ほぼ月イチのペースで発売される「かつや」の新商品は、我々 “かつや者” にとって最大の関心事の一つである。次は一体どんな頭の悪いメニューが飛び出すのか? ワクワクしながら情報解禁を待っているのは私(あひるねこ)だけではあるまい。
ところが、今回ばかりは嫌な予感しかしなかった。2022年7月1日より期間限定で発売された『シビ辛麻婆チキンカツ』。これは……ヤバイ気配がする。熱心な “かつや者” ならお分かりだろう。「かつや」の激辛系はマジでシャレにならんと。完食をためらうくらい鬼辛いのだ、と。
ほぼ月イチのペースで発売される「かつや」の新商品は、我々 “かつや者” にとって最大の関心事の一つである。次は一体どんな頭の悪いメニューが飛び出すのか? ワクワクしながら情報解禁を待っているのは私(あひるねこ)だけではあるまい。
ところが、今回ばかりは嫌な予感しかしなかった。2022年7月1日より期間限定で発売された『シビ辛麻婆チキンカツ』。これは……ヤバイ気配がする。熱心な “かつや者” ならお分かりだろう。「かつや」の激辛系はマジでシャレにならんと。完食をためらうくらい鬼辛いのだ、と。
禁断の出会いとは、まさにこういうことを言うのだろう。俺たちの心のとんかつチェーン「かつや」が本日2022年6月3日、期間限定で新商品を発売したのだが、一言で表すならそれは “二郎インスパイア系カツ丼” であった。
ラーメン二郎と「かつや」……。何やらジャイアンとブタゴリラみたいな組み合わせであるが(悪夢じゃん)、いい意味で悪い予感しかしないため注文してみようと思う。もちろん、野菜マシマシで。
俺たちの心のとんかつチェーン「かつや」が昨日2022年5月12日、『大人様ランチ』という名の新商品を期間限定で発売した。なんでも「かつや」曰く、大人のためのお子様ランチとのこと。この時点で勝利を確信した “かつや者” は私(あひるねこ)だけではあるまい。
で、さっそく昨日食べてきたのだが、結論から申し上げると……これは「かつや」最高傑作の可能性がありますね。と言っても、ただウマいとかコスパが良いとか、そういった単純な話ではない。その理由をこれから説明する。
私(あひるねこ)は辛いものがあまり得意な方ではないし、自分からすすんで食べることもそうそうないのだが、これだけはハッキリ分かる。「かつや」が2022年3月25日に発売した期間限定メニュー『辛出汁チキンカツ』はどう考えても辛すぎると。ちょっと想像を超えてきている、と。
いやいや、とんかつチェーンが出す辛い系メニューだ。そんな大したものではないだろう……という油断はマッハで命取りとなる。事実、何の心の準備もせぬまま注文した私は、一口食べた瞬間「マジか」と呟きかけた。各自、取り扱いにはくれぐれも注意されたし。
夫婦生活を続けていると、思わぬところで相手の地雷を踏んでしまうことも多々あるが、まさか親子丼がトリガーになるとは想定外だった。繰り返すが、親子丼である。数ある丼の中でも比較的、穏やかな部類のキャラクターではないのか、あれは。
事の起こりは2022年2月24日。俺たちの心のとんかつチェーン「かつや」が期間限定の新メニューを発売した日にさかのぼる。本来ならば店舗まで足を運ぶところなのだが、その日は自宅にいる必要があったため、私(あひるねこ)は「出前館」を使って商品をデリバリーしたのだった。
自他共に認める “かつや者” でやらせてもらっている男、あひるねこだ。そんな私がこんなことを言っていいのか非常に迷うのだが、緊急事態なので言わせてもらう。本日2022年2月17日だけは絶対に「かつや」に行くな。いいな、「かつや」にだけは行くんじゃないぞ。
なぜかと言うと……おい、聞いてなかったのか。「かつや」には行くな。それは……だから「かつや」には行くなって言ってんだろ。えー、実は明日2月18日から……待て待て待て、いいから戻ってこい。6日間限定で……いや入ってんじゃねェェェェェェエエ!!!
2022年1月28日、俺たちの「かつや」が期間限定の新商品『ロースカツと豚スタミナ焼肉』を発売した。字面からして、いかにも「かつや」らしい年中無休のわんぱく男子校メニューである。これはいやが上にも期待が高まるというもの。
ただ……同時に私(あひるねこ)は、奇妙な違和感に襲われていた。なんだろう、何かが引っかかる。合い盛りの内容自体はごく普通のはずなのに、この胸のザワつく感じは一体……? もしかするとここには重大な秘密が隠されているのかもしれない。
タイトル通りだ。俺たちの心のとんかつチェーン「かつや」が2022年1月7日、今年初となる新商品『デミチキンカツ』を発売した。なるほど、こちらの意表をついて洋食を投入してきた格好であるが、そこで私(あひるねこ)は奇妙な一文を目にする。
「豚肉たっぷり」
……ん? 豚肉たっぷり? たしかチキンカツって書いてなかったっけ? 私はリアルにメニュー画像を二度見した。何かの見間違いかと思った。しかし、そこには本当に「豚肉たっぷりデミチキンカツ」と書かれていたのだ。
さすが俺たちの「かつや」、新年からいきなり意味不明である。
ついに始まった2022年。だがしかし、何かやり残したことはないだろうか? 私(あひるねこ)は……ある。一つ大切なことを忘れていた。去年の「かつや」の期間限定メニューを振り返っておかなければ。じゃないといつまで経っても新年が始まらないぞ!
2021年も全力でバグりまくっていた俺たちの心のとんかつチェーン「かつや」。生粋の “かつや者” である私は、期間限定メニューのほとんどを食べてきた。今回はその中から特に頭がおかしかったメニューを厳選してご紹介したいと思う。言うまでもなく永久保存版である。
俺たちの心のとんかつチェーン「かつや」が12月5日、待望の新商品『黒胡麻担々チキンカツ』を発売した。今年も数々の名作&迷作を生み出した「かつや」が世に放つ2021年最後の期間限定メニューである。
生粋の “かつや者” としては当然、何をおいても駆けつけるのが道理……なのだが。結論から言うと俺たちの「かつや」さん、この年の瀬にコメダ珈琲もびっくりのスーパー逆詐欺をブチかましてしまいました。こ、これは完全に予想外だ……。
真の “かつや者” は誕生日当日も「かつや」で過ごす。というワケで昨日「かつや」に行ってきた。2021年11月12日より期間限定で販売されている新商品『親子カツ丼(税込759円)』を食すためだ。ハッピーバースデー、私(あひるねこ)。
親子丼は親子丼でも、「かつや」の親子丼はカツを使用するらしい。チキンカツを玉子でとじた丼。つまりカツ丼の鶏肉版である。その発想はなかった。さすがは俺たちの「かつや」。おかげで最高の誕生日になりそう……と思ったのも束の間。この後、私は時を戻されることになる。
それは突然の出来事だった──。昨日2021年10月14日の午前11時頃。何気なくTwitterを眺めていたら、俺たちの心のとんかつチェーン「かつや」のツイートがふと目に入ったのだ。そこにはこう書いてある。
「本日販売開始
#全部のせソースカツ丼」
本日販売開始……だと? え、今日から? そう、まさかの予告なし投入である。情報が解禁されたと同時に全国で販売が始まったのだ。そのツイートを編集部に向かう電車の中で見た私(あひるねこ)は、すぐさま途中下車し、最寄りの「かつや」へと駆け付けた!
「かつや」とは何の店か? と問われたら、あなたなら一体どう答えるだろう。幸せ? まごころ? それとも生きる希望? いや……普通にとんかつ屋だろ。頭沸いてんのか。そう、とんかつ&カツ丼を中心とした揚げ物のワンダーランド、それが俺たちの「かつや」だ。ところが……。
昨日2021年8月27日、そうとも言い切れないんじゃないかと思わせる衝撃の新メニューが期間限定で発売されてしまった。『塩カツ丼』というシンプルな名前の商品なのだが、もしかしたら……もしかしたらだが「かつや」とは、もしかしたら……大根屋なのかもしれない。
今年1月に「かつや」が発売した『全力1キロから揚げ』なるテイクアウト専用商品を覚えているだろうか? から揚げのみをバカみたいに1キロも詰め込んだ、文字通りから揚げの集合体である。当時は一体何屋なのかと私(あひるねこ)も困惑したものだが……。
しかし、そこで止まらないのが俺たちの「かつや」だ。来たる2021年8月10日、懲りずにまたしてもから揚げ1キロ分を販売するらしいぞ。『全力合い盛りから揚げ1kg』という商品で、なんと今回は通常のから揚げと『黒胡椒から揚げ』の合い盛りときた。それもうただのから揚げ屋じゃねーか!
訓練された “かつや者” ならば当然知っていると思うが、「かつや」が期間限定で発売する弁当メニューの多くは、容器のフタが閉まらないというアホな理由からご飯の大盛りが不可となっている。なら閉まるように調整せいやという話だが、改善の兆しはいまだ見られない。
それどころか今回、いよいよ「かつや」はご飯を置き去りにしようとしているのだ。というか、置き去りにした状態ですでに発進してしまった……! 茶色いおかずをブチ込みすぎるあまり、ご飯のスペース確保に失敗した無計画暴走特急『全力おかず盛り』、衝撃のデビューである。
俺たちの心のとんかつチェーン「かつや」が昨日2021年6月7日、テイクアウト限定メニュー『ニブンノニショクドン』を期間限定で発売した。字面だけ見るとイマイチどんな商品なのか分かりにくいが、調べたところでよく分からないため安心して欲しい。
と言っても、構造自体は至ってシンプル。小食な人向けに『カツ丼』『ソースカツ丼』『赤辛カツ丼』『から揚げ丼』の4種のメニューを “ほぼ1/2サイズ” で提供しようというものである。
しかし……これがどういうワケか「かつや」史に残りそうなくらい難解なシステムになっているのだ。
「かつや」が先日発表した新商品『豚キムチとチキンソースカツ飯』は、我々 “かつや者” にかつてない新鮮な驚きをもたらした。あれ? なんかこれ……普通にウマそうじゃね? そう、あの「かつや」の期間限定メニューなのに、なかなかイイじゃんと思わされてしまったのだ。
なるほど、たしかに豚キムチとチキンソースカツという組み合わせには心惹かれるものがある。「丼におさまらないボリュームになった」ことを理由に、カレー皿で提供するという今回の手法も上手いと言わざるを得ないだろう。しかし……私(あひるねこ)は今、静かにブチギレている。