北海道胆振地方中東部を震源とする地震(最大震度6強)の影響で、北海道全域で停電が続いている。NHKが報じるところによれば、「世耕経済産業大臣が、北海道最大の火力発電所である苫東厚真火力発電所は復旧までに少なくとも1週間ほどかかる見通しを明らかにした」とのことだ。

電力だけでなく、北海道在住の記者K.ナガハシによると通信状況などにも影響が出ているようだが、現地にお住まいの方の中には避難所に移動を始めている人も少なくないだろう。その際、もしも小さな子どもを連れて避難する場合には、佐久医療センター小児科が監修するサイト「教えて! ドクター」の『避難バッグチェックリスト』を参考にすることをおすすめする。

・避難時に使って!

「教えて! ドクター」は、育児の不安や子どもの健康上の問題を解決する知恵が詰まったサイトだ。そしてそのサイトの公式Twitterアカウントが、『避難バッグチェックリスト』を画像付きで投稿し、「避難時の役に立てて欲しい」と呼びかけている。

ちなみに、ツイートは元々2018年6月の大阪府北部地震の際に投稿されたもので、本日9月6日に発生した北海道地震を受け、同アカウントが再び投稿した格好だ。それはさておき、リストに掲載されているものを見てみると……

・役立つもの16品

母子健康手帳・健康保険証などをはじめ、オムツやミルクなどの乳幼児向けの品物から、サランラップやビタミン剤、マスクなど、衛生面を考慮したものまで全16品。また、オムツがなくなってしまった時のために、レジ袋を活用した簡易オムツの作り方も載っている。


もしも小さな子どもを連れて避難所に行くという人がいたら、教えてあげて欲しい。公式Twitterはリストの保存を推奨しているので、画像を保存し、その画像を送ってあげるといいだろう。

参照元:Twitter @oshietedoctor教えて! ドクターNHK
執筆:佐藤英典