ハマザキカク (HAMAZAKIKAKU)

社会評論社というお硬い出版社で『いんちきおもちゃ大図鑑』や『エロ語呂世界史年号』など珍書を出してきた編集者。辺境デスメタル・ヒップホップを愛好しており、『デスメタルアフリカ』の著者。

「ハマザキカク」担当の記事

【辺境音楽マニア】デスメタルあるある50選

若者音楽のなかでもヒップホップやテクノなどに比べて、メタルは「汚い」とか「気持ち悪い」と迫害され続けてきたジャンル。最近ではポストブラックメタルやメタルコアがオシャレなものとして人気も高まってきているが、デスメタルからしたらそれもどこ吹く風。

メタルのなかでも、もっともえげつないとされ、人口も少なく、世間から白眼視されているデスメタル愛好家が、日々感じる「あるある」を50個考えてみた。

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【辺境音楽マニア】日本から最も近い白人文化圏「サハリン」のメタル事情

ロシアはインドネシアと並ぶデスメタル大国で、「ペイガンフォークメタル」というジャンルに限って言うと、世界最大規模のシーンを誇る。日本人の間では、ロシアと言ってもほとんどモスクワ。サンクトペテルブルクぐらいしかイメージがわかないが、実はシベリアのオムスクやイルクーツク、ノボシビルスクなどにも大規模なメタルシーンが形成されている。

今回はそんなサハリンのメタルシーンについて、紹介しよう。

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【辺境音楽マニア】過激さを求めた「ブラックメタル」の現状 / ゴリラをコンセプトにしたバンドまであらわる

ブラックメタルは、近代文明や人間社会に否定的なスタンスを採る事で知られる音楽ジャンルのひとつである。当初はキリスト教や西洋文明に対するアンチテーゼから始まったのだが、その内の極端な一派が過激なエコロジーやアナキズムを主張し始め、ついには「グリーンメタル」や「レッドメタル」といった派閥まで登場し始めているのが最近の状況だ。

特に有名なのがその名も「Botanist(植物学者)」というサンフランシスコの「反人類」を掲げる「グリーンメタル」を自称するエコロジカルブラックメタル。まさかと思われるかも知れないが、ポストブラックメタルとの類似性を感じさせ、個性的でなかなか音楽的レベルも高い。今回はそんなブラックメタルの発展について、お伝えしよう。

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【辺境音楽マニア】永久保存版! 誰でもわかる「デスメタル」と「ブラックメタル」の違い12選

「辺境音楽マニア」では世界中のマニアックな “デスメタル” や “ブラックメタル” ネタを提供してきた。しかし元々この手の音楽に馴染みのない方々から、「そもそもデスメタルとブラックメタルってどう違うの?」と聞かれることも多い。

そこで今回は、このメタルの中でも最も過激とされる2つのジャンルの違いを、一般の方々にも分かるように簡単に説明していこう。

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【辺境音楽マニア】まるで世界史クイズ! 各国で増殖する “年号系” メタルバンド

以前の記事で世界で「731」という数字がやたらとメタルバンドの間で使われている事をお伝えした。ロシアには「731」というブラックメタルがおり、オーストラリアには「731」というグラインドコアがいる。実はこの「731」は旧日本軍の人体実験をしていた「731部隊」が由来なのだ。

元々この世界では他にも「324」というグラインドコアや、「311」というミクスチャーバンドなど、数字を名前にするバンドが結構いた。今回はそんな数字を用いたバンド名についてお伝えしよう。

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【辺境音楽マニア】2016年にこの世を去ったメタル界のミュージシャンたち

2016年はデヴィッド・ボウイやプリンス、ジョージ・マイケルなど数多くの有名ミュージシャンが亡くなった年だった。メタルの世界でもMegadethのドラマーであるニック・メンザが急逝した事が報じられた。

しかしそれよりもマイナーなメタルバンドの場合、一般ニュースでは報じられない。アンダーグラウンドのメタルバンドの病死なども含めると、2016年に亡くなったメタラーの数は相当存在する。そこで本稿では、2016年に衝撃的に亡くなったメタラーを紹介しよう。

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【辺境音楽マニア】有名メタルバンドの日本だけの略称10選

以前の記事で、日本で間違った発音で呼ばれてしまっている有名メタルバンドを紹介した。例えば「Napalm Death」は英語での発音は「ネイパーム・デス」だが、日本では「ナパーム・デス」と呼ばれてしまっている。

実はこのNapalm Death、一部からはさらに「ナパデ」と略して呼ばれることも多い。こうなるとバンドメンバー本人や外国人に認知してもらう事を最初から放棄している。今回はそんな有名バンドの略称を紹介しよう。

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【辺境音楽マニア】日本で間違った読み方で呼ばれているメタルバンド10選

以前の記事で、世界の有名メタルバンドが中国では漢字に置き換えられてしまう為、中国人以外にはさっぱりどのバンドの事を指しているのか、分からなくなってしまっている事を紹介した。たとえば、「Children of Bodom」が「博多之子」と表記されたり、「Nine Inch Nails」が「九寸釘」と表記されてしまうのである。

日本でも外国のバンドをカタカナで表記する事が多々あるが、なるべくオリジナルのアルファベット表記で記述した方がいいのではないかと考えている。カタカナに置き換えると原音から掛け離れた表記になってしまう事があるだけでなく、文字だけではバンド当事者や外国人と意思疎通が図れなくなるからだ。今回はそうした日本だけで名前が変わってしまったメタルバンドを紹介しよう。

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【辺境音楽マニア】中国メタルバンド珍漢字表記15選

前回の「辺境音楽マニア」で、海外の有名メタルバンドが中国では漢字表記されてしまう結果、「メタリカ」が「金属乐队」、「チルドレン・オブ・ボドム」が「博多之子」などと、漢字の意味が分かる日本人からすると、とても笑えてしまうことを指摘した。

今回は逆に、中国で有名な中国のメタルバンドの名前を紹介したいと思う。英語表記と漢字表記のギャップをご堪能頂きたい。

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【辺境音楽マニア】いくつわかる? 中国語表記の有名メタルバンド20

以前、この「辺境音楽マニア」で「難読デスメタルバンド名15選」という記事を寄稿した。「۞」や「_-_」など、ウケを狙い過ぎて、逆に読めなくなってしまっているメタルバンド達を紹介したのである。

・中国では欧米のメタルバンドも漢字で表記

さて中国のデスメタル情報を探っていると、漢字だらけで、意味が読み取れない事が多い。しかしGoogle翻訳にかけると「何だそのバンドの事か……」と、呆気にとられる事が多々ある。実は中国では欧米のメタルバンドを、漢字で書くのが一般的なのだ。ある意味、これも「難読バンド」と言える。今回はそんな中国語表記の難読バンドについてお伝えしよう。

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【辺境音楽マニア】世界中のデスメタルバンドで使われる言葉「731」とは?

世界中のブラックメタルバンドの間で、自殺の名所である樹海「青木ヶ原」が人気となっていて、「Aokigahara」というバンドやアルバム、曲名が大量に蔓延(はびこ)っていることを以前指摘した事がある。

その「Aokigahara」と並ぶ日本のネガティブなイメージを増長してしまいかねない、海外のデスメタルの間で人気なキーワードが「731」である。今回はこのワードがいかにブラックメタル界で浸透しているかについて、お伝えしよう。

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【辺境音楽マニア】合計108ものバンドでドラムを務めたロシア人メタルドラマー「Andrey Ischenko」 掛け持ちしすぎでは……

メタルバンドの中で一番希少価値の高いパートは「ドラマー」ではないだろうか? ギターやベースなどの弦楽器と比べても、機材や練習環境にお金が掛かる上に、デスメタルやブラックメタルなどより激しいジャンルでは、ブラストビートというテクニックと体力を要する技術を磨く必要がある。

日本では住宅環境の制限によって、ドラマー人口の数は限られており、ドラマーがバンドの命運を左右するといっても過言ではない。最近ではサイレントドラムによって自宅でも練習する事が可能になってきてはいるが、やはりまだまだハードルは高い。今回はそのドラマーのなかでも、かなり稀有なドラマーを紹介したい。

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【辺境音楽マニア】なぜそこに赤道ギニア人? 南京で活動するラッパー「Mastermix Masta」にインタビュー

以前の記事で、中国・南京で活動する赤道ギニア出身のラッパー「Mastermix Masta」について紹介した。彼の音楽自体に特筆すべき点は見当たらないのだが、その経歴に興味を覚えた私は、インタビューを申し込んでみた。

そうすると一週間ほど経過してから、返事が来た。本人はどれほど意識しているか分からないが、ラッパーとしては相当特異なバックグラウンドである事が分かり、色々な点で示唆に富んでいる。以下はそのやりとりだ。なぜ、南京で活動しているのだろうか?

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【辺境音楽マニア】かなりレア! 中国・南京で活動する赤道ギニア人ラッパー「Mastermix Masta」 PVは中国感皆無

アフリカ開発をテーマにした日本主催の国際会議「TICAD」。今年2016年8月にアフリカで初開催され、今後は日本企業のアフリカ進出の増加が見込まれる。しかし現在、中国のアフリカ進出は遙かに先を行っており、アフリカ大陸には中国人が100万人もいると言われている。ちなみに日本人は約8000人。

また同時に数多くのアフリカ出身の人たちが中国で暮らしている。実は中国を拠点に活動する、アフリカ人ラッパーも存在するのだ。今回はそんな1人、中国で活動する赤道ギニア出身のアフリカ人ラッパーについてお伝えしよう。

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【辺境音楽マニア】どう考えても恥ずかしい名前のインドネシア・デスコアバンド「sHiTaKe」! 由来は日本でお馴染みの食材のアレ

以前の記事で紹介した、知られざるインドネシアのメタルシーンを詳細に伝える書籍『デスメタルインドネシア』。世界でも2番目にブルータルデスメタルが多い国なだけあって、アフリカとは異なり、格好良いバンドが数多くひしめき合っている。

首都のジャカルタやバンドンなどの大都市は、先進国と変わらないバンドばかりだが、地方や僻地に目を向けてみると、まだまだ珍妙なバンドが潜んでいるのである。今回紹介する「sHiTaKe」もそのひとつだ。

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【辺境音楽マニア】スイスには『子連れ狼』でお馴染みの大五郎にちなんだその名も「Daïgoro」がいる!

「しとしとぴっちゃん、しとぴっちゃん」と言えば、そう、あの『子連れ狼』である。その、子連れ狼で出てくる子どもの名前が「大五郎」。前髪とモミアゲの上の部分と、後頭部だけ長く伸ばし、あとは刈り上げた独特の髪型でも知られているアレである。

その「大五郎」をそのままバンド名にした外国のバンドがいる。それはスイスの西部フランス語圏に属するフリブール出身の「Daïgoro」だ。

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【辺境音楽マニア】シンガポールのデスメタルバンドの名前がダサい!! その名も「教え子」! 機械翻訳で悲劇的な日本語名に……

シンガポールに「Oshiego」という名前のデスメタルバンドがいる。スウェディッシュ風のオールドスクール寄りなサウンドに、「Nile」や同国の「Rudra」のような、オリエンタルチューンが特徴だ。

しかしその名前は、あまり英語的なスペルではないので、ひょっとして日本語の「教え子(Oshiego)」を意味するのではないか? と推測した。それにしても暴力的な音楽で知られるデスメタルで「教え子」というのは、かなりマヌケである。「子ども」や「塾」をイメージさせ、全くデスメタルっぽくない。

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【辺境音楽マニア】フランスのヒップホップ『弁慶 & 源』がキャッチーすぎて困る! メロディが耳について脳内無限ループに陥る……

以前ハングルなどが混ざったトンデモ日本イメージを活用したGenetikkというドイツのラッパーを紹介したが、フランスにも同じぐらいトンデモ日本のヒップホップビデオクリップがあった。その曲名は『Benkei et Minamoto』。そう『弁慶と源』である。

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【辺境音楽マニア】韓国要素が混ざった “トンデモ日本” を多用する、独ヒップホップ「Genetikk」のPVが何だかおかしい

以前の記事で、ドイツのヒップホップシーンで「Bushido」や「Chakuza」など、日本語に由来する言葉を用いる事が流行っていると紹介した。日本の神秘的なイメージや格闘技、ゲームなどが格好いいと思われているのである。

さてそんなドイツヒップホップシーンの中でも、完全にコンセプトを日本に振り切ってしまったヒップホップグループがいる。その名は「Genetikk」。作品で日本を取り上げる彼らなのだが、どうもその抱いているイメージが間違っている気がするのだが……。

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【辺境音楽マニア】「広島」はメタル界で多用されるている! 世界中から「Hiroshima」と名の付くバンドを集めてみた

以前の記事で、世界のブラックメタラーの間で、樹海「青木ヶ原」が大人気だという事を紹介した。また世界各国の首都の中で「Tokyo」をバンド名に掲げるメタルバンドが、かなり多く存在することも指摘した。

しかし世界のメタルバンドの中で最も使われる日本の地名は、なんと言っても「Hiroshima」だろう。そこで今回は、オバマ大統領が広島を訪れるタイミングに合わせて、メタル界における「広島」の登場頻度を検証してみた。まずはその名もずばり「Hiroshima」という名前のメタルバンドを紹介しよう。

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