中身を見てワシャ愕然とした。ひどすぎて、企業姿勢を疑いたくなるレベルじゃ、コラーーーッ!!!!
ヴィレヴァン福袋のゴミは “いいゴミ” である。あたり前のように福袋の中身がわかるこの時代、ヴィレヴァンだけはシレッとゴミを詰め込んでも笑って許せる存在。現代人が忘れかけている “大らかな気持ち” を思い起こさせてくれる稀有な存在といえよう。
……が、ここ5年ほどヴィレヴァン福袋を開封し続けている “ゴミの番人” こと私、P.K.サンジュンも今年のヴィレヴァンには驚きを隠し得ない。なにせ『イエロー福袋(3600円)』すら当たりに思えてしまうほどキレキレなのだから──。
例年「ゴミ」でお馴染みのヴィレヴァン福袋。ここ数年にわたり私、P.K.サンジュンは何度「ゴミ」と書いたかわからないが、もしかしたら私は “本物のゴミ” を知らなかったのかもしれない。
いま私はかつて開封してきた全てのヴィレヴァン福袋たちに、謝罪したい気持ちでいっぱいである。「ゴミとか言ってすみませんでした。2023年のブルーに比べたら全然ゴミじゃありませんでした」と──。
ヴィレッジヴァンガードの福袋『パープル(税込5500円)』を開封した先輩記者・サンジュンはその内容について、「ヴィレヴァン史上最高の大当たりである」と喜びを隠せないでいるが、それを聞いて私(あひるねこ)は思った。初孫じゃねぇんだぞ。どんだけ甘いんだよ!
まったく、あれの一体どこが最高だってんだ……と言いつつ、実は今、私の手元にあるのは『パープル』と同じ税込5500円の福袋『オレンジ』。もしかしたらこっちはワンチャンあるかも? 最高だったりするかも? しかし、そんな淡い期待はこの後、粉々に打ち砕かれることになる。
結論から述べてしまうと、それは前人未踏のゴミだった──。
数ある福袋の中でも「いいゴミ」「笑えるゴミ」として知られるヴィレッジヴァンガードの福袋。そういう意味で2023年のヴィレヴァン福袋『レッド(3600円)』は “王道のゴミ” と申し上げていいだろう。
中身に関していえば「これが使える!」とか「これは良くない?」なんてものは1つも入っていなかったが、それこそがヴィレヴァン福袋。ヴィレヴァン大好きっ子のみんな……待たせたな? 救いのないゴミの集合体に打ち震えるがいい──。
まず断っておきたいのは「今日は4月1日ではない」ということ。それを承知で聞いていただきたいのだが、なんとなんと『ヴィレヴァン福袋 パープル(5500円)』は完全無欠の大当たりであった。
「ウソつけ」「ヴィレヴァンでそんなワケがない」という気持ちは痛いほどわかる。……が、2016年から毎年ヴィレヴァン福袋を開封し続けている私、P.K.サンジュンは断言しよう「2023年のパープル福袋はヴィレヴァン史上最高の大当たりである」と──。
ロケットニュース24が総力を結集してお届けする2023年の福袋特集。言いたいことも言えないこんな世の中で、ひときわ異彩を放つのが “ヴィレヴァン” こと『ヴィレッジヴァンガード』の福袋である。
2023年のヴィレヴァン福袋は全10種類がラインナップされており、嬉しいことに昨年は姿を消していた “1万円福袋” が華麗に復活! しかも3種類!! ……が、ヴィレヴァンから送られてきた「ブラック(1万1000円)」を開封した私、P.K.サンジュンは「ブチギレている」というのが正直なところだ。
「かなり考えてやっている」──。これが2022年に発売された『ヴィレヴァン福袋2022』を全て開封し終えた、私、P.K.サンジュンの率直な感想である。点数にするならば「85点」くらいはつけてもいいのではなかろうか?
昨年は「期待ハズレだった。もっとゴミを入れろ!」と評価したが、今年は “ヴィレヴァンらしさ” を押し出しつつ、世の流れとも上手く折り合いをつけていた。ズバリ、悪ふざけ王のプライドを垣間見た気分だ。
その中身を見てゴミ袋と誰かが言ったとか、言わないとか。ヴィレッジヴァンガードの福袋には、理解の範疇(はんちゅう)を越えるシロモノが入っていがちだ。
そんなヴィレヴァンがプロデュースする『ニュースタイル』という、大人向けのオサレなライフスタイルショップがある。こちらの店の福袋は一転して、使えるものが入っているという噂を聞きつけた記者。さっそく買いに走ったのだが……
たった今、ヴィレヴァンアウトレットの『3000円福袋』を開封し終えた私、P.K.サンジュンはこう確信した。「今年1番ヤベえ福袋が決まったな」と──。これを超えるとしたら、それこそ本物の生ゴミでも詰め込むしかないだろう。
それほどまでにヴィレヴァンアウトレットの『3000円福袋』はヤバい。開封前は「1万円福袋よりはマシなんでしょ?」と思っていたが、そんなことは無かった。自由奔放すぎるがゆえ、最終的には地獄絵図と化した衝撃の中身とは果たして──。
ヴィレッジヴァンガード福袋の画期的な点として、売る側も買う側もそれがガラクタであると理解していることが挙げられるだろう。いや、売る側の気持ちは正確には分からんのだが、もしアレを真に素晴らしいものとして売っているとするなら、今すぐ病院に行った方がいい。
そんな稀代のガラクタ袋の中でも、私(あひるねこ)をもっとも苛立たせるのが今回ご紹介する「モフモフフォーエバーな福袋(税込3600円)」のようなタイプである。ヴィレヴァンよ、頼むからこういう福袋だけはマジでやめてくれ……!
購入する前から福袋の中身がわかるようになり、しばらくが経つ。絶対に外さないことはありがたいが、一方で「何が入っているのか?」というワクワク感は激減してしまった。これも世の流れ……致し方ないことなのだろう。
そんな流れに逆らい続けていたのが、我らが「ヴィレッジヴァンガード」だったのだが、残念ながら昨年は「やや世の中に合わせている」という印象を受けざるを得なかった。そんな中である、ヴィレヴァンアウトレットの関係者からコンタクトがあったのは──。