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以前、性格診断の先生に「あなたは大腸にポリープがあるかも。今すぐ病院で診てもらった方がいい!」とズバリ言われた。病院の先生でもないのに何を言っているんだコノヤローと思ったりもしたが、そうハッキリと言われると気になってくるのが人間だ。

ということで、言われた翌日には病院へ直行。本当にポリープがあるのか調べるべく、「大腸内視鏡検査」をやってきたぞ!!

・検査は「最速で一週間後」
まずは触診を含む簡単な胃腸の検査。特に問題ないという。ポリープがあるのかどうかも、この時点では病院の先生でさえも分からない。その後に大腸内視鏡検査を希望すると「最速で一週間後」とのこと。そう、すぐに内視鏡検査はできないのである。

・内視鏡検査のための準備
日時を決めて予約すると、さっそく内視鏡検査のための準備にとりかかる。まずは採血。検査のために必要なのだそうな。続いては内視鏡検査の説明だ。検査前日に飲む下剤はこれ、検査前日には食事制限がある、検査当日の朝に飲む下剤はこれ……などの説明を受ける。

・検査前日は超ツライ
病院側が推奨する、検査前日の食事は「白米(塩むすびなど)」と「うどん」のみ。つまりは消化に良いものである。海苔もダメだし、ネギなどの薬味もダメ。下剤を飲みまくって腸内をキレイにしても、カスが残ってしまう可能性があるからだ。

・前日は「塩にぎり」と「うどん」のみ
ということで、検査前日のお昼は「塩おにぎり」を2個。夜は「冷たいうどん(薬味なし)」を食べた。その後、夜8時以降は何も食べちゃダメになり、夜9時に第1回目の下剤を飲むことになる。看護師さんの説明によると、けっこうキョーレツな下剤であるとのこと。

・下剤飲んだのに出ない
検査前日夜の9時。ドキドキしながら下剤を飲む。水の入ったコップに液体の下剤を半分投入し、一気に飲む。それをもう一度繰り返して、あとは腸内の便がドバドバ出るのを待つだけの状態に! ……なのだが、一向に出る気配がない。1時間経っても2時間経っても、出る気配がないのである。

・何をやっても出てこない
キョーレツと言われる下剤を飲んで、そのまま寝るわけにはいかない。もしかしたら寝ている最中に出てしまうかもしれないからだ。何としてでも出してから寝たい。しかし、出ない。お腹をマッサージしても出てこない。トイレに座っても出てこない。

・明け方に出た!
結局、そうこうしているうちに夜中の2時になってしまった。翌朝7時には早起きをして、もう一度下剤を飲まなければならない。仕方なく寝ることにした……が、その数時間後! 突如として腹痛をともなうキョーレツな便意をもよおして目が覚めた。時刻は朝の4時40分。いまだかつて体験したことのない便意である。

・合計3回出た
ウンウンと苦しみながら、便を出す。最初は固形だったが、すぐに水のような軟便になる。「終わったか」と思っても、まだまだ出る気がするのだ。次の便意は午前5時。単なる下痢ではなく、気持ち悪さを伴う下痢便で、制御不能の便意である。もしも外出中ならヤバかった。その後もう一度トイレに行き、朝7時までベッドで寝た。

検査前日から激ツラい。特に食べ物制限されていることがツラすぎる。脳裏に浮かぶのは食べたい料理のことばかり……。しかし翌日、さらにツラいことが起きるであった。「中編」に続くので、乞うご期待だ。

Report:GO

▼塩むすび。海苔は剥がして食べた

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▼飲むクスリの時間は決まっている

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▼こちらが「キョーレツ」といわれる下剤

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▼水の中に入れると「濃いなぁ〜」という感じだ

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