全国のスーパーやコンビニで販売される弁当・惣菜・サラダ・パン等の中から、特に優れた商品を選出し表彰するという『お弁当・お惣菜大賞』。2023年の最優秀賞に輝いたのが、宮城県内に展開するウジエスーパー『麻婆焼きそば』だった。

そもそも麻婆焼きそばの正体が分からないのに、宮城のご当地スーパーでしか買えないとは超ニッチである。でもニッチだからこそ目指す価値があるワケで、そういうワケで仙台市内のウジエスーパーへ行ってみた!

・麻婆焼きそばって?

麻婆焼きそばとは、仙台のご当地グルメ。その名のとおり、麻婆シリーズ(例:丼、ラーメン)の焼きそばバージョンらしい。想像がつくような、つかないような?

ちなみに、この日宿泊していたホテルの朝食メニューに麻婆焼きそばがあった。もともとは賄い料理として提供されていたところ、『秘密のケンミンSHOW』で紹介されたのをキッカケに知名度を上げたグルメなんだって! なるほど〜!

非常に興味をそそられたが、初体験がホテルのバイキングってのも、なんだか麻婆焼きそばに申し訳ない気がしたのでやめておいた。「時間がないけど仙台グルメを体験したい」という人はこういう手段もある。ご参考までに。

ウジエスーパーの惣菜コーナーには麻婆焼きそばのポスターがジャンジャン貼られていた。ウジエスーパーのお惣菜は『お弁当・お惣菜大賞』を8年連続で受賞しているらしい。それ、結構すごいことなのでは?



・予想外すぎたクオリティ

こちらがホテルに持ち帰ったウジエスーパーの麻婆焼きそば。正式名称『仙台グルメ麻婆焼きそば』430円(税込)。

想像どおり、麺の上に麻婆豆腐をかけたものである。惣菜の麺類って、なんとなく伸びてそうな気がしてあまり食べたことがなかったのだが……

レンジでチンしてフタを取ったら、このまま店で出せそうなビジュに仕上がって驚いた。じゃ、いただきます!


すんげぇウマい!!!!!!!


グルメ記事というのは、それなりにおいしいと思ったものをご紹介する場合が多いため、どうしても「おいしい」という感想に偏りがち。しかしコレは本当に、近年稀に見るほどおいしかった。惣菜というハンデを背負ってもなお、そのへんの飲食店のメニューと互角の勝負ができると思う。

麻婆の部分は本格中華とかではなく “日本の麻婆” といった感じ。日本人なら誰でも食べられる甘口仕様だが、甘さのあとにピリリと辛みもくる。そして特筆すべきは、まるで「いま焼いてきました!」みたいなコシのあるソバ。企業努力のたまものと言うほかない。

もう1個買っておかなかったことを、これほど後悔したのも久々だ。ガチで日本一の名に恥じない惣菜。宮城県を訪れた際は、多少遠回りしてでも買いにいくことをオススメしたい。



・好きです、仙台グルメ

すっかりウジエスーパーの麻婆焼きそばの虜になった私だが、“そもそも麻婆焼きそばという食べ物自体がウマい” という可能性もある。そこでホテルの人に「仙台駅周辺で麻婆焼きそばを出す店を教えて」と頼み、『泰陽楼』なるお店が人気との情報を得た。

翌日、さっそく現地へ向かったところ……

Oh…………まさかの定休日! よって私にとっての麻婆焼きそば体験は、今のところウジエスーパーだけである。麻婆焼きそば好きを名乗るには経験が浅すぎるため、次回仙台を訪れた際は麻婆焼きそばツアーを敢行したい所存だ。

仕方がないのでコンビニへ行ったら、今度は『仙台味噌ラーメン』という未知なる仙台グルメを発見してしまった。仙台グルメ界隈、けっこう沼かもしんない。

参考リンク:お弁当・お惣菜大賞
執筆:亀沢郁奈
Photo:RocketNews24.