「アディーレ」の記事まとめ

【裏話】アディーレ法律事務所の元従業員が語る「2カ月業務停止命令が下された本当の理由」

国内屈指の有名法律事務所「アディーレ法律事務所」に業務停止処分が下された。NHKによると、着手金を無料にするキャンペーンを期間限定とうたいながら5年近く続けていたとし、東京弁護士会が法人としての業務を2カ月間停止すると発表したという。

有名タレントをテレビCMで起用するなど、名の知れた法律事務所だけに衝撃は大きいが、実際のところ「どれだけ悪質なのか?」そして「処分は適正なのか?」イマイチわからない。そこで今回はアディーレ法律事務所の元従業員に一連の事案について話を聞いてみたのでご覧いただきたい。

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【疑問】お店が「万引き犯」と思われる人物の顔写真を『店内に貼り出す』のは法的に問題があるのか? 弁護士に聞いた

万引きは犯罪である。絶対にやってはいけないことだ。だが、犯人を捕まえたいという思いから、店内に写真を貼り出したお店が物議をかもしている。最近千葉県のファミリーマートのある店舗が、防犯カメラに写った人物の顔写真を、「万引き犯」と断定して貼り出していたという。

このことが客の指摘で判明し、同社は店舗に指示して写真の掲出を取り止めたそうだ。犯行が明らかになっていない状況で、人物の顔写真を店内に貼り出すのは、法的にどんな問題があるのだろうか?

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【狩野淫行疑惑】「淫行」とは何なのか? 法律の専門家に聞いてみた

2017年1月20日、お笑い芸人 狩野英孝さんの「10代現役女子高生との淫行疑惑」をFRIDAYが報じた。同誌によると、2人はTwitterで知り合い、半同棲生活の状態にあったという。

では、そもそも「淫行」とはどういうことを指すのか? 女性は16歳で結婚できるのに、交際がダメなのはなぜか? そのあたりが気になったので、アディーレ法律事務所島田さくら先生(東京弁護士会所属)に次のような質問をぶつけてみた。

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【疑問】本人の承諾なしに『守護霊』に個人的なことを聞くのは「プライバシーの侵害」ではないのか? 弁護士に尋ねた

近年、個人情報の取り扱いが厳しくなっている。住所氏名はもちろんのこと、生年月日や勤務先やクレジット番号などなど、慎重に扱われるべき情報はたくさんある。

もし仮にこれらの情報を、本人の承諾なしに守護霊に聞き出したら、どうなるのだろうか? やはりプライバシーを侵害したことになるのだろうか? 気になったので、弁護士に尋ねてみた。結構勝手に守護霊に話しかける人がいるからね、気になるでしょ?

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【相模原大量殺傷事件】措置入院していた容疑者が無罪になる可能性はあるのか? 専門家に聞いてみた

2016年7月末、凄惨な大量殺傷事件が発生した。神奈川県相模原市の障がい者施設「津久井やまゆり園」で、19人もの人々が殺害されたのである。この施設の元従業員であった容疑者は、2月に精神科病院に措置入院していたことが明らかになっている。

今後の裁判の行方が気になるところなのだが、この措置入院は判決に影響してくるのだろうか? また判決が出るまでには、かなり長い時間がかかると予想される。いつ判決が下されるのかについて、専門家に尋ねてみた。

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【妄想法律相談】「どこでもドア」 でしずかちゃんが入浴中の風呂に侵入するとどんな罪になる?

漫画やアニメの設定を、日本の現行法に当てはめたらどうなるのか? そんな素朴な疑問に答えるのがこのシリーズである。初回は、世界中で愛される猫型ロボット・ドラえもんの万能道具「どこでもドア」について。

扉を開けたら行きたい場所に着く、夢のような道具なのだが、のび太くんはどういう訳かしずかちゃん宅のお風呂場にたどり着いてしまう。きっと現行法に当てはめると、「のび太さんのエッチ~!」では話が済まないと思うのだが……。

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ショーンKの経歴詐称は法律的に問題があるのか? 弁護士に尋ねてみた

経歴を詐称していたとして、人気コメンテーターの「ショーンK」こと、本名川上伸一郎氏が、芸能活動の自粛を発表した。自身の公式ホームページに記載されていた学歴や、経営コンサルタントとしての活動そのものに実態がなかったことなど、偽りの経歴が次々と明らかになっている。

急ごしらえだったHPの経歴を、修正していなかったと説明しているのだが……。法的に見た場合、川上氏の行為は問題があるのだろうか? 専門家に尋ねてみた。

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【弁護士に訊く 第4回】隣の住人が毎日大音量で音楽を流しています。どう対応すればいいの?

隣人との騒音に関するトラブル、誰にでも1度は身に覚えがあることだと思います。些細なことでも大きな問題に発展するケースは珍しくありません。もしも隣の住人が毎日大音量で音楽を流していたとしたら、どう対処したら良いのでしょうか? 過去の事例を踏まえて、対処方法を考えてみたいと思います。

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【弁護士に訊く 第2回】「ぼったくり」キャバクラに遭ったらどうしたらいいの?

繁華街にいるキャッチの口車に乗って、お店に入ったら、あまり量を飲んでいないのに驚くような高額なお金を請求されてしまった! いわゆるぼったくり被害である。時折ニュースにもなるのだが、もしも短時間で数十万もの請求をされてしまったら、どうしたら良いのでしょうか。

・「ぼったくり」キャバクラって違法じゃないの?

基本的に料金設定は自由ですが、ぼったくりで問題なのは当初約束していた料金とは異なる金額を請求されることにあります。すなわち、店側が顧客に対して当初、虚偽の料金を告げていたのであれば詐欺ということになりますし、店に入る前にキャバクラ店への客引きをする行為は、各都道府県の迷惑防止条例にて禁止されているのが一般的です。

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