すっかり寒くなってきた。秋をすっ飛ばして冬になった感もある。当然、埼玉の山奥にあるロケット荘こと100万円の古民家も、“暖” なしでは楽しめない今日この頃だ。
そんな時こそ、「山ごたつ」である。
熊には十分な注意と対策を考慮しつつ、私はコタツとポータブル電源、そして冷蔵庫をロケット荘の裏山に運び込み、極楽待ったなしの「山ごたつ」を堪能することにしたのであった。
すっかり寒くなってきた。秋をすっ飛ばして冬になった感もある。当然、埼玉の山奥にあるロケット荘こと100万円の古民家も、“暖” なしでは楽しめない今日この頃だ。
そんな時こそ、「山ごたつ」である。
熊には十分な注意と対策を考慮しつつ、私はコタツとポータブル電源、そして冷蔵庫をロケット荘の裏山に運び込み、極楽待ったなしの「山ごたつ」を堪能することにしたのであった。
ロケット荘こと “100万円の古民家” へ行くのは久しぶり。最後に行ったのが7月だから……3ヶ月ぶりくらい?──と、私はひとつの不安を抱えていた。
軽バン「クリッパー」が動かないのではないか?
かくして、その予感は的中していた。埼玉県の某駅の近くに借りた駐車場から、社用車クリッパーで古民家へ出発……しようとしてもエンジンがかからない。
経験上、原因は間違いなくバッテリー上がり。実はこれまでにもクリッパーでは、“バッテリー上がりによる出発不可” を2度も起こしていたのである。
古民家で修繕作業をしていると恋しくなるのが「ホットシャワー」だ。
顔も服も土混じりのホコリだらけ。仕事後にはひとっ風呂ならぬ、ひとっシャワーでも浴びてから帰路につきたいのだが、あいにく我が家の水道環境では温水が出ない。
ワイルドに「滝行」して汚れも洗い落とすのも手ではあるが、いかんせん山直々の湧き水なのでキンキンに冷たい。温水が欲しい。温水を浴びたい……ということで購入したのが今回の黒い袋。
つい先日、名物企画「グルメライター格付けチェック」が1年7ヶ月ぶりに復活した。
きっかけとなったのは今年4月に代官山で開催された「サブカル市」。
ここでYoshioが「グルメライター格付けチェック参加券」を1万円で販売し、晴れて購入したのがベテラン愛読者のYukaさんだった……というわけだ。
実はこの日、Yoshioはもう一枚、とある券を販売していた。それこそが「ロケット荘ピクニック券」であり、価格はなんと3万円!!!!!
誰もが思った。売れるわけないと。ところがどっこい、売れたのである。今回は、そんなピクニックがどんな様子だったのかお伝えしたい。
若い人たちは知らないかもしれない。ただ、私くらいの年代(45歳)以上のアラフィフ層なら、遠い昔に「アレ」を見たこと、踏んだことがあるのでは?
私が生まれ育った家の玄関。正確には、我が家は屋根瓦の問屋を営んでおり、その事務所の玄関先にアレがあり、アレの上で軽くツイストしてから家に入った。
長き時を経て30年後。いろいろ思うことがあり、私はギャグでもなければ懐古主義でもなく、真面目にアレを買うに至ったのだが、Amazonでの商品名を見て軽くシビれた。
我らが100万円の古民家には、実に立派な「床の間」がある。しかし現状、どうも使いこなせておらず、置いてあるのは盟友Butch(ブッチ / ビッグウェーブさん)がいつの間にか設置した “神様” のみ。
ちなみにこの神様は、いま巨大プールがある場所にかつてあった「倒壊した物置小屋」から発掘された七福神の置物。いつしかブッチが「神様」として床の間に飾るようになったのだ。
私もまた、この七福神の置物は、「この家にとっての神様」であると思っている。ならばもっと神様がいる床の間に相応しい空間にすべきであろう。ということで、いろいろ飾ってみた。
最近、生花(いけばな)に興味津々。もともと植物が好きで、リビングのダイニングテーブルには一輪挿しを添えるのが我が家のお楽しみルール。
そんな一輪挿しの世界にどっぷり浸かっていたら、生花という世界が見えた。ぶっちゃけ、習いたい。だが時間がない。ならばとりあえずは我流から。
ということで、生花については超初心者である私が、感情の赴くままに、その辺に生えている植物で生花してみることにした。
いつも「よいしょ」とまたがなければならなかった。何のことかって、家の中に放棄されたダイソー製のスチールラック。非常に邪魔。なんとかせえや!
こちらを放置した犯人は2名。私の上司Yoshioと、私の部下である砂子間だ。いったいなぜ放置されていたのかは、だいたい察しがつく。
このまえ100万円の古民家に行った際、アオダイショウの「アオちゃん」は不在だった。
どこかに隠れているのだろうか? いや、隠れるところがないのだ。隠れるところを私が全て壊してしまったので、先日ひょっこり出てきたのであろう。
申し訳ないと思った私は、アオちゃんの住居を作ることを決意。ホームセンターで鉢とデカい板を購入した。
きっと誰もが憧れたことのある夢のまた夢、それが「プール付きの一軒家」を手に入れることではないだろうか。
子供用の小さいプールでは「プール付き」とは言い難い。やはり、それなりの大きさがあって「プール付き」なのだ。
だが、そんな夢が……わずか2万6000円ほどで叶ってしまうので情報共有。プール付きの一軒家、手に入れたぞーっ!!!
あの古民家には、いったい何台の防犯カメラが付けられているのだろう。トレイルカメラ、ネットワークカメラ、ダミーカメラを入れたら……20台近くはあるかもしれない(←完全にヤバイ家)。
そんなカメラに記録されていた映像を確認していたところ、連載第65回目のオチで言及した「鹿(シカ)」が、まさに映りまくっていたので動画と共にお送りしたい。
その日はとても不思議な日だった。
最終的には大蛇アオダイショウのアオちゃんが「おまえは仕事しすぎ。もうそろそろ帰りんしゃい」とばかりに出現したのは既報の通りであるが、そもそも早朝、玄関を開けた瞬間から私は異変を感じていた。
いつも100万円の古民家の玄関を開けた時、まず出迎えてくれるのは “大量” という言葉が生ぬるいほどの数のカメムシの死骸(あるいは生きている)である。
しかしスキマ塞ぎの網張り対策が功を奏してか、以前よりも劇的に減ったのは良しとして、この日、玄関を開けた時に出迎えてくれたのはカメムシではなかった。
実はまだ「カメムシ対策のための隙間ふさぎ」は終わっていない。あと少し。残すは押し入れの「上」なのだが、押し入れの天井裏に潜り込んだ時、私の重みでズボッと天井にデカい穴が空いてしまったのであった。
こうなるともうめんどくさい。押し入れの天井なんて不要なのでは……となってしまうのが私の性格。天井抜いたら、押し入れの上の隙間へのケアもしやすくなるし……ということで抜いてみることにした。
無料で出てくる水道(湧き水)は謎に枯れたけど、水中ポンプを駆使しての「電気式の水道(無料)」を作ることにより水が復活! しかし、“そのままホースから出る” 的なシステムなため、まだイマイチ実用的ではなかった。
そこで欲しいと思ったのが「ガーデンシンク」。ステンレス製で、その名の通り庭などで蛇口付きのシンクが使えるのだ。便利そうだし、カッコイイ〜。が! 価格はピンキリながら、実用的なのは1万円くらいかな……という感じ。
なるべくお金を使わないで夢をかなえるのがロケット流。毎日使うものではないガーデンシンクに1万円も使ったら上司のYoshioが嫌な顔しそうだな……と思ったその時、あるモノが私の視界に飛び込んできた!
不評だった。いや、大不評だった。何のことって、少し前に私が新たにこしらえた「屋外トイレ(穴掘りトイレ / 裏の通称「野糞トイレ」)」である。
私としては、相棒Yoshio作の「リビングに堂々と鎮座する室内トイレ」の方が抵抗あるのだが、読者様の反応的には「家の中の方がまだマシ」という意見が圧倒的。
これはなんとかせねば……ということで目をつけたのが、もともとこの古民家にあったトイレである。しかしそこは画像の通り “地獄の底” みたいな汚トイレだった。
でも、ここを掃除したら、もしかしたら……? ということで、トイレ再生に向けて、がんばってみることにした。
埼玉奥地の山中にある「100万円の古民家(ロケット荘)」に入る直前、私は少しだけブルーになる。
どうせまたこの引き戸をガラガラと横にスライドさせたら、いつものように足元には無数のカメムシが息絶えているのだろう……と。
だがしかし!
ほとんど使っていない部屋だけど、以前から気になっていたのが「雨漏り疑惑のシミ」が付いている畳である。
現行犯で確認していないので雨漏りと断定できないが、状況的に雨漏りっぽい。しかし、天井(?)を見上げても……