奈良の室生寺のそばに、ガチでお勧めの料理屋がある。明治四年に創業の「橋本屋」だ。
私は当初、食事だけが目的だったのだが、ここには興味深い要素が食事の他にもあることが発覚! 語られるべきストーリーに満ちたスポットだ!!
奈良の室生寺のそばに、ガチでお勧めの料理屋がある。明治四年に創業の「橋本屋」だ。
私は当初、食事だけが目的だったのだが、ここには興味深い要素が食事の他にもあることが発覚! 語られるべきストーリーに満ちたスポットだ!!
驚くべきことに、奈良には1000年以上も前に作られた土や粘土の仏像(塑像)がいくつも残っている。湿度が高く災害の多いこの国で、木造や銅像と比べ強度に劣る塑像が残っているのは冷静に考えたら凄いことだ。
それ等のなかで国内最大のものが、奈良の岡寺にある如意輪観音坐像。全高は約5メートルにも及ぶそうで、かなり近くから見られるという。
安倍氏と言えば安倍晴明と、彼を祀る晴明神社の認知度がぶっちぎっている。おそらく夢枕獏氏が「陰陽師」で巻き起こした大ブームと、影響を受けたと思しき作品群によるものだろう。
しかし安倍氏は晴明の出てくるだいぶ前から有力な氏族。その本拠地と言っても過言ではないのが、奈良にある安倍文殊院だ。
京都の晴明神社に行ったことはあったが、こちらはスルーしていた。今回初めて行ってみたところ……凄まじい迫力の本尊や、石の加工が恐ろしく精巧な古墳など、見応えが半端ねぇ!!
今年もそろそろ、ゴールデンウィークの予定について、具体的に決める時がやってきた。スギとヒノキの花粉散布は落ち着き、夏ほど暑くなく、植物の緑が美しい。旅行に最適のシーズンだ。
では、どこに行くべきか? もちろん奈良だ!! 今回お勧めするのは、東大寺や奈良公園など、京都・大阪からすぐなスポットではない。より奥地にある大和四寺だ。
この春からJR東海の「いざいざ奈良」で、大和四寺編が始まっている。長谷寺、室生寺、岡寺、そして安倍文殊院にフォーカスしたものだ。
TVCMでは鈴木亮平さんが長谷寺を訪れる様子を見ることができる。3月半ばにプレス向けのツアーが行われ、私も初めて長谷寺を訪れる機会を得た。
期間限定でブラキオサウルスの体高なみに巨大な掛け軸を見たり、12メートル越えの十一面観世音菩薩の、お御足に触れたりできるという。何かとスケール感がおかしいだろ! 行くっきゃねぇ……!!
JR東海の仕掛ける「いざいざ奈良」。この秋からは「西ノ京・平城宮跡編」というのが始まっている。
CMは鈴木亮平さんが唐招提寺を訪れるシーンからスタートし、最後はチャリを抱えて池越しに薬師寺を眺めるカットで終了する流れ。
今回はJR東海の提供で、唐招提寺と薬師寺の協力のもと、CMの舞台となった場所を案内してもらえることに。
JR東海の「いざいざ奈良」で、西ノ京・平城宮跡編が始まっている。公開済みのCMでは、鈴木亮平さんが唐招提寺や平城宮跡を訪れる様子を見ることができる。
私は歴史の教科書でしか唐招提寺を知らないし、平城宮跡は近鉄の観光特急「あをによし」号で通過した際に見ただけだ。
そんな平城宮跡に来てみないかと、JR東海からプレスツアーに誘われた。要は、平城宮跡についてのPRの仕事だ。
しかし、車窓から見た感じ平城宮跡はただのクッソ広い原っぱだった気がする。いくらPR案件と言えど、さすがの私もただの原っぱの宣伝はできねぇぞ……。
こうも毎日暑いのではやってられない。しかし人間にはエアコンを使うというテがあるので、まだマシだ。屋外での暮らしを余儀なくされる野生の動物たちは、過酷な日々を送っていることだろう。
奈良県にはご存知の通り公園に鹿がいるのだが、彼らも「暑くてやってらんねえな」という顔をしているように見える。しかし何故か、この時期の決まった時間に集まって過ごす習性があるのだ。
通称『鹿だまり』というが、記者もここ数年その現象を追っている。果たして今年2023年はどんな様子であるか、数回にわたり観察を行ってみた。
現代人である私たちには、肉も野菜もパンもお茶も、食材はなんでもスーパーで買う文化がすっかり染みついてしまっている。
確かにスーパーの品はどれをとってもバラつきがなく美味しいが、稀にいわゆる “老舗店” へ行くと驚くのだ。ちょっと高いし買いに行くのは面倒くさいけど、普段食べてるヤツより本格的で美味しいやんけ! ……と。
しかし、最近は老舗店だってスーパーに負けず進化しているのだ。先日見つけたお豆腐屋さんなんて、自動販売機でほぼ24時間買える体制を整えていたんだから!
うぉぉぉおおおおおお! マジでやべぇぞ!!! この宿泊体験は、もはやある種の高等教育……!! 宿泊の前と後で、所属するヒエラルキーのランクが上がった気すらする。
開業から100年以上。皇族や各国のVIPが奈良県を訪れた際の利用率の高さはぶっちぎりな、宿泊業界のレジェンド。それが奈良ホテル。実は先日、本館に1泊してきたので、どんな感じかお伝えするぞ!
で、ここはどこなんです? なんかわけわからん路地裏に来てますけれど……。
鈴木亮平さんのCMで話題の「いざいざ奈良」。今回は春日大社・高畑エリアのスゴさを伝えたいということで、JR東海に奈良を案内してもらっている。予定ではこれから春日大社に行くはずだ。
しかし今いるのは、Google Mapにすらスルーされた道。いやどこやねんマジで。
JR東海が仕掛ける「いざいざ奈良」。鈴木亮平さんを起用したCMが話題だ。奈良といえば中学・高校の修学旅行先として、京都とセットでド定番のスポット。
私も高校の修学旅行で半日だけ行った……が、それが最後の奈良体験。以降は旅行先として検討したことすらない。神社仏閣なら京都にもあるし、京都で新幹線から乗り換えるのダルいし、なら京都で良くね? みたいな?
そんな感じで全ての奈良民が激怒しそうなことを思っていたら、JR東海と近畿日本鉄道を刺激してしまった。奈良をナメている私に奈良のスゴさ……の前に、京都から奈良に行くまでのスゴさをわからせるという。
なぜそうするかわからないが、習慣なので続けているというのはよくあること。地域一体で取り組む行事なんて、その最たる例ではなかろうか。
どうやらこれは人間だけでなく、鹿界隈でも同じらしい。この夏も例の如く、あの場所に集まる鹿たち。その姿を見て、そのようなことを思った次第だ。それでは2022年も、いつものように『鹿だまり』観察といきましょうか。
奈良と言えば奈良公園である。観光で訪れたらとりあえず1度は寄っとかないと、「奈良に来た」という実感が湧かないレベルの定番スポットだ。
なんと、そんな奈良公園でせんべろができるという。なんなら、200円からべろべろになれるというから尋常ではない。生ビール中ジョッキ一杯分にも満たない価格でべろべろになれるだと!? そんな噂を聞いた我々は、ことの真相を確かめるべく奈良公園へと飛んだ。
なにごとも決めつけは良くないと、これほど感じたことはない。幾度となく、その店の前は通っていたのだ。しかしなんとなく「入りにくいな……」と、実に10年ほどスルーして生きてきた。
今ならばわかる。この10年は多大なる損失であったことが。その10年の時を埋めるかのように、近ごろは奈良県は奈良市の『レストランニュー大黒』に通う日々である。
歳をとるにつれ、自分の限界に挑戦する機会もめっきり減ってきた。よく言えば加減が分かってきたということで、悪く言えばガッツがなくなってきたのだろう。
いっちょここらで、無理難題にも果敢にチャレンジする熱い心を取り戻すべきではないか。今こそこれまで敢えて避けてきた、米2.5合デカい豚カツが2枚ドンと乗っているという『国境食堂』のカツ丼(大)に挑む時が来た……のかもしれない。
奈良県ではここのところ、相次いでクラフトコーラが誕生している。都会よりちょっと遅れてブームが来る、地方あるあるだな。いずれの奈良県産クラフトコーラにもこだわりがあり、パッケージも凝っていたりと情熱を感じるぞ。
中でも生薬として使われることもある、大和当帰(やまととうき)などを使った『大和コーラ』が気になるところ。当帰はそこそこクセがあるように思うが、コーラとの相性は如何なものか。飲んでみるっきゃないぜ!