ある日のスーパーのお菓子売り場。明治のチョコ菓子「アポロ」や「きのこの山」を作れるキットを見つけてピコーンとひらめいた。これ、組み合わせたら、きのこみたいなアポロを作れるんじゃない?
「我ながらグッドアイディア」「公式に怒られちゃうかな?」と、ほくそ笑みながら作業を進めていたのだが、徐々に違和感がわいてきた。商品のそもそもの設定が、ちょいちょいおかしいのである。
ある日のスーパーのお菓子売り場。明治のチョコ菓子「アポロ」や「きのこの山」を作れるキットを見つけてピコーンとひらめいた。これ、組み合わせたら、きのこみたいなアポロを作れるんじゃない?
「我ながらグッドアイディア」「公式に怒られちゃうかな?」と、ほくそ笑みながら作業を進めていたのだが、徐々に違和感がわいてきた。商品のそもそもの設定が、ちょいちょいおかしいのである。
「きのこの山」派と「たけのこの里」派、どちら側にくみするのか……。繰り返されるその論戦は、いつしか公式をも巻き込み、Wikipediaにも「きのこたけのこ戦争」としてまとめられているほどである。
お互いに「味覚おかしい」「性格が出てる」など、相手派閥を揶揄(やゆ)する一方、「いいじゃない、どっちも美味しいもの」という平和主義者も登場するなど、ドロ沼の様相を呈している。
そんな終わりなき闘争に、オセロで決着をつけるのはどうだろうか。
ひと口サイズのチョコ菓子『きのこの山』と『たけのこの里』。きのこが上だ……いや、たけのこの方がチョコ量は多い! 明治が製造・販売しているこの2つは、長い間仁義なき闘争を続けている。
この度、そんな2大派閥に「待った」をかけるかもしれない第3勢力が発見されたためお伝えしたい。
絶対に負けられない戦いがある。誠意を持って対応し、幾万時間もの議論を尽くし、それでも互いの主張を曲げられないとき……悲しいことに戦争が始まってしまう。そう、「きのこの山 vs たけのこの里」のように。
「ポカリ vs アクエリアス」「赤いきつね vs 緑のたぬき」と同じく、永遠のライバルと目される「きのこの山」と「たけのこの里」だが、なんとこの戦争に『アルフォート』が参戦し、さらにはポッキーやトッポ、パイの実まで入り乱れる異常事態になっているのだ。……まさにカオスである。