1年は “アッ” という間に終わる。年を重ねれば重ねるほどその実感は強くなり、今年40歳になった私、P.K.サンジュンは、今年ほど猛スピードで過ぎ去った1年を知らない。きっと2019年は今年よりもさらに早く、マッハで時間は過ぎていくのだろう。

さて、今回は年末恒例の「ロケットニュース24記者が厳選する2018年のお気に入り記事」のP.K.サンジュン編をお届けする。ざっと見返したら今年は約700本の記事を執筆していたが、その中から私が印象的だったものをご覧いただきたい。

・今年を振り返ると

外部ライターとしてライター業を始めて4年。サラリーマンを辞めてロケットニュース24編集部に勤務するようになって3年。自分自身を振り返ってみると、変な話、ライター業にやや慣れてしまってきている感がある。

「経験」と呼ぶべきか、それとも「惰性」と呼ぶべきかわからないが、個人的にはそんな状況にうっすらと危機感を覚えていることも事実だ。平成も終わることなので、2019年は初心に帰りガツガツとアタッカーとして、みなさんに楽しんでもらえる記事をお届けしたい。

それでは以下で、2018年の私的ベストをご覧いただこう。

【実録】インスタに「写真をお金にしませんか?」と怪しいメッセージがきた → 潜入した『スマホアフィリエイト説明会』の衝撃内容とは!?

結論から言うと、ゴリゴリの “ねずみ講” だったワケだが、1人で怪しげな説明会に潜入するのはとても緊張した。多くの人から「たぶん同じ説明会に行きました」「行こうとしてたんですけど、記事読んでやめました」と言っていただき、少しは世の中のお役に立てたかな? と思っている次第だ。

まあ、世間にはいろんな人がいるが、説明会を仕切っていた桐島(仮名)はとても出来そうな男だっただけに「もっと違うことで才能を発揮すればいいのに」と思わずにはいられなかった。桐島! 読んでるか!! もしその気があったらライターの募集して来いよ!


【戦場】子供を保育園に迎えに行ってから寝かし付けるまでの「リアル育児」を知って欲しい

2016年に生まれた娘も2歳になりました。その娘を保育園に迎えに行ってから寝かし付けるまでの日常を、味付けせずにそのまま書いた記事。おかげ様で多くの反響があり「いいパパですね~」なんて公開直後はよく言われた。

ただ、私はカッコつけるわけでも謙遜するわけでもなく、普通のことをしているだけである。むしろ「素敵なお父さん!」とか言われちゃうと超プレッシャーだ。というか、専業主婦がマジで1番ヘビーだと思う今日この頃。俺にはできん。


【検証】「絶対にディズニーランドが無理なおっさん」がディズニーマニアに1日案内されたらこうなった

【検証】2歳児とディズニーマニアが「東京ディズニーランド」に行ったらこうなった

こちらはディズニー企画2連発。当初は「ロケットニュースでディズニー書いても読まれるのかな?」と思っていたが、予想に反して多くの人に読んでいただいた。きっと読者の心を射抜いたのは、“ディズニーマニア” こと田代大一朗だろう。

普段からキラキラしている田代だが、ディズニーランドに足を踏み入れた田代のキラキラ度はマジでヤバい。なんというか、目を合わせるのも怖いほどキラキラしているのだ(いい意味で)。

ただ、おかげで娘をディズニーランドに連れて行ってあげられたし、ディズニーの魅力を再確認させてくれた田代には本当に感謝している。来年も1本とは言わず2本、3本とディズニー企画の記事を執筆したい。


【ドン引き】てんやで野菜天丼を「210円で食べる裏ワザ」が反則ギリギリすぎた

これぞロケニュー! ……的な記事なので好きです。来年はこういう記事をたくさん書きたい。やっぱり「ロケットっぽい記事を書こう!」と思うと、偉大なる佐藤パイセンの協力が必須である。パイセン、来年もよろしくお願いしますね!


【大食い検証】スシローで10万円分食べられるのか? 男4人で挑戦した結果… / 第2回「10万円食べるもんズ」

これもロケットニュース24っぽい記事で好き。来年は月1くらいでやっていきたい。人数はともかく、個人的には「ミスド」や「丸亀製麺」での対戦を希望。ところで「10万円食べるもんズ」ってユニット名最高じゃないですか? 命名したのは中澤です。


【真似厳禁】サイゼリヤで1人1万円食べる方法を発見 → 試したら2時間超えの死闘になった

10万円食べるもんズの陰に隠れてしまったが「サイゼリヤで1人1万円使う」ってすごいことだと思うの。


【ガチ検証】1年以上ぶりに「ポケモンGO」をやってみたらこうなった

放置していたポケモンGOに復帰した記事。ネタ的にも今年はポケモンGOに相当助けられた。一方で知人たちには「ポケモンの記事ばっかり書いてんじゃねーよ!」と言われるので、きっと本来のロケニュー読者には響かないネタなのだと思う。でもすみません、来年も書きます。


毎年のように振り返り記事で言っているが、好きな仕事を好きなようにやらせていただいているのは、本当に読者のみなさんのおかげです。きっとみなさんが思う600倍くらいは「本当にありがてえ」と日々感謝しています。いや、本当に。

今年は占いの勉強も始めたので、来年の今頃は「占い師のタマゴ」くらいにはなっているかもしれません。それでもあくまで本業はライターですので、2019年は初心に帰り、みなさんに少しでも楽しんでいただけるような記事をお届けできればと思います。

来る2019年がみなさんにとって素晴らしい1年でありますように。

執筆:P.K.サンジュン
イラスト:稲葉翔子
Photo:RocketNews24.