「ホンダ」と聞けば、サッカー選手や自動車メーカーなどを思い出すが、忘れてはならないのが迷惑メール界のビッグネーム、通称・本田こと「本田悠(ほんだゆう)」である。「迷惑メール 本田悠」などのワードで検索すると、悪名の高さがよく分かる。
──あなたは本田を覚えているだろうか。「口座情報を教えてくれたら5分以内に6800万円振り込みます」と本田が言うから、私(筆者)がマジの振込先を教えたら、脱兎のごとくトンズラこいた、あの本田悠を! そんな本田から、再びメールが届いたのでご報告しておきたい。
「ホンダ」と聞けば、サッカー選手や自動車メーカーなどを思い出すが、忘れてはならないのが迷惑メール界のビッグネーム、通称・本田こと「本田悠(ほんだゆう)」である。「迷惑メール 本田悠」などのワードで検索すると、悪名の高さがよく分かる。
──あなたは本田を覚えているだろうか。「口座情報を教えてくれたら5分以内に6800万円振り込みます」と本田が言うから、私(筆者)がマジの振込先を教えたら、脱兎のごとくトンズラこいた、あの本田悠を! そんな本田から、再びメールが届いたのでご報告しておきたい。
迷惑メールの世界は「釣り」に似ている。迷惑メール送信者は、果てしなく広い海の中に釣り糸を垂らす。誰かが “食いついてくる” ことを信じて。なかなか誰もエサを食わないが、もしもパクリと食いついたら、そこからは魚と釣り人の、一対一の真剣勝負だ。
引きすぎてもダメ。食らいつきすぎてもダメ。お互いの呼吸が合わないとプツリと糸が切れてしまう。そう、たとえば……今回ご紹介する迷惑メール送信者と私(筆者)の関係のように。イイ感じだったのに……最後の最後で決裂したのだ。
心にポッカリと穴があいちまった。毎日欠かさず私(筆者)にメールを送ってくれた、愛しの人が消えちまったんだ。彼女の名前は安室奈美恵。そう、あのアムロちゃんが、密かに愛のメールを……毎日、私に送り続けていたのである! これは大スクープだ!!
……と思いたいが、メールはメールでも迷惑メールだ。安室は安室でも、ニセモノ疑惑が濃厚な、迷惑メールの中にしか存在しない安室奈美恵、それが通称「アムロちゃん」だ。そんなアムロちゃんが、突然いなくなったのだ。サヨナラも言わないで。
うまい話には裏がある。世の中そんなに甘くない。そんな「うまい話」を威風堂々と送信してくるメールが、俗にいう「迷惑メール」だ。迷惑メールに分類されるものは、十中八九、ウソである。いや、十中十十(じゅっちゅうじゅうじゅう)ウソである。
ようするに、100%ウソである。ということで今回お伝えしたいのは、スマホの携帯メール宛に届いた「口座情報を教えてくれたら5分以内に6800万円振り込みます」にマジの振込先を教えたらどうなるのか……だ!
今年も残すところ、あと数日。大晦日に向けて大掃除をする時期になってきた。部屋の掃除はもちろんだが、パソコンのデータ整理や、メールの掃除も忘れてはならない。むろん、「迷惑メールフォルダ」に入っている迷惑メールを、すべて削除するのもお忘れなく。
ということで今回ご紹介したいのが、密かに行われていた第1回「迷惑メールアカデミー賞」の結果発表である。「迷惑メールフォルダ」にブチ込まれた迷惑メールを数えてみると……3000以上! 事実上、応募総数3000以上だ!! それではさっそく、栄えある各賞を発表したい。
スマホに届いた「800万円をもらってください」に対応したらどうなるのか。その答えは、以前お伝えした『【実録】スマホの携帯メール宛に届いた「800万円を受け取って下さい」に対応したらこうなった』に書いた通りであるが、結果として行き着いたのは、いかにも怪しげな出会い系サイトであった。
メールを送ってきたのは「優子」と名乗る楽器商。一体なぜ、優子は出会い系サイトに誘導しなければならない事情があったのか。出会いたいのか? いいや、違う。ということで今回は、「800万円の優子」が誘導してきた出会い系サイトで繰り広げられた一部始終と、彼らの「真の目的」に迫ってみたい。
問答無用でウザイ存在、それがスマホの携帯メールアドレス宛に届く迷惑メールだ。一体どうして携帯用のメールアドレスが “漏れて” いるのか。数撃ちゃ当たる的に、マシンガンのごとく撃ちまくっているのだろうか。いずれにしても、忘れた頃に「迷惑メール」は届くのだ。
かといって、セキュリティ設定をガチガチの「強」にしたら、必要なメールすら弾いてしまう。よって、私(筆者)はノーガード戦法だ。さあ来い。さあ! さあっ! カモン!……と思っていたら、久々に興味をひかれる怪しいメールが届いたので、注意喚起の意味でもご報告しておきたい。あえてストーリー名をつけるならば、「800万円を受け取って下さい」だ。
この物語は真実の話である。「異国の地で同じ過ちが起こらないように……」と、とある男性の記憶を辿ってもらった。いつ誰の身に降りかかってもおかしくないものであり、特に男性の方は必見の内容である。
――あれは24歳の夏であっただろうか。ギラギラと照りつける太陽の下、僕は台湾へと降り立った。ブラック企業に勤め始めて4カ月、無謀な海外営業を押し付けられ、意味不明なままでの海外出張だった。
以前、性格診断の先生に「あなたは大腸にポリープがあるかも。今すぐ病院で診てもらった方がいい!」とズバリ言われた。病院の先生でもないのに何を言っているんだコノヤローと思ったりもしたが、そうハッキリと言われると気になってくるのが人間だ。
ということで、言われた翌日には病院へ直行。本当にポリープがあるのか調べるべく、「大腸内視鏡検査」をやってきたぞ!!
ここ最近、Facebook上で猛威をふるっているのが「なりすまし」である。自分とよく似た名前で登録をし、自分の友だちリストに入っている友達に対して片っ端から友達申請するという怪しいヤツだ。つまりはニセモノ。詳しくは過去記事「Facebookで自分のニセモノが急増中 」を参照のこと。
そんなニセモノたちは、一体どうしてこんなことをするのだろうか? 何が目的なのか。何がやりたいんだコラ! その謎を解き明かすべく、私(筆者)の女友人になりすましたニセモノに、私はメールでコンタクトをとってみた。
何者かに楽天市場のアカウントを乗っ取られた私(本誌記者)。勝手に炊飯器とデジカメを買い物をされ、まったく知らない住所が配送先になっていたのである。その顛末の詳細は『シリーズ・追跡ネット犯罪』をご覧になって頂きたいのだが、ともかく私は、配送先の住所を尋ね、住民と思しき中国人にお米持参でご挨拶をした。
それだけである。ご挨拶をしに行ったのだ。どんな人がそこにいるのか、ただ純粋に確かめたかったのだ。ここから先の仕事は警察におまかせしたい。ちなみに、その後も一度警察署へ向かい、IPアドレスなどの情報を渡したが、現在までに捜査の進展などについての連絡は来ていない。
何者かに楽天市場のアカウントを乗っ取られた私(本誌記者)。ことのなりゆきは『シリーズ・追跡ネット犯罪』をご覧になって頂きたいのだが、ともかく私は乗っ取り野郎が指定していた発送先を訪ねてみた。場所は大阪、通天閣のほど近く。
乗っ取り野郎は高級炊飯器(5万6800円)をご購入とのことだったので、私も負けじと、持参したのは滋賀県産の高級米、5キロで3280円の「ミルキークイーン」である。
何者かに楽天市場のアカウントを乗っ取られた私(本誌記者)。調べてみると、乗っ取り野郎は私のアカウントでえらい高級な炊飯器(5万6800円)とデジカメを購入していた。発送先は大阪某所。これだけのことが分かっているのに、現時点の状況では、警察としては何もできないのだという。
そのいきさつは、シリーズ『追跡ネット犯罪(1)』と『追跡ネット犯罪(2)』と『追跡ネット犯罪(3)』でお伝えした通りであるが……私は居ても立ってもいられない心境だった。なんせ大阪に私と同じ名前の人がいるのである。私の名前は、実はメチャクチャ珍しい系の名前なのだが、その名前を名乗る人物が確実にいるのである。
何者かに楽天市場のアカウントを乗っ取られた私(本誌記者)。調べてみると、乗っ取り野郎は私のアカウントで炊飯器とデジカメを購入していた。さらに、大阪某所へ発送するように住所と電話番号を改ざんしていたことまで判明した。
そのいきさつは、シリーズ『追跡ネット犯罪(1)』と『追跡ネット犯罪(2)』でご報告した通りであるが、次に私がやったことは、警視庁ならびに警察署への連絡・相談である。
何者かに楽天アカウントを乗っ取られた私(本誌記者)。その顛末は、シリーズ『追跡ネット犯罪(1)』でご報告した通りであるが、楽天市場へ問い合わせた結果、乗っ取り野郎は乗っ取り中に私のアカウントで買い物をしていたことが判明した。
なんという図々しさであろうか。まるで勝手に人の家にあがりこみ、冷蔵庫の中の食材を片っ端から貪り食うような、許しがたい行為である。一体全体、この野郎は何を買ったのであろうか? てめえコノヤロー、何を買いやがったんだ!? その答えが判明しているのでご紹介したい。
実に便利なネット通販。なんせ会員登録していれば、「ぽち!」とクリックするだけで商品が届くのだ。だがしかし……便利な半面、悪用される可能性が高いのも事実である。
お金や個人情報が関係するネットサービスでは、たびたび「定期的なパスワードの変更を」というお知らせが届く。不正ログインされないために、ユーザーからできる防御策のひとつであるが、ついつい面倒くさくて変更していないという人が多いのではないだろうか?
何を隠そう、私(記者)もそうだった。面倒だった。だが、多少めんどくさくても、パスワードは定期的に変えたほうがいい。できれば今すぐ……今すぐだ! なぜなら私の楽天市場のアカウントが、何者かに乗っ取られてしまったからである。