「日本で2番目に低い山がある」という情報をキャッチした私の率直な感想はといえば「そりゃ、あるでしょうね」だった。しかしその標高が『4.53メートル』で、おまけに所在地が『大阪』であると知れば急に「ネタの香り」が漂ってきたのだから大阪ってスゴイ。
国土地理院の発表によれば『山の定義』というものは存在しておらず、「周りに比べて地面が盛り上がって高くなっているところ」であれば山といってよいのだそうだ。つまり砂場の砂を積み上げたものだって「山っちゃあ山だし、砂っちゃあ砂」ということになる。要は山を名乗っているかどうか、であろう。
「日本で山を名乗っている中で2番目に低い山」たる大阪の天保山では、なんと『登頂証明書』を発行してくれるらしい! メチャクチャほしいってほどでもないが、もらってきて自慢すれば1日くらいは職場の人気者になれるんじゃないか?