「激マズ」にまつわる記事
日本人の食への執着は海外の人から見ると半端ないらしい。海外経験も少ない私(中澤)は、そう言われてもあまりピンとこないのだが、考えてみるとフグやタコを最初に食べた人は凄い。
ロケットニュース24では、食を様々な切り口で追求しているが、それゆえにマジで2度と食べたくないものに出会うこともある。本記事では、私が取材や企画で食べた料理の中で「もう食べない」と決意したものを3つ厳選してお伝えしたい。
2016年の終盤から2017年1月にかけて、インスタント食品業界で奇妙な流れが続いていた。明星の「一平ちゃんショートケーキ味」を皮切りに、東洋水産の「マルちゃん甘~いきつね」まで、いったい何を競っているのかわからない奇抜なラインナップが相次いだのだ。
クリスマス及びバレンタインを意識しての商品が多かったため、おそらくいったんこの流れは止まることだろう……いや、そうであって欲しい。そこで今回は『本当にマズかった奇抜系インスタント食品ランキング2017』と題して、当サイトがご紹介した全6品を総括しよう。
歴史は繰り返す。先人たちは実に上手な表現をしたもので、いい歴史も悪い歴史もどうやら繰り返すものらしい。2016年2月、大手食品加工メーカー・明星が『一平ちゃんチョコソース焼きそば』を販売した。その味は清々しいほど激マズであったから、ご記憶の方も多いことだろう。あれから約10カ月……。
なんと明星から『一平ちゃんショートケーキ味』が発売されることになった。ショート……ケーキ味だと? 明らかにマズそうだが、もしかしたら奇跡が起こってるかもしれない。なにせ日本を代表する大手メーカー明星だ、失敗は2度と繰り返さない……ハズ。
2016年5月26日から開催される伊勢志摩サミットで注目を集める、三重県の伊勢志摩地方。伊勢といえば伊勢神宮や伊勢うどん、伊勢茶など “伊勢” がつくキーワードも多いが、中でも「伊勢海老」は、地方色を超越した一般的な名詞となっている。
伊勢地域で漁獲高が多いことも伊勢海老の由来とされているから、当然三重県でも伊勢海老料理は多い。もちろん多くの伊勢海老料理は激ウマであるが、伊勢神宮すぐ近くのおはらい町で発見した『伊勢海老アイス』は、どう頑張っていいところを見つけようにも限界がある絶望的なマズさだったので、あえて紹介したい。
2015年にUHA味覚糖から発売されたソフトキャンディ「ぷっちょ 塩じゃけ味」以来、久々に激マズ商品として歴史に名を残した『明星一平ちゃん 夜店の焼きそば チョコソース味』。清々しいほどのマズさであったことは以前の記事でもお伝えしたが、そのまま置き去りにするほど筆者は非情な男ではない。
「マジでまずいけど、どうにか美味しく食べられないか? マジでまずいけど」と考え抜いた結果、この商品はスイーツに寄せた方がイイという結論に達した。そして試してみたところ、奇跡は起こったのだ……!