2018年9月6日に「平成30年北海道胆振東部地震」が発生してから、本日21日で15日目となった。前回に引き続き、震源地から約35kmのところにある恵庭市在住の筆者(K.ナガハシ)がリアルな近況をお届けしたい。
「北海道地震」の記事まとめ
2018年9月6日に「平成30年北海道胆振東部地震」が発生してから、本日10日で5日目となった。ニュースなどで報じられているとおり、道内各地でライフラインが復旧しつつある。そんななか、前回に引き続き震源地から約35Kmのところにある恵庭市在住の筆者(K.ナガハシ)が、10日午前時点のリアルな近況をお伝えしたい。
震度7を記録した「平成30年北海道胆振東部地震」。道内全域で停電する事態となり、札幌市を中心とした都心部では都市機能に大きな影響が出たが、少しずつ電気の供給は復旧し、札幌市電は2018年9月7日11時の段階で運行を再開した。
そんななか、札幌市広報部はTwitterを通じて、火災報知設備の警報音について注意を呼び掛けている。その内容は以下の通りだ。
北海道胆振地方中東部を震源に発生した地震でNTTドコモが支援を発表した。内容は「データ通信の速度制限解除」「付属品の無償提供」など10項目。通信についての支援にネットでは「ありがとう」「これは助かります!」の声が相ついでいる。
札幌市全域で今後断水が始まるという情報はデマ。──と、本サイトの記事「断水デマがSNSで流れているので札幌市水道局に直接聞いてみた」で先ほど紹介した。
では、デマを拡散するアカウントとは一体どんなものなのだろうか? それを追ってみたら……デマを投稿するアカウントは複数存在していることを確認した。そして、それらの多くには共通する “1つの特徴” があったので紹介したい。
気象庁の発表によると、2018年9月6日午前3時頃に北海道胆振地方中東部を震源として発生した地震で、厚真町鹿沼で震度7を観測していたことが明らかになった。道内全域で停電が発生し、ガスや水道などのライフラインにも甚大な被害が出ている。いまだ地震による被害の全貌は判明していない。
そんななかYahoo! をはじめとする大手サイトは、いち早くネット支援募金のページを開設して、広く募金を呼び掛けている。主な災害支援募金サイトは以下の通りだ。なお、募金サイトに関する情報は2018年9月6日17時時点のものである。
2018年9月6日午前3時8分頃、震度6強の地震が北海道を襲った。北海道電力によると、道内の火力発電所が緊急停止。北海道内の全域で停電が発生し、余震も相次いでいる。これを受けて多方面へ影響が出ているが、明日7日19時から開催予定だったサッカー日本代表の親善試合(チリ戦)も中止となった。
北海道胆振地方中東部を震源とする地震(最大震度6強)の影響で、北海道全域で停電が続いている。NHKが報じるところによれば、「世耕経済産業大臣が、北海道最大の火力発電所である苫東厚真火力発電所は復旧までに少なくとも1週間ほどかかる見通しを明らかにした」とのことだ。
電力だけでなく、北海道在住の記者K.ナガハシによると通信状況などにも影響が出ているようだが、現地にお住まいの方の中には避難所に移動を始めている人も少なくないだろう。その際、もしも小さな子どもを連れて避難する場合には、佐久医療センター小児科が監修するサイト「教えて! ドクター」の『避難バッグチェックリスト』を参考にすることをおすすめする。
すでに報じられている通り、2018年9月6日午前3時ごろ、北海道胆振地方中東部を震源地とする地震が発生した。筆者(K.ナガハシ)の住む地域は震源地から約35Kmのところにある恵庭市だ。地震発生から現在に至るまで、身のまわりで起きたリアルな状況をお伝えしたい。
地震発生時、ベッドに入ったばかりだった筆者は「ドンッ」という窓ガラスの揺れる音を聞き、反射的に飛び起きた。その後、さらに激しくなるガラスの振動音と部屋の揺れ。記憶を辿ると、縦揺れのあと、横揺れが始まって、どんどん激しくなっていったような感覚があった。
結論。SNS上で「札幌市で今後断水が拡大」とか「札幌市全域で今後断水が始まる」などの情報が散見されるが、それはデマである。私が札幌市水道局に直接問い合わせたところ、「札幌市全域で断水の予定はない」とのこと。
また、現在(2018年9月6日13時時点)札幌市内で断水になっている地域は、清田区の一部と厚別区の一部のみ。詳しくは、札幌市水道局のWebサイトに記載されているので、ご確認いただきたい。繰り返すが、現在札幌市の一部で断水になっている地域はあるものの、札幌市全域で断水の予定はない。
2018年9月6日未明、北海道全域を震度6の地震が襲った。津波の心配はないというが、各地で土砂崩れや停電が相次いでおり、余震にも警戒が必要だ。北海道にお住まいの方は十分にご注意いただきたい。
さて大規模な災害が起きた際、重要なライフラインの1つが “通信” である。スマホや携帯電話を利用される方が多いと思うが、現在北海道全域で「公衆電話が無料で使える」ということもぜひ覚えておいていただきたい。