世界中で空前の大ヒットとなり、原作&映画ともに今でも絶大な人気を誇る『ハリー・ポッター』シリーズ。魔法使いのハリーが親友達と固い絆を結び、悪と戦いながら成長を遂げていく姿に、多くのファンが感動した物語である。

そんな、『ハリポタ』を読みだした男性が、ファンが書いたフィクションをオリジナルだと勘違い! 「『ハリポタ』って、こんな ‟オトナ” な小説だったんだ……」と感想を述べる、彼のコメントが爆笑ものなのである!

・ファンが書いたフィクションをオリジナルだと勘違いした男性

米ニュースサイト『boredpanda』によると、クリス・チャペルという男性が、ネットで『ハリポタ』7冊分の電子書籍を購入。彼は、第4巻の『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』までは、特になんとも思わずに読み進めていたのだという。

ところが、第5巻『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』を読み始めた時に、「あれ!? こんな作品だったっけ?」と不思議に思い、大の『ハリポタ』ファンである同僚のシェリー・チャンさんに質問メールを送ったのである。

・ハリーとハーマイオニーがチョメチョメ!?

二人の長~いメッセージのやり取りをまとめると、なんでも第5巻で、ハリーと彼の親友ハーマイオニーがチョメチョメするシーンが登場するというのだ! 

「『ハリポタ』って児童も読む本だったよな……」と解せない思いで読んでいた彼が、その点をシェリーさんに質問すると、彼女が「このシリーズに ‟オトナ” な描写は全く出てこなわいわよ!」と指摘。しかも、ハリーが思いを寄せるジニーと彼のライバル、マルフォイが ‟イケナイ関係” になるシーンも盛り込まれていたのだ!

・‟オトナ” バージョンな『ハリポタ』になってた!

結局のところシェリーさんとのメールのやり取りで、クリスさんは、ファンが書いたフィクションを購入して読みふけっていたことが判明!!

ファン・フィクションでは、ハリーの従兄で横柄&嫌な奴、ダドリーが命を落とす展開もあり(オリジナルでは死なない)、ファンがやりたい放題で好きなことを書いていたようである。

クリスさんは、これはこれで楽しめたのかもしれない。だが、オリジナルのストーリーに手を加えたファンによるフィクションが電子書籍として販売されているとは、気を付けなければ間違って購入してしまうこともありそうだ。

参照元:Twitter @shelzhangboredpanda(英語)
執筆:Nekolas

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